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乳児クラス向けの簡単な手遊び12選!実習などで役立つ、季節別に人気の歌

保育実習や入職後において、活動の切り替えや導入などで手遊びを取り入れることもあるでしょう。その際、乳児クラスではどのような手遊びが人気なのか知りたい保育学生さんもいるのではないでしょうか。今回は、乳児クラスにとっての手遊びのねらいや春・夏・秋・冬におすすめの簡単な手遊び歌を紹介します。

手遊びをする子ども

takayuki/shutterstock.com



乳児クラスにとっての手遊び

手遊びは、歌いながら手や指、体を動かす子どもたちが大好きな遊びの一つです。 いつでもどこでもコミュニケーションをとることができ、行事や活動の導入、子どもたちの注目を集めたいときにも活躍するでしょう。


乳児クラスの子どもたちにとっての手遊びには、保育士さんとふれあい、コミュニケーションを図るきっかけとなる大切な役割があります。


はじめは見ているだけでも、徐々に言葉や動作を覚え、真似をしていっしょに楽しめるようになるでしょう。


手遊びにはわらべうたや簡単な歌を題材にしたものがあり、さまざまなバリエーションがあります。その中から子どもの年齢や季節、イベントなど場面にあわせて保育士さんが適した手遊びを選ぶことが大切になります。


では保育実習や入職後において、乳児クラス(0・1・2歳児)を担当する場合、どのようなことを意識すればよいのでしょうか。



手遊びのねらいと演じるときのポイント

まずは手遊びにおけるねらいと演じるときのポイントから見ていきましょう。



手遊びのねらい


乳児クラスでの手遊びには、以下のようなねらいがあります。


  • 他人との適切なスキンシップを学ぶ
  • 心地よいコミュニケーションをとる感覚を養う
  • 手を動かすことで脳の発達を促し、リズム感を養う

手遊びは、保育士さんの真似をしたりスキンシップをとったりしながら楽しみます。 手を動かすことで数を数えられるようになったり、歌に出てくる生き物や食べ物の言葉を覚えたりとさまざまな効果があるため、手遊びは乳幼児期にとても大切な遊びといえるでしょう。



手遊びを演じるときのポイント


次に、乳児クラスにおいて手遊びを演じるときのポイントを紹介します。


大きな声で、はきはき歌う

大きな声ではきはき歌うということは、乳児クラスだけでなく全年齢で基本となるポイントでしょう。


声が小さい場合、せっかく楽しい手遊びをしても注目を引けなかったり興味が薄れてしまったりするかもしれません。


そのため、大きな声で手遊びを始めることで「なんだか楽しそうな歌が聞こえてきたな」と子どもの興味を引き、わらべうたのような特徴的な歌詞の歌でもしっかりと聞き取れるようはきはきとした歌い方を意識することが大切です。


子どもが真似しやすい手遊びを選ぶ

保育士さんが手遊びをするとき、0歳児は見ているだけになることも多いですが、1歳児以上になると保育士さんの動きを真似るようになるかもしれません。


子どもたちが真似しやすい手遊びをすることで、子どもたちも参加しやすくなるでしょう。手遊びは「自分が知っているもの」が出てくる方が、嬉しい・楽しいと感じて、盛り上がるようです。


たとえば3月頃に咲く「たんぽぽ」や12月のクリスマスにまつわる「サンタさん」など、子どもたちの身近にあるものや知っているもの、好きなものが出てくる手遊びなら、さらに興味を持って手遊びに参加するかもしれませんね。


同じ手遊びを繰り返す

乳児クラスの場合は、次々と新しい手遊びをするよりも、子どもたちが覚えられるまで、同じ手遊びをする方が楽しめるようです。そのためまずは、「定番の手遊び」を子どもたちといっしょに行なうようにするとよいでしょう。


たとえば「3パターンほどの手遊びをローテーションする」「朝の会や帰りの会では毎日同じ手遊びをする」などと決めると、子どもたちも覚えやすく、生活リズムをつけることにも役立つかもしれません。


手遊びを子どもたちが覚えて、真似が上手になったり、飽きた様子が見られたりしてから「新しい手遊び」を披露するというやり方がおすすめといえるでしょう。


楽しそうに手遊びをする

保育士さんから出る声や表情が、手遊びを盛り上げるための演出となります。


子どもたちは保育士さんが楽しそうに手遊びをしている様子を見て、「何かわからないけど自分も楽しいな」「先生が笑っていて嬉しいな」と感じるかもしれません。


そのため、手遊びをするときに保育士さん自身も楽しむことがとても大切なポイントとなります。


乳児クラスにとっての手遊びのねらいやポイントを押さえたところで、ここからは、季節ごとに楽しめる手遊びの例を紹介します。保育実習や入職を控えている保育学生さんは参考にしてみてくださいね。



乳児クラス向けの手遊び~春~

まずは、乳児クラスで春(3月、4月、5月)に人気の手遊びを3つ、動画とともに紹介します。青虫、ひよこ、うさぎといった、春から連想される生き物が出てくる手遊び歌の例です。



