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自己PRの書き方。新卒時に役立つ、履歴書やESに書くときの例文

自己PRの書き方について、どう書けばいいか悩む保育学生さんいるかもしれません。新卒保育士として採用担当者に自分をアピールするためにも、書き方のコツを知ることが大切といえるでしょう。今回は履歴書やESなどの自己PRの書き方やポイントについて、例文を交えてくわしく説明します。

ペンを持って考え事をしている女性

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就活で自己PRを求められる理由

新卒保育士を目指すなかで、履歴書やES(エントリーシート)で自己PRを書くことがあるでしょう。


しかし、どのように書いたらいいかわからない保育学生さんもいるかもしれません。
また、公務員保育士を目指す場合の自己PRの書き方が知りたい方もいるのではないでしょうか。


そもそも就活において自己PRを求められるのには、


  • 応募者の人柄や価値観を知りたい
  • 応募者の能力を見たい
  • 自園に合うかどうか見極めたい

といった採用担当者の意図があるといわれています。
そのため書き方のコツを知ることで、自分自身を具体的にアピールした自己PRを作成することができるでしょう。


最近では、WEB上で求人応募をする保育施設も増えてきているため、WEB履歴書などでも自己PRを書く場面があるかもしれません。
WEBでも紙でも書き方に違いはないそうですが、改めてコツを確認しておくとよいですね。


まずは、自己PRを書くときのポイントついてくわしく説明します。



新卒保育士に役立つ自己PRを書くときコツ

保育学生さんの場合、自己PRを初めて書く方も多いでしょう。


自己PRは思うままに書いてしまうとまとまりがない文章になったり、方向性がずれてしまったりするかもしれないので、きちんとコツを抑えることが大切ですね。


新卒保育士の自己PR文を書くときのコツを4つ紹介します。



文字のバランス、文量を意識して丁寧に書く


履歴書などでは書く欄の8割以上を埋めたほうがいいといわれています。
また一つの文章が長すぎたり、文字の大きさが小さくなったりすると、見にくくなることが考えられるため、バランスを意識してかくようにしましょう。


履歴書やESでは、字の上手い、下手というよりも、採用担当者へ向けて具体的かつ簡潔に内容を伝えるのと同時に、心を込めて丁寧に書くことが大切です。



事前に自分のアピール部分を洗い出す


自己PRを書く前に、自分の強みとなるアピールポイントをリストアップしておくと書きやすくなるかもしれません。


アピールポイントのなかには、保育士の仕事に結びつけにくいものもあるでしょう。
そのため、一旦すべて挙げることにより、応募する園に適したものを絞り込むことができそうです。


自分の強みがよく分からないという方も、学生時代やインターンシップでの経験や実績、学んだことを洗い出すことで、自分の得意なことや園にアピールできることが見つけやすくなるかもしれませんね。



自分の経験や特技・スキルをまとめる


新卒保育士の就活では、保育士として活かせる特技やスキルをアピールするとよいでしょう。


たとえば、「タイピングが早い」「企画力がある」などは一般的な仕事をするうえで役立つスキルではありますが、保育の仕事に絡めにくいこともあるかもしれません。
そのため、保育士として就職後に役立てるような「ペン習字〇級」「体力がある」「協調性がある」といったことをアピールすることで、採用担当者の印象に残りやすくなるかもしれません。



成功体験だけでなく失敗した経験も伝える


自己PRを書くときは成功体験だけでなく、失敗したことを伝えることもポイントといえそうです。


「全国大会で優勝しました」のように優秀な経歴や成功体験がなくても、自分自身が工夫したことや努力したことなど伝えることで、失敗した経験をアピールポイントとして伝えることができるでしょう。


失敗したことを伝えると、採用担当者によくない印象を与えてしまうのではないかと不安に思う方もいるかもしれません。


しかし、「大会で優勝はできませんでしたが、毎日練習を行ったことにより日々の積み重ねが重要だということに気づきました」のように、うまくいかなかった経験を経て気づいたことを伝えればポジティブにアピールすることができます。


その際、エピソードと志望先の園の特徴を絡めて、入職後にどんなふうに活かせるかを伝えられると、志望度も伝わってよさそうですね。



新卒保育士の履歴書やESの自己PRの書き方

履歴書を持った女性

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履歴書やESなどで自己PRを書くときは、以下の順で書くと採用担当者に伝わりやすくなるでしょう。


1.結論(自己アピールしたいこと)

2.結論として挙げたことについて、根拠となるエピソードを書く

3.入職後にどう活かすのか書く


それぞれどのようにして書けばいいのかくわしく説明します。



自己PRは結論から書く


自己PRでは結論から書くことで、採用担当者に言いたいことが伝わりやすくなるようです。


また、この方法は履歴書やESに長所や短所を書くときにも応用できるでしょう。


たとえば、「私は大学生のときにテニスサークルに所属していました。サークルでは~(サークル活動の詳しい内容)そのため、私は体力には自信があります」のように、結論を最後に書いてしまうと、自分のアピールポイントが伝わりにくいかもしれません。


