保育実習中のトラブル対処法 遅刻・欠席はどうする?  | 新卒向け保育士求人・就職・就活情報サイト【保育士就活バンク!】

保育実習中のトラブル対処法 遅刻・欠席はどうする?

実習でのトラブルやミスは避けたいものですが、やむを得ず起きてしまったときは、トラブルを最小限に抑えるためにできる努力があります。 今回は、そんな実習のトラブル対処法をご紹介します。

遅刻したらどうする?子どもの写真撮影はNG?保育実習中のトラブル対処法

保育実習生の「守秘義務」って!?

実習生であっても、子どもや利用者の個人情報を守らなければならない「秘密主義」があります。 保育園、幼稚園、施設には、子どもや利用者の氏名、生年月日、住所、電話番号、発達の記録など多くの個人情報が管理されています。
それらの情報が外部に漏れることのないよう、細心の注意を払いましょう。

会話、名簿など

保育実習をさせてもらっている園、施設までの行き帰りの道、公共交通機関などで、子どもや利用者、その家族についての話をしてはいけません。
自宅でも自分の家族に対しても、口外することのないようにしましょう。個人情報をメール、ホームページ、ブログ、SNSなどに流したり、書き込んだり、保存するのも厳禁です。
クラス名簿、個人記録などは、基本的に施設の外には持ち出すことが禁止されています。万一、何らかの事情で渡された場合には、厳重に管理をしましょう。

実習生の個人情報

実習生の個人情報を公開するのもNGです。保育実習中に子どもや利用者、保護者から連絡先を聞かれても、決して教えてはいけません。
どうしても教えて欲しいと言われた場合は、実習園や施設の職員に相談する、学校の実習担当者に相談する、学校の住所などを知らせる、などの対応をしましょう。

写真撮影

保育実習では、子どもや利用者、保護者の様子などの写真を撮影することも禁止されています。 子どもや保護者から実習生の写真を撮りたい、いっしょに撮って欲しいと望まれても断りましょう。
また、実習園、施設の環境や設備などの写真を記録として撮影したい場合は、事前に園長、施設長に目的を伝え、許可を得た上で撮影した写真を見せて確認してもらいます。 守秘義務やプライバシーの問題もあるので、写真撮影には注意が必要となります。

実習記録の管理

保育実習での実習記録は、原則として実習園、施設の職員、学校の教員以外に見せてはいけません。 レストランなどで記録を書くと、誰かに見られてしまう可能性があるので、実習園や施設、自宅以外では書かないようにしましょう。
学校から返却された後も、実習記録に秘密主義があることは変わりないので、注意して管理します。 就職先から「記録を提出して欲しい」と言われた場合には、必ず学校の実習担当教員に相談して下さい。 不要になった際は、シュレッダーなどを使って、形に残らないよう廃棄しましょう。

遅刻したときのトラブルを最小限に抑えるためには

慣れない保育実習ですから、体調不良や遅刻などのトラブルは起こりがちです。 もし起きてしまった場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか。
体験談などを元に、トラブルの対処法をご紹介しますので、冷静に対処できるよう確認をしておきましょう。

遅刻

保育実習では原則として遅刻は厳禁です。 しかし、天候、交通機関のトラブル、寝坊や体調不良など、やむを得ず遅刻をしてしまいそうなときがあるかもしれません。
遅刻をするときには、必ず実習開始時間の前に、園に電話をかけます。 開園直後は園児のお休み連絡が殺到するので、それ以前にかけましょう。
電話では、氏名、当日の配属クラス、遅刻のお詫び、遅刻理由、現在の状況説明、到着時間の見通しなどを簡潔に伝えましょう。 電車やバスの中などで電話をかけられない場合には、下車してすぐに連絡をします。
こういったやむを得ず電話をかけられない場合の時の連絡手段として、園のメールアドレスも事前に聞いておくようにするとよいでしょう。 また、学校へも遅刻をするという連絡をしましょう。

体験談1 書類作業に追われてつい寝不足に......