キャベツの中から



キャベツの中から青虫がにょきにょきと出てくる、3月から4月頃にぴったりの春らしい手遊びです。「お父さん」は親指、「お母さん」は人差し指……と順々に立てる指が変わっていくので、指の名前を覚えるのにも役立つかもしれませんね。



コロコロたまご



「コロコロ」「ピヨピヨ」「コケコッコー」といった言葉と動作が面白い手遊びです。 手を開いたり、結んだり、指を立てたりと、いろいろな動きがあるので、子どもたちの指先を動かす練習にもなるでしょう。



うさぎさん



体の後ろからうさぎさんが駆けてくるという手遊び歌です。2本の指でうさぎさんの耳を表現しながら遊んでみましょう。簡単な動きなので、乳児クラスの子どもでも真似しやすいかもしれません。



乳児クラス向けの手遊び~夏~

次は、乳児クラスで夏(6月、7月、8月)に人気の手遊びの例を動画とともに3つ紹介します。6月の「時の日」や梅雨、魚にちなんだ、夏の時期らしい手遊び歌です。



とけいのうた



時計の針の動きをイメージした、かわいらしい手遊び歌です。
長い「おとなの針」と、短い「こどもの針」を表現したり、「こんにちは」と「さようなら」で頭を下げたりと、言葉と動作を結びつけるのにも役立つかもれません。



かみなりどんがやってきた



梅雨の時期である6月は、雨の日が多くなったり、時には雷がなったりすることもあるでしょう。雷とともにやってくる「かみなりどん」におへそなどを取られないように、身体のいろいろなところを隠す手遊び歌です。


動画では隠すところが増えていきますが、乳児クラスでは1カ所ずつ繰り返し遊ぶようにするなど子どもが簡単にできるようアレンジするとよいでしょう。



さかながはねて



魚があちこちにはねて変身し、帽子やめがねなどに変身する面白い手遊びです。 たとえば、おしりにはねて「パンツ」、頭にはねて「たんこぶ」といったさまざまなものにもアレンジができるので、何度も繰り返して遊べるかもしれませんね。



乳児クラス向けの手遊び~秋~

次は、乳児クラスで秋(9月、10月、11月)に人気の手遊び歌を3つ紹介します。 栗、まつぼっくり、どんぐりといった秋ならではの自然物をテーマにした手遊び歌の例です。



大きな栗の木の下で



秋によく歌われる童謡「大きな栗の木の下で」に簡単な動作をつけた手遊びです。
少しテンポを速くしてみたり、「小さな栗の木の下で」として声や動作を小さくしてみたりとアレンジを加えても面白いかもしれません。



まつぼっくり



まつぼっくりが主人公の秋らしい手遊び歌です。
歌は短いものの、歌詞に合わせた動作の種類が多くて楽しめそうですね。最後の「もぐっ!」は、まつぼっくりをたくさん頬張るイメージで、大きな声で言うとよいでしょう。



どんぐりとこりす



10個のどんぐりをこりすが追いかけていく、数え歌となる手遊びです。
「ひとつ、ふたつ、みっつ……」という日本語ならではの数え方を自然に身につけられる、教育的な手遊びともいえるでしょう。


乳児クラスでは数を数えるところをゆっくりとしたテンポにするなど、簡単にできるアレンジをするとよさそうです。



乳児クラス向けの手遊び~冬~

最後に、乳児クラスで冬(12月、1月、2月)に人気の手遊びを3つ紹介します。
クリスマスや風邪、節分の鬼といった冬らしいテーマの手遊び歌です。



サンタさんがやってくる



「トントントントンひげじいさん」の歌を12月のクリスマス風にアレンジした手遊びです。ベルが鳴る様子やトナカイさんの角、ソリを漕ぐ様子などを手で表現しながら歌います。サンタさんがやってくるのが待ち遠しくなりそうですね。



ごんべさん



赤ちゃんが風邪をひいてしまったときのことを歌った手遊びです。
「くしゅん」「あちちち」「こんこん」など子どもたちに風邪の症状を伝える擬音語が出てくるので、風邪をひくと熱やくしゃみ、咳が出るといったことを手遊びの中で理解できるようになるかもしれませんね。



鬼のパンツ



「鬼のパンツ」は、軽快なメロディに乗せて鬼の力強いイメージを伝える楽しい手遊び歌です。座りながらゆっくりやるのもよいですし、動画のように立って全身を使って表現するのも面白いでしょう。



乳児クラスの雰囲気や季節にあった手遊びを楽しもう

今回は、乳児クラスで楽しめる手遊びのねらいや演じるときのポイント、春・夏・秋・冬それぞれの季節で人気の手遊び歌の例を紹介しました。


手遊びはそのままでも楽しめますし、子どもたちが慣れてきたらアレンジを加えることで何通りも遊べるでしょう。


アレンジは難しいものではなくても、子どもたちの様子にあわせてテンポの緩急をつけたり、声の強弱、動きの大小を変えたりするだけでもよいかもしれません。保育士さんが恥ずかしがらずに声や動きを大きく楽しそうに演じることで、子どもたちもいっしょに楽しめるでしょう。


手遊び歌の動画を参考にしながら覚えて、保育実習や入職後に実践してみてはいかがでしょうか。