保育学生さんの回答を記録するため、ほとんどの面接官が取っているメモ。こまかく取っているときは自分に興味があると捉え、合格のサインと考える方も多いかもしれません。一方、あまり取らない場合は不採用なのではと不安に感じる方もいるでしょう。今回は、面接官のメモの有無と選考結果に関係があるのかについて紹介します。
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■目次
面接官がメモを取る・取らないは選考結果に関係する?
保育学生さんの中には、面接官がメモを取っている様子を見たことがある方もいるでしょう。
メモの有無や量が結果に影響するのではと思う保育学生さんもいるかもしれませんが、基本的に関係ない場合が多いようです。
メモをどれだけ取るかは面接官のタイプによって異なり、何でも記録する方、要点だけ記録する方、まったくメモをしない方など人によってさまざまでしょう。
しかし、保育学生さんに興味がある場合は多く取っていたり、不採用と判断したときは途中でメモを止めたりといった傾向はあるかもしれません。
メモを取る・取らないのケース別の理由を知って、安心して面接に参加しましょう。
面接官がメモを取る理由
まずは、面接官がメモを取る理由を紹介します。
公平に面接を行うため
面接官がチェックシートを使っており、メモを取っているように見えることがあるかもしれません。
面接官によって判断基準が異なると不公平になるので、ばらつきが出ないように園でチェックシートを用意している場合があるようです。
項目に沿って身だしなみや受け答えの内容などを記録し、保育学生さんの情報をこまかく記録しているのでしょう。
人事部に説明するため
面接官に採用権限がない場合、人事部や園長などに合否の理由を説明する必要があるでしょう。
特に近年の保育業界は人材不足と言われているので、不採用の判断にもしっかりとした理由を求められることが考えられます。
そのため、印象的な回答や身だしなみなどをこまかくメモに取り、他の人に明確な説明ができるようにしているのかもしれません。
後で検討するため
面接後に採用可否をゆっくりと検討したいという面接官も、メモを頻繁に取ることが考えられるでしょう。
後から慎重に合否を検討するために、保育学生さんの話を一つひとつ記録している場合がありそうです。
面接後にメモ帳を見ながら、園に合う人材であるか、話の筋は通っているのかなどを確認しているのかもしれませんね。
面接官がメモをしないケース
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上記で説明したような理由から、基本的に面接官はメモを取ることが多いようです。
しかし、中にはメモをしないケースもあるようなので具体的にまとめました。
面接官が複数いる場合
面接官が複数いるときは、メモを取らない方もいるようです。
メモを取る方以外の面接官はじっくり様子を観察したり保育学生さんと会話をしたりすることに集中できるよう、役割を分担しているのかもしれません。
また、現場のリーダーである主任保育士さんなどが立会人として面接に参加している場合も、メモを取らないことが多いかもしれません。
面接官に採用権限がある場合
園長など採用権限のある方が面接をしているときも、メモを取らない場合がありそうです。
自身の判断で採用可否を決めることができるため、報告などのためにこまかく記録をしておく必要がないのかもしれません。
園の責任者が面接を行う最終面接などに多いケースと言えるでしょう。
面接官はメモ帳に何を書いている?
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最後は、面接官がメモ帳に何を記載しているのかについて解説します。
質問の回答
メモ帳に記録している内容として、保育学生さんの質問の回答が挙げられるでしょう。
後でメモ帳を見ながら、的確に答えられているか、園に合いそうな人材であるかを確認しているのかもしれません。
人間性
面接中の印象や身だしなみといった、人間性にかかわる部分を記録していることも考えられます。
保育学生さんの性格や雰囲気など、書類からは読み取れないような部分を書き出しているのでしょう。
園の雰囲気と照らし合わせ、マッチする人材であるかを確かめているのかもしれません。
インパクトのある内容
保育学生さんの回答にインパクトを感じたという理由で、メモに記録していることも考えられます。
予想していた回答と異なっていたり、珍しい回答をしていたりした場合にメモを取ることが多そうです。
回答後すぐにメモを取り始めた場合は、特に好印象を与えられている可能性があるかもしれませんね。
採用や不採用の理由
面接官はメモ帳に採用や不採用の理由を記載している場合もありそうです。
一日に何人もの保育学生さんと面接をする面接官は、メモを取らなければ情報を覚えきることができないでしょう。
そのため、後で人事担当と話したり、自身で見直したりするために「園の保育方針と合う」などとこまかく記録しているのかもしれません。
面接官のメモの有無と選考結果の関係性を理解し、安心して就活を進めよう
今回は、面接官のメモの有無が選考結果とかかわるのかについて紹介しました。
基本的にメモをどれだけ取るかは面接官によって異なるので、関係ない場合が多いようです。
メモを取る意図としては、公平に面接をしたり後で検討したりするためといった理由が挙げられるでしょう。
しかし、面接官が複数いる場合や、面接官に採用権限がある場合はメモをしないこともあるかもしれません。
面接官のメモの有無に捉われず、自分らしく就活を進められたらよいですね。
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