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紙コップを使った製作10選!ねらいや特性、年齢別に楽しめる製作アイデア

保育園での製作の材料の一つとして人気の紙コップ。絵をかいたり切ったりなど加工もしやすいため、保育実習などで取り入れたいと考える保育学生さんもいるかもしれません。 今回は、製作で紙コップを使うときのねらいや特性、乳児クラスと幼児クラスで年齢別に楽しめる製作アイデアを10個まとめて紹介します。

紙コップ

Oder01/shutterstock.com



製作で紙コップを使うときのねらい

100円均一ショップやスーパー、コンビニなどの身近なお店で購入できる紙コップ。
サイズやデザインも豊富で、白無地だけでなく色や柄のあるものなどさまざまなタイプがあるので保育園の製作のアイテムの一つとして人気のようです。


紙コップを使った製作には、以下のようなねらいが挙げられるでしょう。


  • 紙コップなどいろいろな素材に触れながら、自分で表現することを楽しむ
  • 保育者といっしょに、紙コップをハサミで切ったり貼ったりする製作を楽しんで行う
  • 自分で作ったものを使って遊ぶ楽しさを味わう

指導案を作成するときは、このようなねらいをもとに書くとよさそうです。
また、紙コップ製作はおもちゃとしても活用できるので製作の時間に加え、手作りしたおもちゃで遊ぶ時間も設けておくとよいかもしれません。



製作における紙コップの特性

紙コップには、どのような特性があるのでしょうか。
製作に活かせる特性を紹介します。



絵をかける


紙コップは紙という性質上、絵を描くのに適しています。
ペンやクレヨンなどとの相性がよいため、絵を描いたり色を塗ったりして製作するのにぴったりでしょう。


曲面になっているので、子どもがそのまま描くのが難しいときは、あらかじめ別紙にかいた絵やシールなどを貼ってもよさそうです。



加工しやすい


紙コップはのりやテープ、接着剤などとの相性がよいので、他の素材をくっつけるなど加工もしやすいでしょう。


また、紙が柔らかいため、ハサミで切ったり、ボールペンで穴をあけたりなどの工程を子どもの手で簡単に行うことができるかもしれません。



中にものを入れられる


紙コップには、最も活かしやすい特性として、入れ物としての機能があります。
たとえば、絵の具を溶いて使うときの入れ物として使ったり、けん玉で玉を受ける皿になったりとさまざまな場面で活躍するでしょう。


大小さまざまな紙コップの容量を活かすことでも、製作の幅も広がるかもしれません。



底の円形部分も活かせる


底の円形部分を活用して製作することもできます。底部分だけを切り離し、腕時計の文字盤に見立てたり、レンズに見立てて眼鏡を作ったりできるでしょう。


また、絵の具をつけて円形のスタンプとして活用してみてもよいかもしれませんね。



【乳児クラス向け】紙コップを使った製作アイデア

ここからは、年齢別に紙コップを使った製作アイデアを紹介します。
まずは乳児クラス(0歳児、1歳児、2歳児)向けのアイデアを5つまとめました。



動くイカとタコ


頭がユラユラ動いて、本物のような動きをするタコとイカのおもちゃの製作アイデアです。



用意するもの

  • 紙コップ 4個
  • 絵の具(赤) 適量
  • 画用紙 35cm×2cm 2枚
  • ハサミ
  • のり

作り方

1.2個の紙コップの外側を赤い絵の具で塗ります。

2.1個の紙コップのフチに8等分の切り込みを入れ、それぞれの端を丸く切り取ります。

3.もう1個の紙コップにタコの目や口をつけます。

4.2枚の画用紙の端を直角になるように重ねてのりづけします。

5.蛇腹に折っていきバネを作ります。

6.紙コップの頭部分と足部分の接続部にバネをのりづけしてできあがりです。


0歳児や1歳児はおもちゃを口に入れる可能性もあるため、絵の具は使わずあらかじめ赤い色のついた紙コップを使用してもよいかもしれません。イカは白い紙コップをそのまま使用しましょう。


