保育士の髪色~就活のポイント~

好きなオシャレを自由に楽しめる学生時代。髪を明るく染めている方も多いのではないでしょうか。しかし保育科の場合、定期的に保育実習へ参加するため、その度に髪色を戻さなければならず、「黒染め」アイテムが必須なようですね。

保育学生の地味な悩みNo1「髪色戻し」

そこで、保育実習や就活などで、「一時的に髪を暗くしたい」場合に、どのような方法があるのか、ご紹介します。

髪色を気にしなければいけない理由

まず第一に、保育士が髪色を気にしなければいけない理由について考えてみましょう。

子どもや保護者との信頼関係のため

保育士は、保護者や子どもとの信頼関係の上で成り立っている仕事です。保育士は子どものお手本であることが求められ、保護者が安心して子どもを預けられる存在でいなければいけません。
髪色で信頼関係がすべて決まるとは言えませんが、相手に与える印象の資料にはなります。
あまりに奇抜な髪色やヘアースタイルだと、よい印象は与えないでしょう。

清潔感のある色やスタイルを意識する

しかし、「保育士が髪を染めるのはありえない」そんな考えはもう一昔前の話のようです。
保護者の方からも髪色に関する指摘や抵抗は減ってきています。
理由として「自分も髪を染めているから」「子どもにとって直接悪影響とならない」という意見があります。
髪の色が直接、保育に関係してくるということも少ないでしょう。
とはいえ、決してあなたの好きな色でよいというわけではありません。清楚感を意識し、好感の持てる色を意識しましょう。

園の方針に従うのが基本

また、保護者や子どもたちとの信頼関係以外にも職場の方たちともよい関係性を築くことが大切です。
勤める保育園から髪色に関して指定や決まりがある場合、しっかりと規則を守りましょう。
指定がない園の場合は、社会人として常識のある色を意識します。
人によって感じ方や見え方は異なるため目安は難しいですが、黒または黒に近い茶色が無難です。
園によって許容できるラインは異なるため、職場の先輩の髪色を基準にしてみるのもよいですね。
園の雰囲気を壊さぬよう、新人として社会人としての常識を認識し、よいスタートが切れるように気を付けましょう。

髪色を戻す方法

髪色を戻すにはいろいろな方法がありますね。ここでは、それぞれの方法のメリットやお金の面を解説します

市販の黒染めを使う

1番手軽なのが、市販の黒染めによる髪色戻しです。
ドラッグストアやコンビニで購入でき、価格も安価です。
自宅のお風呂場で、自分で薬剤を髪に塗布し、浸透させてから流すだけ。1時間程度で終わります。
しかしお手軽な分、髪へのダメージは1番大きい方法でもあります。誰でも黒髪にできるように、強く発色する処方になっている為、不自然な黒さになりがちです。

美容室で髪色を調整する

続いて、手軽且つ髪へのダメージも最小限に抑えられるのは、やはり美容院へ行くこと。髪のプロにお願いできるので、「黒髪と茶髪の中間」といった、色の調整も可能です。
デメリットは料金が高いこと。市販の黒染めであれば600円程度から購入できますが、美容院でのカラーリングとなると、お店にもよりますが10倍の6000円でも安い方かもしれません。また、極端に明るい色と暗い色を頻繁に染め直すのは、美容院でも限界があると言われています。

黒染めスプレーを使う

翌日、急に園に訪問することになってしまって、染め直すことができない…というような場合のお助けアイテムが「黒染めスプレー」。
その名の通り、髪の毛にスプレーすることで、髪の表面が黒くなります。
しかしながら、やはり仕上がりの不自然さは否めませんので、よっぽど奇抜な色でなければ、スプレーでの応急処置は避けた方が無難でしょう。

ダメージを最小限にしよう!

髪色の変更は、明るい色と暗い色の変更を頻繁に繰り返すと傷んでしまいます。今回ご紹介した方法も、それぞれメリット、デメリットがありますので、自分にはどの方法が合っているのか見極めてから、髪色戻しをしてくださいね。

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