一方、「私の強みは、体力に自信があることです。大学生のときにテニスサークルに所属しており、(サークル活動の詳しい内容)」と結論から書くことで、採用担当者に内容が伝わりやすくなるだけでなく、続きが気になるようなまとめ方にできるでしょう。



自己PRの根拠となるエピソードを書く


履歴書やESに自己PRを書くときは、面接のように口頭で補足説明ができないため、具体的に書くことが大切になります。


たとえば、「私の強みは、周りを引っ張っていくリーダーシップがあることです」のように、ただ強みを述べただけでは具体性に欠けるため、自分のアピールポイントとして伝わりきらないかもしれません。


そのため、「私の強みは周りを引っ張っていくリーダーシップです。大学生のときにフットサルのサークルに所属しており、そこでキャプテンを務めていました」のように、どうしてそれが自分の強みだといえるのか根拠や裏付けとなるエピソードを盛り込みます。


そうすることによって、自分の強みがより明確になり、採用担当者も応募者の人物像がイメージしやすくなりそうです。



入職後にどう活かすのかを書く


自己PRでは、ただ自分の強みを伝えるのではなく、それを踏まえて就職後にどう活かせるのか書くことも大切です。


そのため、「この3年間の居酒屋のアルバイト経験により、従業員同士での情報共有の大切さを実感しました。貴園で保育士として働く際は職員同士できちんと情報を共有し、日々の保育がスムーズに行えるように活かしていきたいです」のように、保育に絡めた内容で締めることによって志望度も伝わりやすくなり、採用担当者へのアピールになるでしょう。



新卒保育士の自己PRの書き方例

ここでは、就活の履歴書やESを書くときに役立てられる例文を紹介します。
自己PRの書き方はWEBでも紙でも基本は同じなので、参考にしてみてくださいね。



自己PR例①コミュニケーション能力


私の強みは、コミュニケーション能力が高いところです。

保育実習で季節の製作を行った際、折り紙の折り方が分からなくて困っている子が数人いました。そのとき、つまずいている子に積極的に声をかけ、言い回しを変えて再度説明をしたことにより、クラス全員を完成まで導くことができました。
活動後、担当していただいた保育士さんからも「説明が分かりやすかったよ」とお褒めの言葉をいただいたことは、今でも鮮明に覚えています。

貴園で働く際は、このコミュニケーション能力の高さを活かして、子ども達一人ひとりに適した援助ができればと考えております。



自己PR例②協調性がある


私の強みは協調性があるところです。

貴社の保育士インターンシップに参加した際、子ども達を見送った後に職員間で情報共有やその日のヒヤリハットなどを報告し合っている様子を拝見しました。その際、小さなことでもきちんと情報を伝え合い、連携していくことの大切さを改めて感じました。

それ以降、アルバイト先の居酒屋では仲間の動きを確認してから行動し、仲間の意見にも耳を傾けてから自分の意見を提案するなど、情報交換をきちんと行いながら働くようになりました。
その結果、前よりもスムーズに業務を行えるようになり、働きやすくなったと実感しています。

このような経験を活かして、貴社が運営する園で保育士として働く際は、職員同士の協調性を大切にし、保育活動をスムーズに行えるように努めていきます。



自己PR例③体力がある


私の強みは体力があるところです。

大学生の頃にフットサルのサークルに所属しており、3年間毎日5キロほど走ってから大学へ通っていました。
雨の日や寒い日など走るのが辛いときもありましたが、走り込みを行ったことで少しずつ体力がついていき、ドリブルが早くなったと先輩に褒められるようになりました。

公務員保育士は数年ごとに人事異動があるかと思いますが、異動先の園でも変わらずスキルや技術を吸収したいと考えています。 また、公務員保育士として就職後に異動する際は、大学生時代に行っていた走り込みのように毎日努力することを惜しまず、自慢であるこの体力を活かして子どもたち達と関わり、業務に励んで参ります。


このように、履歴書などで自己PRを伝えるときは、結論から書いてその後エピソードにつなげると先方に伝わりやすくなるでしょう。


公務員保育士を目指して自己PRを書く場合は、自治体が独自で行っている保育の政策や保育の現状と絡めつつ、自分自身をアピールするとよいでしょう。
またなぜ公立保育士として働こうと思ったのか理由を書くことで、私立保育士の自己PRと差別化して書くことができそうです。



自己PRの書き方のコツを掴んで新卒保育士の就活に活かそう

今回は、新卒保育士に役立つ自己PRの書き方やコツ、例文を紹介しました。


自己PRできることは人によってさまざまかもしれません。
しかし、自分のエピソードを具体的に伝えつつ、園や企業が応募者に求めていることと交えて書くことで、採用担当者へのアピールにつながるでしょう。


公務員保育士を目指す学生さんが、公立保育園で働きたいと思った理由や自治体で魅力に感じたことを書くことで、私立保育園向けの自己PRと差別化して書くことができそうです。 自己PRの書き方を抑えて、大学生時代やインターンシップで学んだことなど、保育と絡めながら自分をアピールしましょう。