実習の書類作業がどうしても苦手で、終盤になると睡眠時間が削られるようになりました。 その結果、遅刻が増え、周りの方にご迷惑をかけてしまいました。
先輩に相談してアドバイスをいただき、自分なりに書類の書き方を工夫しました。 苦手だと分かっていることは、初めからやり方を考えておけば良かったです。
実習中こそ、睡眠時間を確保するのが大事だなと思いました

体調不良

慣れない環境の下で保育実習をしていると、寝不足や緊張、疲労などから体調不良になってしまうことがままあります。 発熱、咳、腹痛、頭痛、発疹などの症状があったり、感染症が疑われるときには保育実習を欠席し、病院へ行きましょう。
その場合には、実習開始時間の前に実習園に電話で連絡をします。 診察を受けたあとは、遅れて保育実習を行うのか、欠席をするのかなど、診断結果と今後の見通しについて改めて連絡しましょう。
欠席して補充実習が必要になった場合は、学校から園へ依頼してもらう形になるので、きちんと学校に伝えましょう。

体験談2 熱が出てお休みするときの電話

前日の夜に発熱に気づき、すぐ実習担当の先生に連絡をしました。翌日も熱が下がらなかったため、開園時間の1時間前に園長に電話で連絡。
先生のアドバイスに従って『休みます』とは言わず、『体調が優れないので病院に行ってもよろしいでしょうか?』とお伺いを立てました。おかげで円満に休むことができたので、先生のアドバイスには感謝しています」
体調を崩すのが怖かったので、実習中は意識して睡眠と栄養をとりました。手洗いうがいも徹底し、風邪の引き始めかな?と感じたときには担当の先生に相談して早めに上がらせてもらいました。
おかげでしっかりと実習を乗り切れたので、体調を守るには予防が肝心だなと思いました

保育中に、子どもが怪我をしてしまったら......

保育実習中に子どもが怪我をしてしまったら、まず落ち着いて状態を確認します。 子どもの安全を確認したら、近くにいる保育士を呼んで指示を受けましょう。
実習生は保育士に怪我の状態や状況を正確に伝えてください。 軽い怪我や大丈夫だと思った場合でも、実習生の自己判断は禁物です。 また、保護者への報告は実習生ではなく保育士がします。
必ず学校にも連絡し、適切な対応をお願いしましょう。

体験談3 保護者はきちんと状況を話せば分かってくれる

実習中、一瞬だけ目を離した隙に、子どもがブランコの柵に入って出血するケガをしました。親御さんへの説明は『その日のうちに』『面と向かって』と指示を受け、お迎えの際のお話にも同席させていただきました。
ケガの経緯や状況を詳しくお話するのはもちろんのこと、日頃のお子さんの様子や事故当時の心境なども交えながらお話したところ、納得していただくことができました。
保育士になった今でも当時のことは夢に見ます。子どもの行動を予測して、しっかりと目を配ろうと、心に固く誓いました

物の破損、紛失した場合

保育実習で、破損、紛失した場合は、どんなに小さな物でもお詫びをし、その状況を詳しく分かりやすく報告します。 そして、実習担当保育士の指示に従いましょう。
学校への連絡も忘れずにします。 保育実習にかかる保険が適応される場合もあります。 どんなトラブルでも、迷わず実習園、学校へ、報告、連絡、相談をしましょう。

トラブルを起こさない努力と被害を広げない努力

保育実習に限ったことではなく物事の被害は下流に行けばいくほど大きくなります。 例えば、「写真は撮ってはいけない」というルールを知っていれば、最初から撮らずに済みます。
もし撮ったあとに気づいても、すぐに申し出て画像を削除すれば、被害は最小限に抑えられます。 ですが、何も知らずに撮った写真がネット上に流出した場合、訴訟問題など甚大な被害が出る恐れがあります。
遅刻や事故に関しても同様で、トラブルを起こさない努力と、被害を広げない努力を常日頃から心がけましょう。