夏の天敵といえば紫外線。保育園ではプールや外遊びなどで日に当たることが多いですが、日焼け対策をできていない保育士さんも多いはず。
また、日焼け止めを塗り直す時間が取れず、諦めてしまう方もいるでしょう。
今回は保育士さん向けの日焼け対策や体への影響、日焼けしやすい場面について紹介します。
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保育士が日焼けしやすいタイミング
夏の暑い日は特に気になってしまう日焼けですが、保育士さんは紫外線を避けづらい環境にあるでしょう。
どのようなタイミングで紫外線を浴びてしまうのか、具体的にまとめました。
外遊び
保育園では外遊びや散歩など、外で過ごす時間に日焼けしやすいと言えるでしょう。子どもからなかなか目を離せず、完全な日焼け対策を行うことができないことから紫外線の影響を受けやすい環境にあります。
夏場はプール・水遊びなど外に出る機会も増え、日焼けに悩む保育士さんは多いかもしれません。
室内
太陽の光がたっぷり差し込む保育園では、室内でも日焼けしてしまうので要注意。
夏場はとくに紫外線が強いため、外出しない日でも日焼け対策は必要になります。
日焼けの影響とは?
日焼けをするとシミ・そばかすなど肌トラブルや、髪の毛にダメージが起こってしまう可能性があります。皮膚や眼の病気が起こるリスクも上昇するので、対策は非常に重要です。
また、人によっては紫外線の影響で頭痛や吐き気が起こることもあるようです。
しかしながら、毎日子どもたちとかかわるなかで対策を徹底することは難しいことも。保育士さんに効果的な日焼け対策にはどのようなものがあるのでしょうか。
保育士に効果的な日焼け対策
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ここからは、保育士さんでも行いやすい日焼け対策について紹介します。手軽な方法を4つ集めました。
日焼け止めを塗る
既に行っている保育士さんも多いかもしれませんが、基本的な対策である日焼け止めを塗ることは非常に大切です。
日焼け止めの特徴
日焼け止めには紫外線をブロックする効果として、2つの特徴があります。
- 紫外線散乱剤:紫外線を反射するタイプで肌に優しいが、付け心地が悪い
- 紫外線吸収剤:紫外線を吸収するタイプで肌触りはよいが、肌への負担が大きい
紫外線A波を防ぐPAと、紫外線B波を防ぐSPFの数値も確認し、自分に合った日焼け止めを選びましょう。
日焼け止めの種類
日焼け止めには、以下のようにさまざまな種類があるので場面や肌質によって使い分けるとよいでしょう。
- クリーム
- ローション
- ジェル
- スプレー
特にスプレータイプは髪の毛やメイクの上からも使えますし、短時間で塗れるため忙しい保育士さんにも向いているでしょう。
水遊びのある日はウォータープルーフのものを使えば、水で濡れてしまっても日焼け対策を行うことが可能です。
帽子をかぶる
外遊びの時間に帽子をかぶることで、日焼け対策だけでなく熱中症対策も行うことができます。ツバの広い帽子であれば紫外線を避けやすいですが、大きすぎるとツバが子どもに当たったり、顔に影ができて怖いイメージを与えたりしてしまうので注意しましょう。
また、保育の邪魔にならないように、視界がはっきり見えるものを選ぶのもポイントです。詳しい帽子の選び方については、以下の記事で解説しているので参考にしてみてくださいね。
関連記事:☆保育士の帽子の選び方や種類。日よけ、日焼け対策に適した帽子とは/保育士就活バンク!
長袖・長ズボンを身に着ける
紫外線から守るために、長袖・長ズボンなど肌をしっかり隠せる衣類を身に着けるのも効果的です。
綿など風通しがよく、吸水性や速乾性のある生地を選ぶことで熱中症も防げるでしょう。
UVカットアイテムを使う
UVカットのアームカバーやパーカーを使えば、より日焼け対策の効果を高められそうです。
しかし、アームカバーなどは子どもに引っ張られ危ないという理由から、禁止の園もあるようなので事前に規定を確認しておきましょう。
日焼けに効果的な栄養を摂る
ビタミンE・ビタミンA・リコピンなどは抗酸化作用が高いと言われており、日焼けによる肌トラブルの抑制が期待できます。特にリコピンは紫外線のダメージやメラニン生成を抑えられるので、トマト・人参・スイカなどを積極的に摂りましょう。
また、日焼け対策に時間を割けない保育士さんは、サプリメントを活用するのも一つの方法です。日焼けによるダメージを内側からケアできるため、場合によっては活用してみてもよいでしょう。
日焼け対策を行いながら保育士の仕事を楽しもう
今回は、保育士さんに向いている日焼け対策について紹介しました。
手の空く時間が少ない保育士の仕事ですが、紫外線を避けなければシミ・抜け毛・頭痛などさまざまなトラブルが発生しやすくなります。
そのため、スプレータイプの日焼け止めを使ったり、インナーケアを行ったりして負担のない日焼け対策を始めましょう。夏には水遊びなど濡れる場面もあるため、ウォータープルーフのアイテムを取り入れてみるのもポイントです。
無理のない日焼け対策を行い、夏の保育を思い切り楽しんでくださいね。