てぃ先生の就活失敗談【中】~実習での失敗編~ | 新卒保育士(幼稚園教論)の就活・就職・求人情報なら保育士就活バンク!

てぃ先生の就活失敗談【中】~実習での失敗編~

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実習で遅刻?!てぃ先生の学生時代に迫る

保育や子育てに関するネガティブなニュースが多い中、思わず「くすっ」としてしまう子どもたちの可愛い姿をTwitterで発信し続けるてぃ先生。
その独自のスタイルが話題となり、フォロワー数は現在42万人を超えています。
今や"カリスマ男性保育士"と呼ばれるてぃ先生ですが、学生時代には苦戦したこともあったそうです。
前回のインタビューに引き続き、中編の今回はてぃ先生の学生時代のお話に迫ります。 てぃ先生に、学生時代を思い出してもらいました <てぃ先生に、学生時代を思い出してもらいました>

実習初日で遅刻!「もう帰っていいよ」と言われ...

−いちばん印象深く覚えている保育実習について聞かせてください。
実習園では子どもたちや職員の方とも親しくなり、楽しい思い出がたくさんあります。 しかし、ひとつだけヒヤっとした実習がありました。
幼稚園で実習をした時のエピソードなのですが、オリエンテーションの日に朝寝坊をしてしまったんです。
朝の10時からオリエンテーションが始まるのに、起きたら10時を過ぎていました。
どうしよう!と焦りながらも、実習園に電話をして正直に寝坊をしたと伝え、急いで園に向かいました。
実習園は自宅から遠く、電車で1時間半かかる場所にありました。
12時少し前に園に到着すると、当然ながらオリエンテーションは終わっていて、一緒に実習をする予定の友人たちが職員の方と談笑している様子が目に飛び込んできました。
「遅くなりました」と頭を下げると「もう終わったから、帰っていいよ」と言われてしまい、結局、僕だけ説明も聞けず資料も貰えず、そのまま帰ったんです。
−それはヒヤっとしますね......。その後の実習はどうでしたか?
初日は先生たち全員から無視されました(苦笑)。 男性保育士の方からは「なんでお前来てんの?」と冷たいお言葉も......。
これはまずいぞと思い、2日目の朝は始発の電車に乗って誰よりも早く園に到着しました。 こうなってしまった原因は僕の遅刻なので、早起きをして挽回したかったんです。
最初に来る先生を門の前で待ち、園に入るとちり取りとほうきを持って敷地内を掃除しました。
トイレ掃除や、女性の先生があまり好きでない砂場堀りも自ら進んでやりました。 夏の暑い時期だったんですが、これを毎日続けて......。
実習2日目は相変らず無視されていたんですが、3日目くらいから少しずつ先生たちの態度が変わってきたんです。 掃除をしているとき、「先生、いつもありがとう」と声をかけてもらうことができました。
そこからは、とても熱心に指導してもらい、最終的には良い評価をもらって実習を終えることができたんです。 (ほかの園を見学して学ぶ てぃ先生)
<ほかの園を見学して学ぶ てぃ先生>

ピアノは特異な人に任せてもOK!

−学生時代に勉強した科目で、いちばん役に立っているものは?
発達心理学は今でも役に立っています。
表面的な子どもの姿だけを見るのではなく、心の中で何を考えているのか、子どもたちの心の状態を頭に入れた上で言葉をかけないと、何も響かないんですよね。
年齢や発達に合わせた保育を考えていく上でも、発達心理学で学んだことは大切にしています。
−ピアノが苦手な保育学生も多いと思うのですが、てぃ先生はどうでしたか?
僕は、保育の勉強をして初めてピアノに触れました。ピアノ教室にも通い、最低限必要なレベルは弾けるようになりました。 今も、お誕生日会やお集まり、お片づけの時に少しだけピアノを使うこともありますよ。
でも、職場にはピアノが得意な先生もいるので、発表会や入園式などでは得意な先生に任せるのがベストだと思います。 その代わり、自分が得意な分野でしっかりと役に立つことも忘れないようにしています。
ピアノに限らず、それぞれの特技を出し合って、チームで保育をしていけたら良いんじゃないかな?

知識よりも意欲をもって実習へ!

−最後に、これから保育実習を迎える人たちに向けて「これは準備しておくと良い」というものがあれば、教えてください。
特別な準備は必要ないと思っています。 絵本や手遊びの引き出しを増やしておけば実習で活かすことができますが、子どもとの関わり方やトラブルの対応は保育現場で実践してみるまで分からないことだと思います。
いくら机の上で教科書を読んで覚えても、その知識はほとんど役に立たない場合が多いんです。
知識よりも、積極的に子どもや職員に話し掛けて学ぶ意欲が重要ではないでしょうか。
特に初めての実習では緊張するかもしれませんが、頑張ってください。
(構成:佐藤愛美)