0歳9カ月~1歳0カ月向けの個人案を作成する際に参考となる「自己評価・反省」の例文を紹介します。4月は、新しい環境に少しずつ慣れていけるよう一人ひとりに配慮した対応が求められるでしょう。個人案の文章に悩んだときは、以下の例文を参考にして、保育を振り返ってみてくださいね。
folyphoto / stock.adobe.com
自己評価・反省【4月/0歳9カ月~1歳0カ月向け】個人案例文
自己評価・反省の例文をまとめました。
散歩中、花や虫を見つけるとじっと見つめたり手を伸ばしたりする姿が見られた。自然に親しみ、季節を感じられる機会を増やしていきたい。
「チューリップ」の歌に合わせて鈴を鳴らすと笑顔を見せた。保育者といっしょに音を楽しめるような機会を増やしていく。
食事中にスプーンを自分で持とうとする姿が見られ、保育者が手を添えると安心して口を開ける様子があった。少しずつ食べる意欲が育つよう、「じょうずだね」と声をかけながら励ましていきたい。
ハイハイでおもちゃに近づき、手に取って満足そうな表情を見せる姿があった。保育者が「くるまがすきなんだね」と声をかけるなどして、好きなおもちゃの名前を伝えていく。
保育者が「いないいないばあ」と顔を隠すと笑顔を見せ、ふれ合いをよろこぶ姿があった。今後も笑顔になる遊びを増やしていきたい。
午睡の前に保育者が背中をさすり「おやすみなさい」と声をかけると、リラックスした表情で目を閉じる姿があった。今後も安心して眠れる環境を整えていきたい。
保育者の手をつかまり立ちや伝い歩きに挑戦し、「よいしょ、よいしょ」と声をかけられると、少しずつバランスを取りながら歩く楽しさを感じる姿があった。自分で動ける自信が持てるよう、安全面に配慮して見守っていきたい。
午睡前に、保育者が「ねんねしようね」とやさしく背中をなでると、赤ちゃんがだんだんとまぶたを閉じてリラックスする様子が見られた。引き続き、落ち着いた環境の中で安心して眠りにつけるように配慮していきたい。
保育者が「ぽんぽん」といいながらリズムに合わせて子どもを膝にのせて歌うと、「うー」などと声を出し、楽しむ様子が見られた。簡単なリズム遊びを取り入れながら、保育者といっしょに音の楽しさを味わえるようにしたい。
スプーンで食べ物をすくっていたときに「じょうずだね」と声をかけると、笑顔で口を開ける姿があった。少しずつ自分で食べられるようにサポートを工夫していきたい。
園庭での砂遊びで、保育者が小さなスコップで山を作ると楽しそうに山をこわしたり砂をすくったりする姿が見られた。安心して砂遊びが楽しめるよう、遊びに合った環境を整えていきたい。
園庭で保育者といっしょに「宝探し」をし、隠していた小さなボールを見つけるとうれしそうに保育者に見せる姿があった。今度も子どもたちが夢中になりそうな遊びを取り入れていく。
おもちゃを持って保育者の方を見上げ「どうぞ」と手を差し出す姿が見られ、簡単なやり取りを楽しんでいた。今後も「ありがとう」「すごいね」と声をかけながら、かかわりを楽しめるようサポートしていきたい。
「げんこつやまのたぬきさん」の手遊びで、保育者といっしょに手を動かしながら音のリズムを感じる姿があった。リズム遊びを通じて手先を動かせるよう、手遊びを積極的に取り入れていきたい。
その他の4月の「0歳9カ月~1歳0カ月向け」項目別の個人案例文はこちらをご覧ください。
0歳9カ月~1歳0カ月向けの「自己評価・反省」の例文を参考に4月の個人案を作成しよう
子どもたちが安心して過ごせるよう、一人ひとりの成長に寄り添った保育環境を整えることが大切です。
そのためには、日々の保育を振り返りながら援助内容を見直したうえで、次の保育に役立てていきましょう。
また、振り返りや自己評価で書き方に迷った際は、例文を参考にしてみてくださいね。