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保育士の面接対策の服装とマナー。印象のいい髪形、化粧、持ち物とは【保育士の就活ガイド】

保育士の就職活動で、採用に面接が非常に大きなウェイトを占めると言われています。保育の仕事は子どもや保護者に接する仕事のため、人柄や見た目の第一印象を重視する傾向にあり、第一印象を大きく左右する服装やマナー面には他の業界と比較しても特に注意を払う必要があるといえそうです。今回は、保育士の面接時の髪型や服装、化粧や持ち物について調べてみました。

保育士の面接対策の服装とマナー maroke/iStock.com
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面接で対策したい採用担当者が重視するポイントとは

保育園や幼稚園だけでなく、他の多くの企業が面接の際に重視しているポイントとして、

・第一印象
・人柄
・誠実さ
・自社、自園の方針や仕事への理解の深さ


などが挙げられるようです。保育にたずさわる上で、子どもと保護者と密に関わり、他の職員や保育士たちと協力して働いていく上で、人柄や誠実さは非常に重要です。ですが、面接の時間内で自分の人柄の良さや長所について、すべて伝えきることはできません。
そこで、第一印象で大きなウェイトを占める「服装」「身だしなみ」「マナー面」が面接・採用の評価でより重視される傾向です。


【保育士の面接対策1】服装と靴

保育士の面接の服装は、特に指定がなければ、一般的にはスーツで臨みます。


スーツ

就職面接は「スーツ」を着用するのが一般的です。黒・グレー・チャコール・紺などの落ち着いたカラーのスーツが好印象です。白やベージュなどの明るい色は、カジュアルなイメージが強いので避けましょう。一般的にいうリクルートスーツであれば問題はありません。シルエットはあまり絞りすぎや細すぎでない、自然なラインのものがいいでしょう。「私服でお越しください」と言われた場合でも、一般的にはスーツで行くのが無難です。


女性

女性の場合、スーツはパンツとスカートのどちらを選んでも構いませんが、実技試験を行う可能性があるときはパンツスーツを選ぶ方が無難です。
スカートを選ぶ際は、丈の長さに気をつけましょう。スカート丈は膝丈(ジャスト丈)または膝が隠れるぐらいの長さが適切で、膝上になる丈は好ましくない印象です。保育施設での面接の場合、子ども用の椅子に座る可能性がありますので、座るとスカートがより上がってしまい、見苦しくなる可能性もあります。
ブラウスは白やパステルカラーなど、シンプルなものを選びましょう。


男性

男性の場合、ネクタイは派手な色や柄を控え、爽やかなものを選びましょう。


私服

新卒の転職活動ではあまり見られませんが、まれに「普段の服装でお越しください」「動きやすい私服で」と服装の指定があることがあるようです。その際は、どのような意図で私服を指定しているのかしっかりとくみ取りましょう。
普段着と言われても、面接をしっかりと意識した、ち着いた色(黒・グレー・ベージュなど)の上下で、オフィスカジュアル向けのきれい目コーディネートを選びましょう。できればテーラードジャケットか、落ち着いたカーディガンは着用していきましょう。


足元と靴

女性男性共に素足は避けましょう。
女性はストッキングを履くのがマナーです。色は肌色に近いものを選び、念のため予備を持参することをお勧めします。 男性は黒またはチャコールグレーの靴下がいいでしょう。白い靴下はリクルートスーツにそぐわないため避けましょう。
上履きやスリッパに履き替える際も、足元の清潔感を保てるよう注意が必要です。


女性

黒のシンプルなパンプスか、フラットシューズでも少しヒールがあるものが望ましいでしょう。ヒールは高すぎるもの(一般的にいうハイヒール)は避け、高さは3~5cmほどのものが一般的です。歩きやすく安定感のある、太めのヒールが落ち着いた印象に見える傾向です。


男性

基本的には黒い革靴。フォーマルでも使えるストレートチップがお勧めです。ビジネスシーンで足元を注視する人は多く、靴はよく見られています。面接前に汚れがないかチェックし、必ず磨いておきましょう。


コート

スーツにはトレンチコートやステンカラーコートを合わせるのが一般的ですが、派手でない、カジュアルすぎないシンプルなものなら、ピーコートやダッフルコートなどよさそうです。モッズコートなどアウトドアを連想させるものはやめておきましょう。
着用した場合は面接会場に入る前に脱ぎ、きれいに畳んでおきましょう。