目玉にパーツを使う場合は、保育学生さんがしっかりと接着剤などで貼りつけることがポイントです。



紙コップのいないいないばぁ人形


紙コップをスライドさせるといろいろな顔が出てくる、いないいないばぁ人形の製作アイデアです。



用意するもの

  • 画用紙
  • 紙コップ 2個
  • ハサミ
  • 鉛筆
  • のり

援助のポイント

動画ではピンクの画用紙でウサギを作っていますが、茶色でクマ、水色でゾウなどにアレンジしていくつか作ってもおもしろそうです。


紙コップをスライドさせるだけで楽しめる簡単なおもちゃなので、1歳児や2歳児の手でも扱いやすいかもしれません。



紙コップの風車


紙コップ1個で簡単に作れる、風車の製作アイデアです。



用意するもの

  • 紙コップ
  • ストロー
  • 爪楊枝
  • ペン
  • ハサミ

作り方

1.紙コップのフチを6等分するようにハサミで切り込みを入れます。

2.30度くらいの角度をつけながら折っていき、羽をつくります。

3.紙コップの底の中心にペンで穴を空け、爪楊枝を差し込みます。

4.裏側の爪楊枝にストローの飲み口を差し、反対側から割り箸を差し込んでできあがりです。


1歳児や2歳児が自分でもつときに危なくないよう、風車の中心の爪楊枝はビニールテープなどでしっかり保護しておくことがポイントです。


紙コップの切り込みを入れる前に、子どもといっしょにシールやテープなどを貼ったり、絵を描いてみたりしてオリジナルの風車を作っても楽しめるかもしれませんね。



紙コップの鳴く怪獣


紙コップにつけた割りばしとタコ糸で、怪獣の鳴き声を表現するおもちゃの製作アイデアです。



用意するもの

  • 紙コップ 2個
  • 画用紙(緑)
  • タコ糸
  • 割りばし
  • カラータイ
  • ハサミ
  • キリ
  • のり

援助のポイント

おもちゃを子どもが扱うときは、糸を引っ張ると音が出るということを教えるために保育学生さんがお手本を見せるとよいかもしれません。


紙コップに貼る画用紙をカットするには、紙コップを一つ切って開き、それを型紙として使うことで切りやすくなるでしょう。


手足のパーツはしっかりと接着剤などで固定することがポイントになります。



紙コップのマリオネット


人形劇などに活用できる、紙コップのマリオネットの製作アイデアです。



用意するもの

  • 紙コップ(大・小1つずつ)
  • 毛糸
  • 割り箸
  • 色画用紙
  • ダンボール
  • キリ
  • 絵の具

援助のポイント

動画では犬の作り方を紹介していますが、紙コップをピンクに塗ってウサギをつくったり、より大きい紙コップを用意して茶色に色を塗って馬をつくったりするなど、紙コップの色や大きさを変えれば犬以外の動物も簡単に作ることができるでしょう。


手と足のパーツをつなげるために、胴体用の紙コップに穴をあけるときは、左右2カ所の穴をできるだけ平行になるように気をつけると、きれいに仕上がります。


秋や冬のシーズンに行なわれる音楽会や生活発表会にあわせて、保育学生さんからの出し物として人形劇を演じみてもおもしろいかもしれませんね。



【幼児クラス向け】紙コップを使った製作アイデア

次に、幼児クラス(3歳児、4歳児、5歳児)で楽しめる、紙コップを使った製作アイデアを5つ紹介します。
3歳児以上のアイデアでは、子どもといっしょにできる工程もあるので、協力して作ってみましょう。



紙コップのけん玉


紙コップを使って、オリジナルのけん玉を製作してみましょう。



用意するもの

  • 紙コップ
  • カプセルトイの容器
  • トイレットペーパーの芯
  • 折り紙
  • 画用紙
  • タコ糸
  • ビニールテープ
  • セロハンテープ
  • ハサミ

援助のポイント

カプセルトイの容器がない場合は、新聞紙を1枚丸めてタコ糸の先端をつけ、テープで固定してもよいでしょう。また、秋には松ぼっくりを玉にアレンジしてみるのもよさそうです。


