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保育における準備いらずのゲームアイデア。実習や入職後に役立つメリットやポイント

保育実習などの計画を立てる際、準備いらずでできるゲームのアイデアも考えておきたい保育学生さんもいるかもしれません。アイデアをいくつか用意しておけば、とっさの隙間時間などにも対応できるかもしれません。今回は、準備いらずのゲームのメリットやポイント、実際に保育現場で役立つ実践例を紹介します。


3人の子どもと先生

maroke/shutterstock.com



保育に使える準備いらずゲームとは?

保育に使える準備いらずゲームとは、文字通り準備の道具などの準備がいらないゲームのことをいいます。準備いらずのゲームアイデアを考えておけば、保育環境をくわしく知らない保育実習先や入職先でも役立つかもしれませんね。


準備いらずゲームには、例として、以下のジャンルが挙げられます。


  • 手遊び
  • 運動遊び
  • レクリエーションゲーム

まずは準備いらずゲームに、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。



準備いらずゲームのメリット

準備いらずゲームのメリットとは、どういったことでしょうか。



どこでもできる


園庭、室内、散歩で行った公園など、場所を選ばずどこでもできるのが最大のメリットといえるでしょう。


その場所や人数に見合ったゲームアイデアをいくつか用意しておくことで、天候が悪化したときなど急な保育活動の予定変更にも対応できるかもしれませんね。



隙間時間に役立つ


ちょっとした隙間時間にも、準備いらずゲームが役立つでしょう。


子どもたちをまとめたいときや整列したまま待ちたいとき、次の活動までの準備時間などさまざまな場面で隙間時間が生じることがあります。


準備いらずゲームは、そういった隙間時間にも簡単に取り入れることができるので、子どもたちを退屈させずに済むかもしれません。



準備いらずゲームをするときのポイント

次に、準備いらずゲームをするときのポイントを紹介します。



年齢や発達にあわせる


準備いらずゲームの中には、ルールが必要なゲームもあります。
ルールを守りながら遊ぶことが難しい年齢の子どもたちには向かないかもしれません。


低年齢の子どもにはルールのない簡単なゲームにするなど、子どもの年齢や発達に応じて選ぶとよいでしょう。



必要な時間に見合ったゲームを選ぶ


やりきるのに長時間必要なゲームは、隙間時間に行わないようにしましょう。
中にはゲームが途中で終わってしまうことを嫌がる子どももいるかもしれません。


ちょっとした隙間時間には手遊びだけにするなど、必要な時間に見合ったゲームを選ぶことで、時間を有効に、楽しく使えそうですね。



準備いらずのゲームアイデア

では、実際に準備いらずのゲームアイデアにはどういったものがあるのでしょうか。
先に述べた、以下のジャンルに沿ってそれぞれ実践例を紹介していきます。


  • 手遊び
  • 運動遊び
  • レクリエーションゲーム


手遊び


まずは、準備いらずゲームの一つである手遊びの実践例を、動画を交えて紹介します。


かみなりどんがやってきた


「かみなりどん」から、体の場所を隠す手遊びです。 最初はおへそを隠し、そのあとは、おしり、耳、胸、ひざと隠す場所が1カ所ずつ増えていきます。


0歳児クラスなどから取り入れる場合は、子どもたちの発達に応じて1、2カ所にして簡単にアレンジするなど工夫するとよいでしょう。


のねずみ

「のねずみ」が1匹から5匹まで増えていく、数を覚えながら楽しめる手遊びです。



動画では4匹目からはテンポが速くなりますが、高い年齢のクラスでは2匹目からどんどん速くするなどのアレンジをしても面白いかもしれませんね。



運動遊び


次に、運動遊びの実践例を紹介します。


すわりずもう

〈遊び方〉

【1】 2人組で向かい合い、体操ずわりをする。
【2】「はっけよーい、のこった!」で、座ったままお互いに押し合う。この時、おしりを床につけたままであれば動いてもよい。
【3】床に手をついたり、おしりを浮かせたり、倒れたりしたら負け。


