3月の3歳6カ月~3歳11カ月向けの個人案を作成する際に参考になる「自己評価・反省」の例文を紹介します。子どもたちの様子を振り返りながら、これからどのように援助していけばよいのかを考えたうえで、日々の保育に取り入れていきましょう。文章が思いつかないときは、例文を参考にしてくださいね。
Paylessimage / stock.adobe.com
自己評価・反省【3月/3歳6カ月~3歳11カ月向け】個人案例文
自己評価・反省の例文をまとめました。
製作活動では、ひな祭りをテーマに折り紙や色紙を使いながら工夫し、自分の作品を互いに見せ合ってよろこぶ姿が見られた。達成感やよろこびを共有できるような制作の場面を増やしていきたい。
友だちと肩を寄せ合い「くっつきあそび」をする中で、身体のあたたかさやふれ合いを感じながら、自然と笑顔になる様子があった。肌寒い日も身体を使った遊びを工夫して取り入れていきたい。
砂場でスコップやバケツを使い、夢中で遊ぶ姿が見られた。これからも天候を見ながら泥遊びや砂遊びなども取り入れて、遊びの幅を広げていきたい。
給食で春野菜が出た際に「これ、なんだろう?」と興味を持って保育者に質問する様子が見られた。食材に親しめるよう、食への興味を引き出す絵本の読み聞かせやクイズなどを取り入れていきたい。
散歩中に土や花を見つけて「ありがいた!」「おはな、いいにおい」と保育者や友だちと感想を伝え合い、自然への関心が育つ様子が見られた。季節の変化を感じる時間を大切にしていきたい。
手洗いの後、「きれいになったよ!」とうれしそうに伝える姿があり、衛生習慣を意識し始めている。今後も習慣が身につくように、声かけを工夫していきたい。
「はるのうた」に合わせて楽しそうに身体を揺らしたりリズムにのったりする様子があった。リズム遊びを通して、表現の楽しさを感じられるようにしていきたい。
異年齢の子といっしょに遊ぶ中で、年下の子にやり方を教えようとする姿が見られた。今後も異年齢の交流から自然に学べる環境を大切にしていきたい。
片付けの時間に「ここにおこう」と友だちと声をかけ合いながらおもちゃを片付ける姿が見られた。楽しく整理整頓が身につくよう、片付けの工夫を続けていきたい。
園庭で「よーい、どん!」のかけ声に合わせて友だちといっしょに走り、ゴールで拍手をし合ってよろこぶ姿が見られた。身体を使った遊びを通じて、友だちとの交流を深められるようにしていきたい。
新しいボードゲームに挑戦し、考えながら友だちと順番に取り組む姿が見られた。遊びを通して主体的に考える時間を増やし、集中できる活動を意識していきたい。
園庭で葉っぱや小石を集めて「みて、いっぱいみつけた!」と友だちと見せ合い、自然にふれる楽しさが伝わってきた。季節の変化を感じられる機会を意識して取り入れていきたい。
園庭で遊んでいるときに保育者に「あついからぬぐ」と話しながら、自分で上着を脱ぐ姿が見られた。衣類の調整を自分でできるよう、適切なサポートをしていく。
ごっこ遊びで「〇〇ちゃん、ママやくね!」とアイデアを出し合いながら、友だちと役割を決めて楽しむ姿が見られた。全体の活動の中でも劇遊びやごっこ遊びなどを取り入れ、想像力が広がる遊びの機会を引き続き大切にしていきたい。
帰宅前に「トイレいくね」と保育者に自分から伝える姿が増え、生活リズムが少しずつ身についてきている。子どもそれぞれのペースを大切にしながら、安心して過ごせるよう見守っていきたい。
その他の3月の「3歳6カ月~3歳11カ月向け」項目別の個人案例文はこちらをご覧ください。
3歳6カ月~3歳11カ月向けの「自己評価・反省」の例文を参考に、3月の個人案を作成しよう
3歳6カ月~3歳11カ月の子どもたちが日々見せる成長や、季節ごとの行事に参加する様子を丁寧に振り返り、保育内容を見直していくことが大切です。
子どもたちが安心してのびのびと活動できるような環境づくりを意識し、それぞれの発達に合わせた工夫を通して成長を支える援助につなげていきましょう。
振り返りや反省を記入する際には、上記の例文を参考にしてみてください。