今回は、保育士のシンボルでもあるエプロンの選び方を紹介します。保育士がエプロンを着用する理由やエプロンを選ぶ際に気を付けるポイントを知っておき、保育現場にふさわしい、役に立つエプロンを購入しましょう。毎日、保育士が身に着けるものなので、納得できるエプロンを見つけたいものですね。
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■目次
保育士がエプロンを着る理由
保育士がエプロンを着用する理由として、保育士の仕事内容に機能性の面で合うことか゜挙げられます。保育士はポケットに仕事ですぐ使う便利なものを携帯します。子どもたちの鼻水をぬぐうためのティッシュ、ハンカチ、その他ちょっとしたものなど、実にさまざまなものを入れているようです。
また、昼食やおやつの援助の際の衛生面を考え、エプロンを着用します。子どもの食べこぼしや、製作の際にクレヨンや絵の具などがついてしまうため、汚れてもエプロンならさっと取り替えることができます。またエプロンを着ることで、保育所の先生であることを、子どもたちが理解しやすくなるという理由もあるようです。
保育士のエプロンの種類を季節ごとに使い分けよう
ここでは、保育士にとって便利なエプロンのタイプを季節ごとに見ていきましょう。タイプごとにそれぞれ特徴があるので、季節や気温、自分の体形に合った、動きやすい機能的なものを選ぶようにしましょう。
夏の保育士のエプロン
夏は気温が高くなり暑いので、通気性のよいノーマルタイプのH型エプロンがおすすめです。肩のストラップが太目で肩からずれにくく動きやすいため、快適さを保つことができます。また、簡単にエプロンを着脱することができるため、夏に時間をかけずに着替えることができるでしょう。
冬の保育士のエプロン
冬は、スモックタイプがおすすめです。スモックタイプだと、エプロンの中に厚手の服を着たり、内側の生地を変えたりすることで防寒対策をとることができます。また、手首部分にゴムが付いているため、手元がすっきりして業務の邪魔になりにくいことも特徴です。長袖ですっぽり覆うため、中に着ている長袖の服の袖元が汚れづらいという利点もあります。
春、秋の保育士のエプロン
春や秋には、チュニックエプロンやフルエプロン、ビブエプロンがよさそうです。なかでも、チュニックエプロンは首を通すだけで着脱可能なので、紐を結ぶ手間がなくなり、忙しい保育の現場で着替えの時間を短縮できそうです。また、これらのエプロンは上半身から下半身まで覆える大きさのため、ポケットの数が多く、ティッシュなど常に携帯したい便利グッズを入れておくことができます。
保育士のエプロンはどこで購入するのか?
ここでは、実際に保育士はどこでエプロンを購入しているのか調べてみました。
エプロンの購入場所
インターネットでの通販か、または実店舗では大型量販店などで購入できます。インターネットでの通販はエプロンの種類が多く、選びやすいようです。ただ、サイズ感が分からない方や実物を見て購入したい方は、まず大型量販店やホームセンターなどの実店舗で実際に試着して、確認してみましょう。
エプロンの必要な枚数
フルタイム勤務の保育士であれば、エプロンを5、6枚は持っていたほうがよさそうです。保育士は、子どもたちにごはんを食べさせたりするので、衛生面に気を付けなければなりません。2日連続で洗っていないエプロンを使用することはさけましょう。また、汚れたらすぐに取り替えられるよう、毎日1~2枚の代えのエプロンが必要です。
手作りしてみよう
手づくりのエプロンを作ってみたい方であれば、市販の型紙を使って作ることができます。エプロンを生地から選んで手作りすることで、自分にとって便利な機能や、子どもの安全面に配慮したエプロンを作ることができるでしょう。最近では、手芸サイトのwebページから、型紙を無料でダウンロードできるサイトもあるようです。
保育士のエプロンの選び方で注意すること
保育士がエプロンを選ぶ際、どのようなことに気を付けるといいのでしょうか。ここでは、エプロン選びで気をつけるポイントを考えてみました。安心して子どもたちといっしょに遊べるエプロンを選びましょう。
素材
季節に合う素材を選んで、快適に仕事ができるようにしましょう。ポリエステルは耐久性があり、乾きやすいですが、静電気が発生しやすいため冬の時期は注意しましょう。綿は、肌ざわりがよく涼しいので夏用に向いていますが、乾きにくく型くずれを起こしやすいです。
キャラクターものや柄物
キャラクターや柄物がデザインされたエプロンの使用が禁止されている保育園もあるので、購入する前に勤務先の保育所に確認するようにしましょう。
安全性
エプロンを装飾するときは、子どもにとって安全なフェルト素材を使ったアップリケや刺繍などでつけるようにしましょう。飾りのボタンや名札をつけるために安全ピンを使う場合は、勤務先の保育所に確認をとり、子どもたちの安全面を考え、誤飲をまねかないよう細心の注意をはらいましょう。
男性保育士のエプロンの選び方
基本的に男性保育士と女性保育士でエプロンの選び方が異なることはありません。しかし、男性保育士の場合は、子どもたちと走りまわって遊んだり、重いものを持つ業務を頼まれることが多いかもしれないので、窮屈なサイズのエプロンはさけ、動きやすいものを選びましょう。また、エプロンの種類が女性用より少ないため、購入したエプロンにワッペンをつけたり刺繍したりして、子どもたちを楽しませる工夫をしてみるといいかもしれません。
保育士のエプロンを選んでみよう
今回は、保育士がエプロンを着る理由とその選び方を紹介しました。「保育士 エプロン」で通販サイトなどを調べてみると、無地のものからキャラクターものまで数多くのデザインがあります。選ぶ際に気をつけたいポイントをおさえて、自分に合ったエプロンを選ぶようにしましょう。また、自分なりに、子どもたちが楽しむことができる工夫をしてみるのもいいですね。実際に保育士としてエプロンを着用し、子どもたちといっしょに過ごしていく中で、保育士がエプロンを着るたくさんの理由が分かるかもしれませんね。