新卒向け保育士求人・就職・就活情報サイト

保育士の面接で短所を聞かれたときの伝え方。弱みを強みに変える例文

保育士さんの採用面接では、自分の短所について聞かれることがあるかもしれません。長所のように強みを答えるのではなく、優柔不断や心配性といった自分の弱みを答えるため、面接官への伝え方に悩む就活生さんもいるのではないでしょうか。今回は、採用面接で短所を聞かれる理由や性格別の例文を紹介します。

面接をしている笑顔の女性

aijiro/shutterstock.com



面接で短所を聞かれる理由とは?

保育士さんの採用面接では長所だけでなく、短所を聞かれることがあるようです。
短所を答えることにより、面接官にネガティブな印象を持たれるのではないかと不安に思う就活生さんもいるかもしれません。


そもそも保育士さんの採用面接において、なぜ長所だけでなく短所についても聞かれるのでしょうか。
面接で短所を聞かれる理由についてくわしく説明します。



自己分析ができているかを確認するため


面接官が短所を聞く理由として、自己分析ができているかを見極めるためということが挙げられます。


自己分析をするということは、自分を客観視し、いい点や悪い点を確認することになるため、短所である部分と向き合ううえで必要になります。そして、短所をどのように自分で捉え、判断し、改善していくのかということを明確にすることが大事になるでしょう。


そのため、自分を客観的に見てどう思うのか、そして短所となる部分をどのように考えているのかを説明できるといいかもしれませんね。



自園にふさわしい人物か見定めるため


面接で短所を聞くのは、自園にふさわしい人物か見定めるためという理由もあるでしょう。


園によって特徴や保育方針はさまざまななので、就活生さんの性格と園が適しているかを見るためにも、短所は判断材料となるようです。
あくまで、短所自体の良し悪しを判断しているのではなく、保育士さんとして自園に合うかどうかを重点的に見ているといえるでしょう。



困難に対する対処の仕方を見るため


困難に対する対処の仕方を見るために、面接で短所について聞くことがあるようです。


保育士さんとして働く中で、さまざまな困難や苦悩が生じるかもしれません。慣れない仕事に戸惑ったり、問題がなかなか解決できなかったりした場合など、さまざまなことが想定されるでしょう。短所の対処法を聞くことで、前向きな姿勢で働けるかをみている面接官もいるそうです。


このように、短所はその人の弱みが聞くことが一番の目的でなく、自己分析ができているかや前向きに働くための対処方法をみているところが多いかもしれません。
では、実際に短所を聞かれたときの答え方について見ていきましょう。



保育士の面接で短所を答えるときのポイント

面接での短所の伝え方は、言い方を間違えてしまうとマイナスに捉えられてしまうことがあるかもしれません。ここでは、短所を答えるときのポイントについて具体的に説明します。



保育の仕事で活かせるような短所にする


面接で短所を答えるときのポイントとして、保育の仕事で活かせるようにポジティブな伝え方を意識するといいでしょう。


前向きな表現に変える

優柔不断や心配性といった短所は、そのまま伝えてしまうと面接官にネガティブな印象を抱かれる可能性があるため、途中で別の言葉に言い換えて伝えてみましょう。


嘘をつくのではなく、優柔不断であれば「相手に合わせることができる」「物事を柔軟に考えられる」といった別の言葉に言い換えるといいかもしれません。
そうすることにより、短所でありながら長所として捉えることもでき、前向きな言葉に置き換えることで面接官にポジティブな印象を与えられそうです。


さらに、短所で挙げる単語の意味について考えることにより、長所として伝える部分を具体的に説明しやすくなるでしょう。たとえば、短所がマイペースであれば、のんびり、自分に合ったペースなどの意味があるため、「人や環境に左右されずに、自分に合ったやり方で仕事を進められます」のように答えると、相手に伝わりやすくなりそうです。


保育の仕事に絡めて短所を伝える

面接で答える短所は、保育の仕事に活かせる内容にするといいかもしれません。


話す内容にもよりますが、「短所は浪費家なところです」など保育と関係ないことを言ってしまうと、仕事に関係することが聞きたい面接官の意図からずれてしまうことが考えられます。


保育の仕事に絡めた伝え方をすると、保育士さんとして仕事をしたときのことがイメージされやすくなるでしょう。たとえば、短所が「神経質なところがある」という場合は、「細かなところを気にしてしまいますが、子どもたちの些細な変化も見逃さないように活かしていきたいです」のように伝えることができます。



