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ヨコミネ式とは。教育法の内容と、導入している幼稚園や保育園で仕事をする上での心構え

ヨコミネ式とはどのような教育法なのか気になっている保育学生さんもいるかもしれません。就活をする際に具体的な内容を知っていると、就職する幼稚園や保育園を選びやすいですよね。今回は、ヨコミネ式とはどのような目的や特徴を持っているかや、取り入れている園に就職したときのメリットについて紹介します。


勉強している子どもと保育士

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ヨコミネ式とは

ヨコミネ式とは、子どもたちの目が輝く保育園を作るために始められた教育法です。スポーツや音楽のように子どもたちが楽しいと思える活動をたくさん行い、どのようなことにも夢中になって取り組んでほしいという願いを持っているといわれてます。


ヨコミネ式教育法を取り入れている保育園や幼稚園は、鹿児島県から北海道まで幅広くあるようです。ヨコミネ式とはどのようなことを行う教育法かを知っておくと、保育学生さんの就活に役立てることができるかもしれませんね。



ヨコミネ式が目指す子どもの「自立」

ヨコミネ式教育法では、子どもたちが人間的にも経済的にも自立して生きていけるようにすることを大きな目的としているそうです。「自立」の3つの内容について、簡単にまとめました。



心の力


「心の力」とは、正義感や道徳観といった心に関するもののようです。子どもの健やかな成長のためには幼児期の環境や教育が大切という考えから、しっかりと「心の力」を育てていこうとしています。


ヨコミネ式では、子どもの心を育てる親の役目や責任は、「けっして甘やかさないこと」、「先のことをしっかり見て子育てをすること」と言われています。ヨコミネ式を取り入れている保育園や幼稚園でも、トラブルにぶつかってもくじけない心や友だちを思いやる心といった「心の力」を育てることなどを保育方針としているようです。



学ぶ力


「学ぶ力」とは、「読み・書き・計算」を通して自ら学んでいく力だそうです。自然体験や友人関係から生きる知恵を得ることも学ぶ力と考えられるようです。学ぶ力には思考力や理解力、洞察力など、大切なことがさまざま含まれていると言えるでしょう。


「読み・書き・計算」は、この学ぶ力を引き出すためのものとされています。ヨコミネ式を取り入れている保育園や幼稚園のなかには、楽しい活動を通して子どものやる気を引き出し、基礎学力を高めることで自学自習の習慣につなげようとしている園もあるようです。



体の力


「体の力」とは、体力や柔軟といった力のことを指すそうです。そのために、走力・泳力・柔軟性・体操にも力を入れているようです。現代社会のなかでは、子どもたちが自分自身で「体の力」を培うことは難しくなっているので、ヨコミネ式では体操などの運動を通して現状の課題に対応しようとしています。


ヨコミネ式教育法を取り入れている保育園や幼稚園でも、運動神経の基礎は6歳までという考えの元、生涯に渡って役立つ運動能力を育てているようです。友だちや年齢が上の園児の姿を見て真似をしながら、自分の力でバランス感覚などを学ぶ子どももいるそうです。



ヨコミネ式教育法の特徴

ヨコミネ式とは「すべての子どもは天才である」という理念の元、「子どもは認められたがる」「子どもはちょっとだけ難しいことをしたがる」「子どもは競争したがる」「子どもは真似をしたがる」という「4つのスイッチ」により、子どものやる気を起こそうと考えているそうです。この教育法が一般的な教育と異なる点をまとめました。



人間関係の苦労を学ぶ


子どもが小学生、中学生と成長していく過程で、人間関係のトラブルに遭遇することがあるかもしれません。幼児の頃に人間関係に関するトラブルの経験が少ないと、どのように問題解決をすればよいかわからず、悩んだり困ったりしてしまうこともあるでしょう。


ヨコミネ式教育法では、保育園や幼稚園で友だちとケンカをしたときなどに、大人がすぐに介入しないようにしているそうです。子どもたち自身で問題を解決する機会を奪わないようにすることは、子どもの健やかな成長を促すために大切かもしれません。



悪いことをしたら叱る


ヨコミネ式教育法には、子どもが悪いことをしたときにはきちんと叱るという特徴があるようです。将来子どもが善悪の判断をできるようにするためには、保育士さんや先生、保護者の方といった大人が本気で叱ることが大切なのかもしれません。



バランスのよい経験を大切にする


子どもたちが自信を持って活動できるようにするために、競争などを通して、一番になる喜びや負けた悔しさなどをバランスよく経験させるようにすることも、ヨコミネ式の特徴のようです。「自分に自信を持ちたい」「上手になりたい」「一番になりたい」といった子どもの気持ちを引き出すことで、積極的な子どもに育つという考え方と言えるかもしれません。



ヨコミネ式の園で働くメリット

子どもたちに数字を教える保育士

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保育学生さんがヨコミネ式教育法を取り入れている保育園や幼稚園で働く場合、どのようなメリットがあるのでしょう。主なものを3つ紹介します。



日々の業務が勉強になる


ヨコミネ式では、読み・書き・計算や音楽、体操など、多岐に渡る指導が行われているようです。保育士さんたちはそれらの活動を通して、子ども一人ひとりを大切にした保育を行うことになります。子どもの健やかな成長や発達を願い、ヨコミネ式の目的としている「自立」を実現するために、日々学習や研修を積み重ねることが必要です。ヨコミネ式を取り入れている園で働くことになると、自然に幅広い勉強ができそうですね。



研修会やセミナーで学ぶことができる


ヨコミネ式教育法では、さまざなま研修会やセミナーが開かれているようです。少人数の研修会に参加すれば、積極的に質問をすることもできそうですね。保育園などで開かれる研修会やセミナーでは、講師の先生による保育士さんの目線での園児に寄り添う指導を学ぶこともできるようです。実際に子どもと接する姿を見て学べるのはありがたいですよね。



小学生までを見通した指導ができる


ヨコミネ式は小学生までを見通した教育法なので、保育園や幼稚園を卒園した後のことまで考えた指導をしているようです。卒園までに読み書きや計算、運動、音楽など、子ども一人ひとりの力を伸ばして小学校に送り出すので、保育士さんも子どもたちの成長に感動するかもしれません。小学生になった子どもたちが活躍する姿を見ることができたら嬉しいですよね。



ヨコミネ式とは何かを理解して就活に役立てよう

今回はヨコミネ式とはどのような教育法かを紹介しました。


ヨコミネ式とは、子どもたちが自立して生きることができるように、心の力、学ぶ力、体の力をつけることを大切に考えている教育法のことだそうです。この教育法を取り入れている保育園や幼稚園で働く場合、さまざまな研修やセミナーに出席し勉強することで、保育士さん自身の成長に役立てられるかもしれません。


就職先の候補として考えるときは、ヨコミネ式とはどのような教育法で、仕事をする上でどのようなメリットがあるのかなどを理解しておきましょう。