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保育実習に活かせる幼児向けのふれあい遊び。幼児同士や親子でも遊べる手遊び歌など

保育実習で行う、幼児向けのふれあい遊びについて知りたい保育学生さんもいるのではないでしょうか。親子で手遊び歌を行うときには、ふれあいを楽しむことが大切な目的となりますが、保育園の場合は、ねらいや効果などを知って行うことも大切ですよね。今回は、保育学生さんや幼児同士で楽しむふれあい遊びについて紹介します。


手と手を合わせる先生と子ども

maroke/shutterstock.com



ふれあい遊びとは

ふれあい遊びとは、歌やリズムにあわせて行う手遊びや、スキンシップを楽しむ身体遊びのことです。保育士さんといっしょに遊ぶ他に幼児同士で楽しむこともできるので、遊びの幅が広く、日常の活動の他に親子レクなどにも取り入れやすいでしょう。


歌いながら遊んだり身体全体を使って遊んだりするふれあい遊びには、さまざまな効果があるので、保育園ではきちんとしたねらいを持って行なっています。保育学生さんが保育実習で取り入れる場合も、ふれあい遊びの効果を意識しながらねらいを決めることができるとよいですね。


今回は、幼児向けのふれあい遊びの効果やアイデアについて、まとめてみました。



ふれあい遊びの効果

ふれあい遊びの効果はさまざまあるので、保育活動に取り入れる際は設定したねらいにあわせて、どの活動にするかを選べるとよさそうですね。ここでは主な効果を5つ紹介します。



コミュニケーション力や仲間意識が養われる


ふれあい遊びの効果の一つとして、コミュニケーション力や仲間意識が挙げられます。手遊び歌を行う場合は、いっしょに遊ぶ保育士さんや友だちと動きをあわせようとする幼児さんも多いようです。ふれあい遊びを通して相手意識が生まれ、いっしょに活動する楽しさを感じることもできるでしょう。幼児同士で笑顔を交わすことも、コミュニケーションの一つですね。



運動機能が発達する


ふれあい遊びでは手指や足などを動かすことが多いので、運動機能が発達するという効果もあります。例えば、手遊び歌の指を1本ずつ出すといった動作は、繰り返し遊ぶことでできるようになる幼児さんもいるでしょう。また、ボールを使う運動などでも、幼児同士でボールのやり取りをすることで、投げたり転がしたりする技術が上達することもあるようです。



言葉についての理解が深まる


ふれあい遊びを通して、言葉についての理解が深まる幼児さんもいるかもしれません。手遊び歌には食べ物や動物の名前、数、動作など、さまざまな言葉が使われているので、遊びながら言葉の意味を理解できるようです。保育実習で幼児向けのふれあい遊びを行うときには、言葉をはっきりと発音したり動作を大きくしたりするなど、幼児さんにわかりやすい工夫をしてみましょう。



思いやりが生まれる


幼児同士で行うふれあい遊びには、思いやりが生まれるという効果もあります。上手にできない友だちにアドバイスをしたり励ましたりする姿が、遊んでいる間に何度か見られるかもしれません。自分が励まされて嬉しかった経験が、次は困っている友だちを励まそうという行動につながって、保育学生さんの実習中に思いやりの連鎖が生まれるとよいですね。



想像力や表現力が身につく


ふれあい遊びには動物の動きをまねしたり楽しいや悲しいといった感情を動作で表したりするものがあり、想像力や表現力が身につく効果もあります。保育実習中に幼児向けのふれあい遊びとして猫や犬、ゴリラなどの動きを取り入れる際は、子どもたちが自由な発想を楽しめるように、声がけの仕方などを工夫してみましょう。



幼児さんと楽しめるふれあい遊びのアイデア

保育園の実習で幼児さんとふれあい遊びを行う場合、どのような活動を取り入れるとよいのでしょう。幼児同士でも楽しめるアイデアなどをまとめてみました。



手遊び歌


ふれあい遊びの定番、手遊び歌には親子でも幼児同士でも楽しめるものが多いようです。そのなかから、大勢でも遊びやすいものを紹介します。


バスごっこ


バスごっこは、保育園の友だちみんなでバスに乗って遠足に行くシーンを想像しながら遊ぶ手遊び歌です。切符を順に渡す場面では、幼児同士のふれあいを楽しむことができます。また、あちらこちらを向く場面では、掛け声を揃えるおもしろさもあるでしょう。


