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求人票に記載の「給与」の見方。金額の幅や上限がある場合など

求人票の給与の見方について気になる保育学生さんもいるでしょう。給与の項目は園によって表記が異なるので、応募する前にきちんと確認することが大切です。今回は、求人票における給与について、見方や手取りなどの用語の意味、金額になぜ上限や幅があるのかをくわしく説明します。

お金と給料日

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求人票の「給与」の書き方は園によって異なる!

就活では、求人票を見る機会もあるでしょう。


求人票には、生活の基盤ともなる給与情報が記載されています。しかし、給与や月収など表記のしかたは園によってさまざまなため、正しい意味を知ったうえで確認することが大切になるでしょう。


まずは、求人の給与の見方について説明します。



求人票に記載されている給与の見方

求人票に記載されている給与の表記として、基本給、月給、月収など挙げられるでしょう。それぞれの意味について説明します。



基本給


「基本給」は基本賃金のことです。
通勤手当や残業手当、役職手当、家族手当、インセンティブなどの各種手当は含まない給与になります。


基本給の金額は園によって異なりますが、学歴や勤務経験、年齢などを基準にして決めているところが多いようです。
また勤務年数やスキルなどでも基本給は変動することがあるため、毎年金額が異なるということもあるでしょう。



給与(月給)


「給与」は基本給+固定手当になります。
固定手当は、住宅手当や資格手当など毎月金額が変わらない手当のことです。


給与と月給は同じ意味ですので、求人票に記載されていたときは固定手当が加算された金額だと考えましょう。



月収


「月収」は基本給+固定手当+変動手当です。
変動手当とは、残業代やインセンティブなど、毎月金額が変わる手当のことを指します。


ちなみに、年収は月収×12カ月分となっています。



手取り


「手取り」は月収-厚生年金や健康保険料、所得税などを引いたものになります。
月収の8割から7割程度といわれており、実際に毎月受け取る金額です。


求人票に月給で記載されていたときは月給×0.75、もしくは0.85で計算すると、手取りの目安が分かるでしょう。



求人票に記載されている給与の違い

冒頭で求人票の給与の記載は園によって異なると説明しましたが、なぜ異なるのでしょうか。
給与の表記による違いについて見ていきましょう。



基本給と給与(月給)の違い


基本給は手当などを一切含まない基本賃金のことです。


一方、給与は基本給+固定手当となっているので、給与の中に含まれているのが基本給と覚えておくといいでしょう。



給与と月収の違い


給与は基本給+固定手当を合計した金額です。


月収は、基本給+固定手当+変動手当をすべて合計した金額を指します。
そのため月収は、給与に残業代などが加算されたものと考えると分かりやすいかもしれません。



月収と手取りの違い


月収は基本給+固定手当+変動手当のすべてを足したものです。


一方、手取りとは月収-税金・保険料ですので、額面(園や法人が実際に支払っている金額)の金額よりも当然少なくなります。


たとえば、求人票に月収30万円と記載されていても、実際に自分が受け取る手取りは22万円から25万円ほどなので、入職後に不満に感じる方もいるかもしれません。


求人票の給与の見方を知ると、実際に受け取る金額の目安もつけられるので、疑問や不満を解消できそうですね。



求人票に記載されている給与形態について

給与明細書

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園や施設の求人票は、給与形態が異なるところもあるかもしれません。
給与形態について説明します。



時給


アルバイトやパートの場合など、求人票の給与が時給で記載されている園もあるでしょう。


時給は「1時間:1200円」のように1時間の定額が記載されており、働いた労働時間分がそのまま給与として支給されます。
働いた時間だけ給与として支払われるので、金額の目安が分かりやすいでしょう。



日給


求人票によっては、日給と記載されている園もあるかもしれません。


日給では「1日:9000円」と1日の定額で給与が記載されています。
1日単位で給与が支給されるので、長く働くと時給のほうが割に合うのではないかと考える方もいるでしょう。


しかし、労働基準法では所定の労働時間を超えた場合は残業代を支払うよう定められているため、保育施設の労働条件によっては、日給のほうが高い給与になる場合もあるようです。



年俸


保育施設ではあまり見ないかもしれませんが、求人票の給与が年俸という表記になっている場合もあるかもしれません。


年俸は1年間の給与があらかじめ決まっています。
たとえば、年俸が300万円の場合は、300万円÷12カ月分ですので1カ月25万円ずつ支払われることになります。


残業代や賞与は別途給与の場合と、年俸のなかに含まれている場合があるようなので、事前に確認しておくといいでしょう。


一般的な保育園や幼稚園で新卒の正規職員として働くのであれば、求人票の給与は「月給」で記載されていることがほとんどかもしれません。
ただし、毎月の金額は園ごとに異なるため、それぞれ表記の意味を理解しておくとよいですね。



求人票の給与を見るときのポイントや注意点

求人票の給与を見るときのポイントと注意すべきところを紹介します。



給与の内訳をきちんと理解する


給与の表記は園ごとに異なるため、きちんと意味を理解することが大切です。


たとえば、「月給」と「基本給」では手当の有無が異なります。
表記の意味が分かることで、手取り額の目安も分かりやすくなりそうですね。



園によって賞与の記載のしかたが異なる


賞与は給与の記載によって金額が変わるため、求人票で確認しておくことが大切でしょう。


たとえば、賞与3か月分と記載されていても給与と基本給では金額が異なります。
給与が25万円の場合、賞与は75万円ですが、基本給が20万円の場合の賞与は60万円です。


手当の金額を含むかどうかで金額に差が出てくるので、求人票に賞与が記載されていないときは事前に確認しておくと確実でしょう。



給与に幅や上限があるかどうか確認する


求人票には、月給20万円から25万円のように幅や上限があります。
幅がある理由として、応募者のスキルや学歴によって給与が異なるためといえるでしょう。


また上限がある場合も同様に、スキルや実務経験によって給与に差が出てくるようです。
園や企業が採用したいと考える人材がさまざまなので、給与にも幅や上限があるのかもしれません。



求人票の給与の見方を理解して、自分に合った就職先を見つけよう

今回は、求人票に記載されている給与の見方について、表記の意味や給与形態、見るときのポイントについて説明しました。


求人票の給与の記載方法は園によって異なります。そのため表記の意味をきちんと理解したうえで確認することが大切です。
意味を知ることで、入職後の疑問や不満を解消できるでしょう。


給与は生活の基盤となるものなので、どのような内訳なのかきちんと把握し、自分の条件に合った就職先を見つけられるといいですね。