他人から指摘された内容にする


短所は人から言われたことがある内容を答えると、客観視できている内容になりそうです。


「高校の先生からせっかちだね、と言われたことがあります」など、人から言われた言葉を盛り込むことで、短所の説明に具体性が増して、面接官から自己分析ができていると判断されるかもしれません。


一方、短所で主観的な内容ばかり伝えてしまうと、客観視できていないのではないかと思われことがあるようです。面接官に良い印象を持ってもらうためにも、短所ではエピソードや自分の経験談を入れて客観的な内容になるように意識しましょう。



改善点や園に貢献できることを伝える


短所では、入職後のおける改善点や園に貢献できることを伝えるのもポイントといえるでしょう。


たとえば短所で「せっかちなところです」と答えるときは、「作業を急ぐことでミスをしないように最終確認をしっかりするように心がけています」といったように、改善するために行っていることを交えて話すことで、ネガティブな印象で終わらずに済みそうです。


さらに、入職後に園に貢献できることを話すことにより、短所でありながらも自己PRにつなげられるかもしれません。


このように、短所を答えるときのポイントはさまざまありますが、面接官に聞かれた際に「短所や弱みは特にありません」と答える方もいるでしょう。しかし、長所と短所は誰にでもあることですし、面接官は短所とどう向き合っているかを聞きたいと考えているため、自己分析したうえできちんと答えることが大切です。



保育士の面接で短所を伝えるときに活かせる例文

タブレットや資料を使用してメモをする女性

MIAStudio/shutterstock.com

保育士さんの面接で短所を聞かれたときの伝え方として、いくつか例文を紹介します。
短所でも貴園で働きたいというアピールをすることはできますので、参考にしてみてくださいね。



優柔不断なことが短所の場合


私の短所は優柔不断なところです。小さい頃から人の意見に左右されるところがあり、時には流されてしまうこともありました。しかし、人の意見を基準にしていると判断までに時間がかかってしまったり、自分の意見に一貫性がなくなったりすることに気づきました。そのため物事を決めるときに制限時間を設けたり、自分の判断に責任を持つことを意識したりして克服に努めています。貴園に入職後は同僚や先輩の意見を参考にしながらも、優先すべき基準を自分で見極めていけるよう心掛けて参ります。



心配性が短所である場合


私は心配性のため、些細なことを気にしすぎてしまうところが短所だと感じています。 たとえば、大学では必要な書類を掲出する前に問題がないか何度も確認したり、行動するのに躊躇してしまったりすることがあります。確かに作業的には効率が悪いかもしれませんが、その分、慎重に物事を進めることができていると自負しております。 また、保育士という仕事は子どもたちの命を預かる仕事ですので、慎重に行動する性格を生かして、子どもたちを安全に指導できるように努めていきたいと考えています。



せっかちが短所の場合


私の短所はせっかちなところです。他の人よりも先んじて行動してしまうことが多々あり、小学校や中学校の先生方からも「せっかちな性格だね」と指摘されたことがありました。 しかし、人よりも早く行動するため、前もってしっかり準備するように心掛けています。 また、作業の最終確認を怠ったことでミスにつながった経験から、最後まできちんと確認をすることを徹底するようになり、ミスをする回数を減らすことにつながりました。



我が強いことが短所の場合


私の短所は我が強いところです。自分の意見を押し通すところがあるため、中学生の頃に文化祭の出し物に関してクラスメートと衝突したこともあります。しかし、自分が出した提案に対して、積極的に意見や改善点を挙げて取り組んだ結果、クラスメートにも納得したうえで協力してもらえました。 保育士という仕事では、保護者の方や他の職員方との連携が重要になりますので、子どもたちを預かるうえで周りの意見をしっかり聞き、責任感を持って臨みたいと考えています。


このように、短所を答えるときは最初に結論として自分の短所を挙げてから話すと、面接官へ伝わりやすくなるでしょう。短所のエピソードや理由を伝えてから、改善点や園に貢献できることでまとめると、ポジティブに話し終えることができそうですね。



保育士の面接では事前に自己分析をしっかり行い、弱みを強みに変えて短所を伝えよう

今回は、保育士さんの面接で短所について聞かれたときの答え方について説明しました。


短所はネガティブな印象を与えそうで答えたくない、という就活生さんもいるかもしれません。しかし、短所を見つけるために自己分析を行うことは、克服方法を見つけることにもつながるでしょう。また短所と向き合うことで、志望する園と合っているかの判断材料としても役立てることができそうです。


面接で短所について聞かれたときは、自分の弱みを強みとなる言葉に言い換えることで、面接官にポジティブに捉えてもらえるかもしれません。伝え方によって自己PRにもなりますので、事前に内容をしっかりと考えるようにしましょう。