ハサミを扱うときは、保育学生さんがいっしょに持つなど援助するとよいかもしれません。


けん玉を飾りつけるときは、絵をかいたり、シールを貼ったりするとよりオリジナリティのあふれるけん玉ができあがりそうですね。


関連記事:お花けん玉の作り方



紙コップのティラノサウルス


パクパクと口を動かして遊ぶことができる、紙コップのティラノサウルスの製作アイデアです。



用意するもの

  • 紙コップ 2個
  • たこ糸
  • 手足などのパーツ
  • ハサミ
  • キリ
  • セロハンテープ
  • ビニールテープ

援助のポイント

紙コップにキリで穴を空ける工程は、保育学生さんが行うようにしましょう。
少し大きめに穴を空けておくと、子どもが糸を通しやすくなるかもしれません。


オリジナルのティラノサウルスができあがったら、子どもたちと会話劇を楽しんでみてもおもしろそうですね。



変身ベルト


紙コップと牛乳パックを組み合わせて作る、変身ベルトの製作アイデアです。



用意するもの

  • 紙コップ 2個
  • 牛乳パック
  • 輪ゴム
  • ハサミ
  • カッター
  • テープ
  • ホチキス

援助のポイント

ホチキスで留めるところやゴムをつけるところなど、3歳児以上の子どもにとって難しい工程は保育学生さんが援助するようにしましょう。


ゼリーの空き容器などを利用してベルトの中心にボタンをつけ、変身のスイッチを押せるようにアレンジしてみてもおもしろいかもしれません。
また、この作り方を参考にしながら腕時計型に作り、「変身ウォッチ」としてもよさそうです。


夏祭りや生活発表会での出し物のアイテムとしても活用できるかもしれませんね。



紙コップのランプ


夏祭りやお泊り会の演出にもぴったりの、紙コップで簡単に作れるランプの製作アイデアです。



用意するもの

  • 紙コップ
  • タコ糸
  • 電池式のライト
  • 割りばし
  • ビニールテープ
  • 鉛筆
  • 消しゴム
  • キリ

援助のポイント

紙コップには、子どもの好きな絵柄をかくように援助しましょう。
動画のようにお化けにすれば夏の肝試しにぴったりかもしれませんね。


3歳児以上の子どもといっしょに穴を空ける場合は、キリではなくボールペンなどできるだけ危険の少ないもので代用するとよさそうです。


動画のように絵柄に沿って穴を空けるだけでなく、ランダムに大小の穴を空け、紙コップの裏側にカラーセロファンを貼って逆さに置けば、カラフルなランタンにもアレンジできるでしょう。



紙コップロケット


紙コップを使って簡単に作ることができるロケットのおもちゃの製作アイデアです。



用意するもの

  • 紙コップ 大・小
  • 折り紙
  • 画用紙で作ったロケットのパーツ
  • ビニール袋
  • 折り紙
  • ストロー
  • ハサミ
  • テープ
  • キリ

援助のポイント

キリで穴を空けるところやビニール袋にストローをつけるところなど難しいところは保育学生さんがやるようにしましょう。


ビニール袋の口にストローを固定するときは、少しだけ隙間を開けることがポイントです。そうすることでストローから息を吹き込んだ際に、ビニール袋の外に漏れるような空気の流れができ、紙吹雪がうまく舞うようになります。


ロケットのパーツを貼りつけるところや、紙吹雪を作るところは子どもだけで楽しめるよう援助できると、よりオリジナリティのあるロケットができあがりそうですね。



保育園での製作で紙コップを活用してみよう

今回は、紙コップを使った製作のねらいや特性、年齢ごとに楽しめる製作アイデアを紹介しました。


紙コップは加工がしやすく、アレンジ次第でさまざまな手作りおもちゃに活用できる材料です。紹介した動画を参考にすれば、夏祭りや秋の生活発表会などでも活躍するアイテムも作れるかもしれませんね。


子どもたちの様子にあわせて、いっしょに紙コップを使った製作を楽しんでみてはいかがでしょうか。