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卒園記念に「富士登山」!?NHKでも紹介された「若木保育園」

園の特色で園児数が変わると言われている今、勉強系・のんびり系だけではなく、自然との関わりを大切にしている自然派の保育方針をかかげている保育園も多く存在していますよね。
その中でも群を抜いた活動で話題なのが神奈川県にある「若木保育園」です。実はこの若木保育園、卒園記念に「富士登山」を行なっている保育園なのです。


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全国でも類を見ない非常にめずらしい活動で、NHKでも紹介されて話題になっているようですが、みなさんは知っていましたか?
今回は、そんな驚きの活動をしている若木保育園について、概要、保育内容の特徴、そして富士登山についてまでご紹介していきたいと思います。



若木保育園とは?


若木保育園は神奈川県秦野市の丹山大山国定公園の麓にある私立保育園です。
定員は60人と設定されています。



若木保育園の特徴


若木保育園の基本的な方針としては、裁くことや、厳しいしつけや訓練・鍛錬による保育は一切せず、子どもが自主的な自己教育を行なえるような保育を目指しています。
そして、裁かない保育の支えとして、セカンドステップという教育プログラムを取り入れているようです。(セカンドステップとは、お互いの気持ちの理解・問題解決・怒りのコントロールなどを学び、コミュニケーション能力を高め、円満な人間関係を結べるように開発された教育プログラムです。)

はだし・薄着の方針や自然とふれあうことを大切にしている保育園でもあります。



そして、若木保育園の特色として何よりも注目されているのが、冒頭でもご紹介した5歳児が挑戦する富士登山です。大人でさえ大変な富士登山ですから、富士登山を園児にさせると聞いて驚いた人も多いのではないでしょうか。
しかし、急に富士登山をさせているわけではありません。若木保育園では丹山大山国定公園の麓という大自然の立地条件を活用して、日々の戸外活動の中に散歩・遠出・山歩きを取り入れているのです。


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歩き出した1歳前後から園外に歩いて出かけ、年齢に合わせて散歩の時間を延ばしていくそうです。そして、月に1、2回はお弁当を持って午後あるいは夕方まで歩き(遠出)、行動範囲を拡大していくとか。登山靴もしっかり履いて活動しているようです。そうした園での積み重ねが富士登山の実現を可能にしているようです。



なお、この富士登山は最近はじまったものではなく、もう何十年も無事故で毎年行なわれている行事なのですが、すごいのは同伴する保護者が基本的に手を貸していないということです。
子どもたちは基本的に自分の力だけで登頂を目指しているのです。園での日々の積み重ねで、卒園前には富士登山が叶うまでの運動能力・精神能力が身についているということかもしれませんね。