最後は保育学生さんも子どもたちといっしょにおしくらまんじゅうをして盛り上がれそうですね。


おちゃらかほい


おちゃらかほいは昔から親しまれている手遊びのため、家庭などで親子で遊んだ経験のある幼児さんも多いかもしれません。保育園では幼児同士で手をつないだりじゃんけんをしたりするので、親子で遊ぶときとは違う楽しさを感じられるでしょう。


じゃんけんに慣れていない幼児さんも、友だちとおちゃらかほいで遊ぶことでルールなどを自然に理解できそうですね。


やきいもグーチーパー


やきいもグーチーパーもじゃんけんをして遊ぶ手遊び歌です。この遊びでは、グーやチョキの練習もできるので、3歳児クラスなどで保育実習をする場合は取り入れやすいかもしれません。チョキはなかなか難しいので、子どもたちの様子を見ながら速さなどを調整して遊びましょう。



身体遊び


身体全体を動かして遊ぶ幼児向けのふれあい遊びにも、さまざまなものがあるようです。保育園の園庭など、広い場所で楽しめる遊びを紹介します。


鬼ごっこ

鬼ごっこには影踏み鬼や色鬼、壁鬼など、たくさんの種類があります。保育園で行う場合は、年齢にあう幼児向けの鬼ごっこを選びましょう。


ズボンの後ろにテープを挟んで逃げるしっぽ取りは、3歳児クラスの幼児さんにもルールがわかりやすいかもしれません。捕まった人がみんな鬼になる鬼ごっこを行うときは、誰が鬼かわかるように帽子などの目印になるものを用意するとよさそうです。


5歳児クラスになると、子どもたちから新しいルールなどのアイデアが生まれるかもしれません。


なわとび遊び

なわとび遊びは1人でもできますが、複数の幼児さんが集まると楽しいふれあい遊びになります。


3歳児や4歳児のクラスでは、長縄跳びを地面でくねらせてヘビに見立て、「ヘビにつかまらないように飛び越えましょう」と声をかけると、おおはしゃぎで遊んでくれるかもしれません。友だちが跳ぶときにはみんなで励ます姿も見られそうですね。


5歳児クラスでは、揺れている長縄を数を数えながら数人ずつ何度も跳ぶなどの遊び方にも挑戦してみましょう。


リレー遊び

リレー遊びも保育園の幼児さんが楽しめる身体遊びです。手と手でタッチするだけでもできますが、幼児向けのリング状バトンを使うと、ゲームがいっそう盛り上がるかもしれません。


実習先にバトンがない場合は、新聞紙とビニールテープを使って手作りすると、子どもたちが喜んでくれそうですね。チームに分かれて応援しあうことで、子どもたちの間に仲間意識が芽生えるのではないでしょうか。



幼児さんとふれあい遊びを行うときのポイント

保育園の実習でふれあい遊びを取り入れるときには、どのようなことを意識するとよいのでしょう。幼児さんと遊ぶときのポイントをまとめました。



子どもの自主性を大切にする


保育園の子どもたちは、遊びのなかでさまざまなアイデアを出してくれます。ふれあい遊びには決まった動きやルールなどもありますが、子どもがアイデアを出したときは積極的に取り入れてみましょう。


子どもの自主性を大切にすることで、自信をもって行動できるようになるかもしれません。



幼児同士で関われるように工夫する


幼児向けのふれあい遊びを行うときには、できるだけ幼児同士で関われるように工夫しましょう。お互いに助け合ったり励まし合ったりしながら遊ぶことで、コミュニケーション力や協調性などが養われます。


ときにはケンカになることもありますが、保育学生さんがいっしょに解決の方法を考えるなど支援の仕方も工夫すると信頼関係を築けるようです。



安全面に配慮する


子どもの年齢が上がると動きが活発になるので、ふれあい遊びで身体遊びなどを行うときには、安全面に配慮することを心がけましょう。走り回る遊びや長縄跳びを使う遊びを楽しむ場合は、広いスペースを確保することも大切です。


始める前に使用する場所や道具などの安全点検を行うことを意識すると、大きなケガを防げるようです。



幼児向けのふれあい遊びを実習に取り入れよう

今回は、保育園での実習に取り入れる、幼児向けのふれあい遊びについて紹介しました。


ふれあい遊びには手遊びや身体遊びなど、幼児さんが楽しく取り組めるものがさまざまあるようです。定番の手遊び歌などを幼児同士で行うと、親子で楽しむときとは違った効果があるかもしれません。保育実習のときには、ねらいをしっかりもってふれあい遊びを活動に取り入れましょう。