面接にメガネをつけていくことを検討する保育学生さんもいるでしょう。視力が低かったりコンタクトが合わなかったりなどの理由で、かけなければいけない場合もあるかもしれませんね。今回は、面接でメガネを身につけてもよいのかについて紹介します。あわせて、フレームの色などの選び方も具体的にまとめました。
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■目次
面接でメガネをかけてもよい?
視力をサポートするメガネ。
コンタクトが体質に合わない保育学生さんなどにとっては欠かせないアイテムなので、面接でかけていても問題はないでしょう。
しかし、保育でメガネをつけていると子どもにケガをさせてしまうなどの恐れもあるため、面接でつけていると気にする面接官もいるかもしれません。
そのため、メガネをかけるか悩んでいる場合は、コンタクトを使うようにするとよさそうです。
また、保育中のメガネの扱いについて聞かれたときのために、コンタクトが体質的に難しいといった理由や、やわらかいフレームを選ぶなどの対策法を答えられるようにしておくと安心でしょう。
ここでは、そのような保育学生さんのために、メガネの選び方やつけるときのポイントをくわしく紹介します。
メガネが面接官に与える印象
まずは、メガネをかけることで面接官に与える印象をまとめました。
頭がよさそう
メガネをつけていれば、面接官に理知的なイメージを与えられるかもしれません。
目が悪くなるほど勉強や読書に励んだという印象を持つ方もいるようなので、「勉強が得意なのかな」と思われることもあるでしょう。
また、頭のよさは理性的なイメージにもつながることから、感情のコントロールが上手な人と捉えられる場合もありそうです。
人柄が分かりづらいかも
メガネによって顔の一部が隠れるため、表情が読み取りづらくなってしまう可能性もあるでしょう。
面接官は保育学生さんの表情から人となりを読み取ることもあるようなので、場合によってはマイナスのイメージを抱いてしまうかもしれません。
そのため、メガネをかける保育学生さんはいつもより豊かな表情を心がけるなどして、デメリットをカバーできるとよいですね。
面接に合ったメガネの選び方
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ここからは、面接に合ったメガネを選ぶポイントを紹介します。
フレーム
色
メガネを用意するときは、フレームの色に注意するようにしましょう。
赤や黄色など明るい色を選んでしまうと、スーツから浮いて見えてしまうことが考えられます。
黒やネイビー、こげ茶など暗めの色にすれば、落ち着いたイメージを与えられるでしょう。
太さ
メガネを選ぶときのポイントとして、フレームの太さも挙げられそうです。
太すぎるフレームを選んだ場合、カジュアルな印象を抱かせてしまうかもしれません。
そのため、真面目で自然な雰囲気になるように、できるだけ細いものを用意したほうがよいでしょう。
素材
チタンなどで作られたメタルフレームは落ち着いたイメージになるので、就活にぴったりな素材と言えそうです。
一方、べっ甲やプラスチックの素材はやさしい印象を与えるものの、カジュアルに見える場合もあるかもしれません。
そのため、正面から見たときにフレームが太すぎないものを選ぶことがポイントです。
レンズ
色
就活で使うメガネを選ぶときは、レンズの色に気をつけたほうがよいでしょう。
透明なレンズを用意したつもりでも、UVカットやブルーライトカットの機能がついていると色がついているように見えることもあるかもしれません。
面接では特別な機能がついていない、通常のレンズを選んでおくと安心ですね。
形
レンズにはさまざまな形があるので、顔の輪郭とのバランスを見ながら選ぶとよいかもしれません。
丸顔の方は角のあるスクエア型、三角顔の方は円形のオーバル型、面長顔の方は台形のウエリントン型、四角顔の方は逆三角形のボストン型が似合うと言われています。
また、レンズが角ばっているとしっかりとした印象に、丸みがあるとやわらかい印象を与えられるようです。
サイズ
レンズのサイズが合わないと顔全体のバランスが崩れてしまい、不自然に見えてしまうかもしれません。
そのため、レンズの縦幅は眉から顎までの長さの1/3くらいに収まるようにするとよさそうです。一方、横幅は顔幅といっしょか、それより小さめのサイズを選びましょう。
心配な保育学生さんはメガネショップの店員さんに相談し、ぴったりなメガネを探してもらえるとよいかもしれませんね。
面接でメガネをかけるときの注意点
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最後は、メガネをかけるときに気をつけるポイントもまとめました。
前日までに確認しておくポイント
レンズをきれいに磨く
前日中までに行うポイントとして、レンズをきれいに磨いておくことが挙げられるでしょう。
メガネに指紋などの汚れがあると、身だしなみが整っていないイメージを与えてしまうかもしれません。
面接の前日中にしっかりと磨いておき、面接前にも鏡などで確認できると安心ですね。
予備を用意する
面接先の園へ向かう間にメガネを落としてしまい、破損することもあるかもしれません。
特に視力が弱い保育学生さんの場合、メガネがないと面接官の顔や資料が見えずに困ってしまうことも考えられます。
そのため、予備のメガネやコンタクトを用意し、いざというときのためにバッグに入れておくとよいかもしれませんね。
レンズが曇るのを防止する
感染症対策のため、マスクをつけて面接に行く保育学生さんも多いでしょう。
しかし、マスクといっしょにメガネをつけるとレンズが曇り、面接に集中できなくなってしまうかもしれません。
曇るのを防止できるジェルやスプレーなどを使い、万全の状態で臨めるようにしましょう。
面接当日に注意するポイント
かけ直す仕草をできるだけ控える
面接当日に注意するポイントとして、メガネをかけ直す仕草を最小限に抑えることが挙げられそうです。
お辞儀をしたりうなずいたりするたびにかけ直していると、落ち着きのない印象を与えてしまうかもしれません。
また、保育学生さん自身も気が散ってしまう可能性があるので、顔にフィットするメガネを用意するようにしましょう。
不安な保育学生さんは購入したメガネショップなどに行き、メンテナンスをしてもらっておくとよさそうです。
証明写真と統一する
保育士の面接へ行くときの身だしなみは、基本的に証明写真に合わせましょう。
証明写真と同様の姿でなければ、面接官が顔を覚えづらくなってしまうかもしれません。
そのため、メガネの有無は証明写真に合わせたり、かける場合は同じメガネをつけたりするようにしましょう。
前髪がかからないようにする
前髪がメガネにかからないようにすることも、面接へ臨むうえで大切です。
メガネに髪の毛がつくとだらしない印象になり、ネガティブなイメージを抱いてしまうかもしれません。
女性はピンで留める、男性はワックスで整えるなどして、途中で髪型が崩れないようにするとよいでしょう。
面接でメガネをかけるときのポイントを押さえ、保育士の就活を成功させよう!
今回は、保育士の面接でメガネをかけてもよいのかについて紹介しました。
メガネは視力が低く、コンタクトが合わない方にとっては欠かせないアイテムのため、就活で身につけていても問題はないでしょう。
しかし、メガネを用意するときはフレームやレンズに注意し、カジュアルな印象を与えないようにすることが大切です。
保育学生さんは曇るのを防止したりきれいに磨いたりなどの注意点も押さたうえで、本番に臨んでみてくださいね。
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