保育学生の方や就活中の方の中には、ピアスなどのアクセサリーを付け、おしゃれを楽しみながら保育士として働きたいと思っている方もいるのではないでしょうか。しかし、保育士のピアス着用はOKなのかきになりますよね。今回は、保育士がピアスとどう向き合うか、またピアスホールへの印象について調べてみました。
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保育士のピアス着用はOK?アクセサリーに対する考え方
保育士はピアスを着用してもいいのでしょうか。ここでは、その疑問について考えてみました。
保育士のピアス着用はNG
保育士は一般的に、仕事中のピアスの着用は禁止されています。その理由は、子どもにピアスが当たってしまうとけがのおそれがあるからです。また、ピアスのキャッチなどが床に落ちてしまったりすると、子どもが誤飲してしまう可能性も考えられます。
ただ、ピアスが禁止されているのは、保育中だけという保育園がほとんどなようです。保育士がピアスを着用しておしゃれを楽しむのは、通勤やプライベートの時間がいいでしょう。
アクセサリー全般、基本的にNG
保育士の業務中のアクセサリーの着用は多くの保育園で禁止されています。しかし、結婚指輪の着用はOKという保育園もあるため、どうしても結婚指輪だけは着用しながら働きたい場合は、入職してから保育園へ確認してみましょう。
保護者からの印象も考慮する
保育士は保護者からの印象も大切にしなければなりません。ピアスによる子どものけがや誤飲を考えると、保護者も安心して子どもを預けることが難しくなってしまいます。清潔感のある服装への配慮としても、ピアスなどのアクセサリーは外して保育をするようにしましょう。
また、通勤時などにも保護者と接することが考えられます。通勤時にピアスを着用するのであれば、小さめのピアスを選ぶようにしたほうがよさそうです。
保育士のピアスホールについての対応
ここでは、ピアスホールについての疑問について考えてみました。ピアスは着用していないけれどピアスホールの数が多い場合や、これからピアスを開けたいと思う方はどうすればいいのでしょうか。
ピアスホールの数が多い場合
印象の受け方はそれぞれありますが、ピアスホールが軟骨にあいていたり、数が多い場合でも保育中に着用していなければ問題はないことが多いようです。また、学生時代にピアスの数をあけすぎて就職活動に影響するのではないかと心配する方も多いですが、採用に影響する可能性は低いでしょう。
1度あけてしまったピアスは隠すことはむずかしいです。そのため、就職活動の際には、髪の色や態度、強い意志など、ほかの面で熱意をアピールするようにしましょう。
ピアスホールを開けたい場合
保育士として働く前にピアスをあけたくなる方もいるかもしれません。ピアスをあけ、ピアスホールが安定するまでには個人差があり、一般的には1カ月~3カ月ほどといわれていす。
また、ピアスホールが安定するまで、ファーストピアスなどを常に着けておく必要があります。そのため、ピアスをあけたい場合は、保育士養成施設の在学中か長期休暇中などにしましょう。
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ピアス以外でおしゃれを楽しむ方法
保育中にピアス着用はできませんが、それ以外でおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょう。ここでは、ピアス以外でおしゃれを楽しむ方法を紹介します。
髪でおしゃれを楽しむ
髪型であれば、保育士として働いていてもおしゃれを楽しむことができるでしょう。おしゃれでかわいい髪型にすることで、子どもたちから「その髪型にしてみたい!」など言われ、コミュニケーションを取るきっかけになるかもしれません。
ショートやボブのアレンジ方法は、横の髪の毛先をヘアアイロンで内側に巻いてゆるふわ感を出してみたり、髪を耳に掛けて大人かわいいを演出することもできます。ミディアムやロングヘアの場合は、ポニーテールをして結んだ髪をお団子にしてみたり、編み込みをしてみたり、ほかにもいろいろアレンジすることができそうです。
髪型でもいろいろなおしゃれができますが、前髪が長すぎて目が隠れてしまわないように、また子どもたちがけがをしないように先のとがったピンなどの使用はしないようにしましょう。
服装でおしゃれを楽しむ
保育士は保育着でおしゃれを楽しむこともできます。例えば、エプロンとトップスなどで色や柄の組み合わせを考えてみましょう。薄ピンクのトップスに少し濃い目のピンクのエプロンでグラデーションコーデや、無地のトップスにボーダーのエプロンでアクセントを加えてみたり、楽しみ方はさまざまです。しかし、まずは勤務する保育園に服装の規則などがあるのか聞いてみたり、先輩保育士の服装を参考にするようにしましょう。
保育士はプライベートでピアスを楽しもう
保育士や幼稚園教諭のピアスやアクセサリー着用はOKなのか、またピアス以外でのおしゃれの仕方を紹介しました。保育士や幼稚園教諭が保育中にピアスなどのアクセサリーを身に着けてしまうと、子どもたちのけがにつながったり、清潔感のない印象になってしまうかもしれません。ピアスを着用するときは通勤中やプライベートのみにして、保育中は必ずピアスをはずすように心掛けましょう。
ピアス以外にも髪型や服装でおしゃれを楽しむことはできます。子どもの安全を配慮し、保育園の規則内でおしゃれするようにしてくださいね。