【保育士の面接対策2】化粧(メイク)、ネイル、アクセサリー

化粧(メイク)

基本はナチュラルメイクで、アイラインや眉は自然なイメージで整えましょう。整えすぎたり、太くしすぎたりするのはメイクが濃いめに見える要因になるので注意が必要です。 ノーメイクは、保育園の保育方針にもよりますが、一般的に人と会う場合はメイクをしていたほうが丁寧な印象になります。香水は控えるか、自然な香りのものを小量にしておきましょう。


ネイル

一般的な認識として、保育士は子どもたちへの安全面と衛生面に配慮して常に爪を短くしています。 そのマナーにならって、面接の際も爪は整えていきましょう。派手なネイルや付け爪は保育士以外の一般企業面接でもあまりいい印象を与えないでしょう。
地爪が体質的に弱いなどの健康上の理由でネイルをしているなど理由がある場合は、ショートネイルで無色透明の目立たないものにしておきましょう。また、手荒れやささくれなどは面接前にケアし、できるだけきれいな状態を保つように心がけましょう。


アクセサリー

ピアスやイアリング、ネックレスなどアクセサリー類は、ネイルや髪色と同じ理由ではずしておきましょう。また腕時計は、保育士になってからも使えるようなシンプルなもののほうがいいでしょう。


【保育士の面接対策3】髪形と髪色

髪型

女性

髪が顔にかかると表情が暗い印象になるので、結んだり、ピンで留めたりするなどして耳を出すようにしましょう。ロングヘアーは後ろで髪を束ねるなどして、すっきりした印象を持たせることが大切です。


男性

男性の髪型は短めで清潔感のある髪型が、採用担当者に好印象の傾向です。
また、かっちり決めようとして整髪料をつけすぎるのは、テカリや匂いがかえって逆効果になることが考えられるため、自然に整える程度に加減しましょう。


髪色

男女共に、明るすぎる茶髪だとあまりいい印象を持ってもらえないことがあります。 黒髪か、落ち着いた自然な髪色にした方が無難です。学生生活では明るくしていた場合でも、面接前までには対応しておきましょう。


【保育士の面接対策4】かばんと持ち物

かばん

ビジネス用の黒カバンが基本です。履歴書や職務経歴書、施設のパンフレットなどA4サイズの書類が入る、シンプルなものを選びましょう。ひと目で高級ブランドと分かるバッグを持つと、あまりいい印象に取られないこともあるので注意が必要です。


持ち物

持参書類と携帯

履歴書やエントリーシートは事前に提出してあることがほとんどのため、特に持参しなくていいのですが、会場に入るまでに時間があれば、エントリーシートのコピーや志望する企業や園の資料などにもう一度目を通して、面接に備えましょう。


【面接に必須の持ち物リスト】
・エントリーシート、履歴書のコピー
・志望企業、園の資料
・携帯電話
・筆記用具
・財布

身だしなみが整えられるもの

身だしなみを面接前にチェックして不備があれば整えられるよう、ケアできる持ち物を用意しましょう。


【身だしなみ用持ち物リスト】
・予備のストッキング=伝線しにくいストッキングを予備に1足。
・室内履き(スリッパ)=園の指定があれば従う(※指定なければ黒の携帯スリッパや上履きなど)
・エチケットブラシ=面接直前にスーツの埃をとるため。
・ソーイングセット
・靴磨き用クロス
・ハンカチ、ティッシュ

常備薬や絆創膏

面接前の体調面での急な変化に対応するために、普段使っている常備薬などあれば持参すると安心かもしれません。


面接での質問への受け答え準備 aijiro/shutterstock.com

【保育士の面接対策5】面接での基本的なマナー

到着時刻と遅刻や欠席の対応

面接の5分〜10分前には会場に到着できるようにしましょう。
遅刻はいい印象を与えないため、現地の最寄り駅には30分前には到着できることを目安に出発時間を組みましょう。交通機関の乱れや不意のアクシデントがあっても、対処できる時間があると安心です。
当日、急な体調不良や事故などがやむを得ない理由があった場合は、間に合わないまたは行けないと分かった段階で速やかに採用担当者に電話で連絡しましょう。やむを得ない理由を明確に伝えて、面接時間や日程の変更など対応指示を仰ぎましょう。


