奈良県の保育士給与情報
2019年度、奈良県全体の保育士の平均給与は女性が24万6800円です。保育士の有効求人倍率は2020年4月時点で2.55倍と、全国平均の2.45倍を若干上回っているため、保育士のニーズが高まっているといえるでしょう。奈良県では保育士の人材確保に力を入れており、保育士修学資金等貸付事業などを実施しています。さらに勤めた施設に定着してもらうための支援を行うなど、保育士として働き続けやすいエリアかもしれません。
奈良県は、近畿地方の中央部に位置する県です。海岸に接していない内陸県で、奈良盆地がある北部は四方を山に囲まれています。奈良盆地では広葉樹が生い茂る地域もありますが、古代遺跡が数多くあるため全国的に有名な観光地となっています。一方、南部は県土面積の約2/3を占める吉野山地が広がり、険しい地形と豊富な水量によって美しい自然景観を楽しむことができるようです。奈良県の特産物としては、お米、いちご、トマト、柿、わさび、きのこ、お茶などがあります。
奈良県では奈良市中心部において電車や自転車などの利用率が上がるものの、県全体としては自家用車を交通手段としている人が大半を占めています。歴史的な建造物の多い奈良県には高さ規制があり土地が高い奈良市や橿原市でも、高層ビルや高層マンションが建てられないようになっています。子育てに関しては中学受験が盛んな土地で、東大寺学園中学や育英西中学など充実したカリキュラムを導入した中学校が豊富。奈良県の土地柄仏教を重んじている学校が多いのも特徴です。