すわりずもうは、2人組以上でできる室内遊びです。体格にかかわらず楽しめるので、異年齢の対戦でも盛り上がるかもしれませんね。幼児クラスでは、3人一組で実践してみても面白いでしょう。


変身遊び

〈遊び方〉

【1】まずは、簡単なものからみんなで変身してみる。
たとえば、以下など

  • うさぎ…両手を頭の上にあてて耳をつくり、ぴょんぴょんと飛び跳ねる
  • カエル…足を広げて曲げ、両手をついてぴょんぴょん飛び跳ねる
  • 風船…両手をふんわりと広げ、ふわふわと動く
  • 木…大きく伸び、動きを止める
  • アリ…小さくなって動く
  • ぞう…大股でどしどしと歩く

【2】子どもの年齢や発達に応じてアレンジする。
  • 乳児クラスの場合…童謡などに合わせ、歌に出てくる動物に変身して自由に身体を動かしてみる
  • 幼児クラスの場合…保育士さんの笛の音で止まり、掛け声のものに変身して自由に身体を動かす。だんだんと変身する切り替えを早くしたり、変身するレパートリーを増やして楽しむ


変身遊びは、とても簡単なので0歳児クラスから取り入れられるでしょう。室外・室内遊び両方で楽しめます。


身体の動かし方や表現は子どもの自由です。「ぞうはこの動き」「うさぎはこの動き」といった決まりはないので、保育士さんの見本の通りに動くよう指導するのではなく、「どんな動きだと思う?」と問いかけてみるなど子どもたちが自分のイメージを自由に表現できるように援助するとよさそうです。



レクリエーションゲーム


最後に、レクリエーションゲームの実践例を紹介します。


サイレントゲーム

〈遊び方〉

【1】サイレントゲームの内容を説明する。 たとえば、「今から先生が話す言葉、何て言っているのか当ててね。でも、よーく見てないとわからないからしっかり見ていてね!」と伝える。
【2】声は出さずに、口の動きだけで答えになるもの(単語)を言う。
【3】保育士さんの口の動きを見て、子どもが何と言ったかを当てる


子どもが保育士さんの口の動きを読み取ろうとするので、自然と静かに、集中するゲームです。


乳児クラスでは、口の動きだけでなく小声で話すことで楽しめるかもしれません。 幼児クラスでは、「くだものの名前だよ」「これから行く公園の名前だよ」など話す言葉のヒントやテーマを伝えてから行なった方が、子どもたちもわかりやすく楽しめるでしょう。


また話す単語を顔や体の部位(おなか、口、ひざ等)にして、何と言っているかわかった人はその部位を触れるという遊びも楽しいかもしれませんね。


連想ゲーム

〈遊び方〉

【1】円に座り、最初の言葉を言う人を一人決める。
【2】たとえば「パン」と言ったら、次の人は連想される言葉を考える3.「パン」といったら「白い」、「白い」といったら「お砂糖」など連想を続ける


連想ゲームは、イメージを膨らませてことばをつなげる言葉遊びです。しりとりの要領で、リレー方式で友だちと一緒に楽しめます。


たくさんの言葉を覚え始める、幼児クラス以上の子どもにおすすめのゲームといえるでしょう。出てくる言葉は、それぞれの感覚や感じ方によるので、間違いや失敗は基本的にありません。思い思いの言葉遊びを楽しみましょう。ただし、人を傷つける言葉や不快な言葉が出ないように配慮するとよさそうです。



準備いらずゲームを保育に活かして楽しもう

今回は、準備いらずゲームのメリットやポイント、ジャンルごとの実践例を紹介しました。


準備いらずゲームは、道具の用意などが必要なく、いつでもどこでも楽しめるのが最大のメリットといえるでしょう。アイデアをいくつか用意しておくことで、ちょっとした隙間時間などでも子どもたちを退屈させずに楽しく有効活用できるかもしれません。


実践例を参考に、準備いらずゲームを保育に活かして楽しんでみてくださいね。