【保育士の面接】どうやって来たかを聞かれたときの答え方。理由や例文もあわせて紹介

面接でどうやって来たかを質問されたときの答え方が分からず、悩む保育学生さんもいるでしょう。「電車で来ました。」のように、一言で回答してよいのか迷ってしまいますね。今回は、保育士の面接で交通手段を聞かれたときの答え方をまとめました。あわせて、電車やバス、徒歩などケース別の例文もくわしく紹介します。

面接中の女性

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保育士の面接でどうやって来たかを聞かれる理由とは?

保育学生さんの人間性を見るために、さまざまな質問をされる面接。中にはここまでどうやって来たかを聞かれ、戸惑ってしまう保育学生さんもいるかもしれませんね。

保育学生さんはここで紹介する答え方を参考に、スムーズに回答できるようになりましょう。

まずは、面接でどうやって来たかを聞かれる理由を解説します。

通勤方法や通勤時間を確認するため

面接でどうやって来たかを聞かれる理由として、通勤方法や通勤時間を確認することが挙げられます。

入職したらほぼ毎日通勤することになるため、保育学生さんが負担を感じたり遅刻したりする可能性がないかをチェックしたいのかもしれません。

そのため、保育学生さんが負担なく通勤できることが伝わるように、具体的な経路などを話せるとよいですね。

論理的に話せるかを見るため

論理的に話せるかを確認することも、面接でどうやって来たかを聞く理由として挙げられるでしょう。

分かりやすく簡潔に話せるかを見るため、あえて答えやすい質問をしているのかもしれません。

保育学生さんは交通手段や経路などを順序だてて説明し、論理的に伝わるよう工夫できたらよいですね。

保育学生さんの緊張をほぐすため

採用担当者は保育学生さんの緊張をほぐせるように、「今日はどのように来ましたか?」と質問していることも考えられます。

「〇〇駅から△△線に乗り、□□駅で降りました。」のように答えれば、採用担当者から「私と同じ路線ですね」「家から近いのですね」など次につながる会話が生まれるでしょう。

保育学生さんの素の姿を見るためにも、なごやかな雰囲気づくりを意識しているのかもしれませんね。

保育士の面接でどうやって来たかを答えるときのポイント

スーツで歩く女性

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面接でどうやって来たかを答えるときは「電車で来ました」のように交通手段だけでなく、経路や所要時間も伝えるのがポイントです。

ここからは分かりやすく答えるコツを具体的にまとめました。

1.交通手段を答える

まずは、面接会場までの交通手段を一言で簡潔に伝えましょう。

「自宅から貴園まで電車を利用して参りました。」のように最初に結論を持ってくることで、論理的に説明することができそうです。

また、中には車で行くことを考えている保育学生さんもいるかもしれませんが、園の関係者の駐車スペースがなくなって迷惑をかけたり、交通トラブルに巻き込まれたりすることが考えられます。

そのため、園が駅やバス停から離れているなど特別な理由がない限りは、公共交通機関を使ったほうがよさそうですね。

2.経路を説明する

交通手段を答えた後は、具体的な経路を説明するとよいでしょう。

何線を使ったのか、どこで乗り越えたのかなどを伝えれば、詳細なルートが伝わりやすくなりそうです。

採用担当者は通勤方法を把握するために質問しているかもしれないので、しっかりイメージできるような回答をすることを心がけましょう。

3.所要時間を回答する

経路を説明した後は、所要時間を回答するとよさそうです。

その際は履歴書に記入した通勤時間と異ならないように、事前に確認しておくことが大切。

また、今回は遠距離から来て長くかかってしまったものの引っ越す予定がある保育学生さんは、転居後の通勤時間もあわせて答えるとよいでしょう。


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【ケース別】保育士の面接でどうやって来たかを答えるときの例文

スーツで歩く女性

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ここでは、面接でどうやって来たかを答えるときの例文をくわしく紹介します。