携帯電源を切る

携帯電話は必ず電源を切りましょう。マナーモードでは、バイブレーションの振動が静かな面接会場に響いてしまい、先方へよくない印象に映る可能性があるので、電源は必ずオフにしておきましょう。


来訪時の挨拶

会場や園内で、面接官の方や園長先生以外の保育士さんとお会いするタイミングもよくあります。その際は笑顔で「こんにちは」と挨拶をするように心がけましょう。


面接で椅子に座るタイミング

必ず「どうぞおかけになってください」と言われてから座りましょう。

面接で大事な笑顔と受け答え

明るさと表情

表情は明るく、口角を上げて柔らかい笑顔を見せます。 不安そうな顔や無表情では、子どもに関わる仕事をする上で、あまりいい印象に映らない可能性があるため、注意が必要です。
自然な笑顔で面接時間中ずっと話すのは思ったより大変です。できれば事前に鏡を見ながら、自然な笑顔を作る練習をしておきましょう。顔の筋肉の動かし方などをチェックするだけで、表情が大きく違ってくるようです。


挨拶

第一印象を与える大きなポイントです。相手の目を見て、しっかりと挨拶を。自分の名前と面接に来た旨を伝えましょう。


言葉遣い

せっかく好印象の外見だったとしても、社会人としてふさわしくない態度・言葉遣いだと一気にマイナス評価になってしまいます。若者言葉や敬語を使わないなど、いつも意識しないで使っている言葉は自然と出てしまうものです。不安がある場合は、事前に就職課の面接対策講座などの模擬面接を受けてみて、他人からの客観的な評価をもとに自己チェックしてみましょう。


【保育士の面接対策6】面接での質問への受け答え準備

面接での質問対策

面接では、面接官が志望者の人柄やスキル、仕事への熱意や保育方針の理解を確認するために、次のような内容の質問をすることが考えられます。できるだけスムーズに、かつ採用担当者に分かりやすく答えられるようにするには、事前に質問を想定した回答を幾つか用意しておくことが重要になります。事前に回答を用意するためには自己分析や、志望企業(園)への情報収集が必要です。

自己分析に関しての詳しい説明はこちらから

志望企業(園)への情報収集の方法の詳しい説明はこちらから


保育士の面接で想定される質問内容

保育士の就職採用面接で、想定される質問内容としては、次のようなものが挙げられます。


自己紹介

面接の最初に、簡単な自己紹介を求められることがあります。簡潔に自己紹介を伝えられるよう備えておきましょう。


志望動機

志望動機は「なぜこの企業(法人)や園を志望したのか」という理由を伝えるもので、採用担当者は自社、自園への理解度がどの程度あるかを見ています。志望動機は履歴書やエントリーシートにも記入しますが、それをまったく同じになぞるのではなく、その理由に沿ってより志望への本気度が伝わる具体的なエピソードや、理由を掘り下げて伝える必要があります。


自己PR

この質問では、自分の性格や長所、経験が、志望企業や園とどの程度親和性があるのかをアピールすることができます。企業や園の保育方針や理念、特徴をしっかり調べた上で、自分が働いた時に、自分が今まで培ってきた学びや経験、性格などが、仕事上でどのように役だてていけるのかをしっかり分析した上で回答しましょう。


逆質問

面接で採用担当者からひと通りの質問が終わった後に、「逆に何か質問はありませんか」と問われることがあります。自分が働くと想定した上で、園側に聞いてみたいことや、より詳しく知りたいことなど、質問を事前にいくつか用意しておきましょう。給料、休暇制度、残業など条件面に関しては、あまりそればかり聞きすぎると仕事への意欲を疑問視されてしまうこともあるので、聞きたいことは1~2つ程度にとどめましょう。


保育士の面接では服装や身だしなみなどのマナー面がより重視される

保育士の就職活動での面接は非常に重視されるため、初対面の印象を左右する服装(身だしなみ)、マナー(立ち居振る舞い)、面接での受け答えは、事前にできる限りの万全な準備をしておきましょう。面接対策は、悔いのない就職活動をするだけでなく、働く上で社会人のマナーを身につける上でも重要なことが多いでしょう。