近距離から来た場合

電車・バス

自宅から貴園まで電車を利用して参りました。

最寄り駅である〇〇駅から△△線に乗り、□□駅で降りました。そこから貴園まで、5分ほど歩きました。

自宅から貴園までの所要時間は約30分です。

自宅から園まで、1本の公共交通機関で向かった場合の例文です。

自宅からどの路線を使ったか、園まで何分ほど歩いたのかを詳細に伝えられるとよいでしょう。

自宅から貴園までバスと電車を利用して参りました。

最寄りのバス停である■■から▲▲バスに乗り、●●で降りました。そこから△△線に乗って□□駅で降り、貴園まで5分ほど歩きました。

自宅から貴園までの所要時間は約40分です。

自宅から園まで、公共交通機関の乗り継ぎがある場合の例文です。

乗り換えた駅や路線の名称も添えれば、具体的なルートが伝わって丁寧なイメージを与えられるかもしれません。

駅や路線の名称を間違えないように、面接前に確認しておくとよいですね。

徒歩

自宅から貴園まで徒歩で参りました。

〇〇通りを△△方面に向かうと、□□という店舗が見えてきます。そこを左に曲がって直進すれば、5分ほどで貴園に到着します。

何度も通ったことのある道ですので、自宅から貴園まで約15分で着きました。

自宅から園まで、徒歩で向かった場合の例文です。

複雑な道のりを説明しすぎてしまうと、「情報をまとめられていないな」と思われてしまうかもしれません。

そのため、徒歩の場合は「△△方面に向かう」「〇〇通り沿い」などの表現を使い、分かりやすくまとめられるとよいですね。

遠距離から来た場合

引っ越す予定がある

今朝、〇〇空港から飛行機に乗り、□□空港で降りました。そこから△△線に乗って□□駅、■■線に乗って●●駅で降りました。●●駅から貴園まで、5分ほど歩きました。

本日は到着まで3時間くらいかかりましたが、内定を頂けましたら30分以内で通勤できるエリアに引っ越す予定です。

自宅から園まで遠距離であるものの、引っ越す予定があるケースの例文です。

当日のルートを説明した後に引っ越しすることを伝え、その場合の通勤時間も添えれば、採用担当者に「入職しても問題なさそうだな」と感じてもらえるかもしれませんね。

引っ越す予定がない

自宅から貴園まで電車を利用して参りました。

最寄り駅である■■駅から▲▲線に乗り、●●駅で降りました。そこから△△線に乗って□□駅で降り、貴園まで5分ほど歩きました。

自宅から貴園までの所要時間は約1時間20分です。

▲▲線の始発は6時からですので、入職した場合は7時半から出勤することができます。

また、現在も1時間半ほどかけて大学まで通っていますが、遅刻や欠席をすることなく通学できています。

そのため、通勤時間に関しては問題ありません。

自宅から園まで遠距離であり、引っ越す予定がないケースの例文です。

この場合、園までの所要時間が長いと採用担当者は「問題なく通勤できるのかな…」と不安になってしまうかもしれません。

そのため、「1時間半ほどかけて大学まで通っていますが、しっかり通学できています。」のようにフォローとなる言葉を添えるとよさそうです。

朝早くからのシフトがあるときは、何時から出勤できるかも伝えると丁寧なイメージを与えられるでしょう。

保育士の面接でどうやって来たかを答えるときの注意点

最後は、面接でどうやって来たかを伝えるときの注意点をまとめました。

ネガティブな発言は控える

園までの交通手段や所要時間を聞かれたときは、ネガティブな発言を控えることが大切です。

「道が分かりづらかった」「乗り換えが大変」のようにマイナスの内容を伝えると、「入職後にしっかり通勤できるかな」と思われてしまうかもしれません。

そのため、「すぐに覚えられそうです。」など、ポジティブな発言を心がけたほうがよいでしょう。

要約して回答する

経路の説明などで長々と話してしまうと、「論理的に話せないのかな」と捉えられてしまうかもしれません。

また、駅や路線の名称をスムーズに伝えられない場合、「事前に調べてこなかったのでは」と思われることも考えられます。

事前準備が足りないイメージを持たれてしまうので、駅や路線の名称や所要時間、経路などをあらかじめ調べておくようにしましょう。

どうやって来たかの答え方を押さえ、保育士の面接を成功させよう!

今回は、保育士の面接でどうやって来たかを聞かれたときの答え方を紹介しました。

交通手段や所要時間を聞かれる理由として、入職後に問題なく通勤できるかを見たり、保育学生さんの緊張をほぐしたりすることが挙げられます。

回答する際はネガティブな発言は控える、要約して回答するなどの注意点を押さえることを心がけましょう。

保育学生さんはここで紹介した答え方を参考に、面接で好印象を与えられたらよいですね。

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