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就活の自己分析に使える「なぜなぜ分析」とは?やり方やポイントなど

「なぜなぜ分析」とは、「なぜ?」と自分に問いかけることで物事を深堀していく方法です。就活で自己分析がうまくいかず悩んでいる保育学生さんでも、このやり方を活用すればスムーズに自分の強みや価値観を見つけられるかもしれません。今回は、なぜなぜ分析のやり方とポイントを紹介します。

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自己分析に活用できる「なぜなぜ分析」について知ろう!

そもそも就活の自己分析は、自分の価値観や強みを理解することで、就活の軸や仕事における目標を明確にするという役割があります。


しかし通常のやり方をしても、自分の価値観や経験を客観的に振り返ることができず、なかなか考えがまとまらないことがあるようです。


そこで「なぜなぜ分析」を活用して、簡単に自分の価値観や強み、行動指針を見つけ出してみましょう。



なぜなぜ分析って何?


なぜなぜ分析とは、問題を発見したら、なぜを5回繰り返すことで原因を発見し、解決方法を探すという分析法です。もともとは車の製造会社で提唱されていた生産方式と言われています。


例えば、以下のような形で分析を進めていきます。


1.なぜ待ち合わせに遅刻したのか?
時間通りの電車に間に合わなかったから。


2.なぜ時間通りの電車に間に合わなかったのか?
自宅を出るときに家の鍵を探していたから。


3.なぜ家の鍵が見つからなかったのか?
昨日帰宅したときに別のコートのポケットにしまったままにしていたから。


4.なぜコートのポケットにあることに気がつかなかったのか?
いつもはコートのポケットに鍵を入れないから。


5.なぜ昨日だけはコートのポケットに入れっぱなしにしていたのか?
鍵を置いておく場所をはっきりと決めていなかったから。


これらの分析から、「鍵を置いておく場所を決めて、必ずそこに置く」という解決策を導き出すことができます。


就活の自己分析に活用するには、自分の経験や考えなどに「なぜその行動をしたのか?」「なぜそう考えるのか?」を問いかけていきましょう。


5回の問いを通して、理由や原因を論理的に探っていけば、自分の根本にある価値観や行動指針を見つけることができそうです。



なぜなぜ分析で自己分析をするメリット


前述したように、なぜなぜ分析では自分の経験や考えを深堀することができ、自分の価値観や強みを洗い出すことができるでしょう。


価値観を深く振り返り、自分のやりたいことや苦手なことなどがわかれば、自分に合った園選びにつなげられるかもしれません。


また、なぜなぜ分析では「なぜ~なのか?」「それは~だから」と考えを論理的に導き出すため、面接の場などで自分の考えをわかりやすく相手に説明することもできるでしょう。



なぜなぜ分析を使った自己分析のやり方

それでは、なぜなぜ分析を使った自己分析のやり方をくわしくみていきましょう。



1.分析する対象を決める


まずはなぜなぜ分析の対象となる、経験や考えなどを見つけましょう。


自分の興味のあることや印象に残っている経験、または保育に対する思いや、こんな保育士になりたいという希望を考えてもよいでしょう。


見つけられない場合は、面接でよく聞かれる質問に対する答えを考えてみるのもよさそうです。
「保育士になりたいと思った理由」「自分の特技」などを深堀すれば、就活の軸となる価値観が見つかるかもしれません。



2.「なぜ?」を使った問いの答えを考える


(1)で見つけた分析対象に、「なぜそれが大切なのか?」「なぜそう思うようになったのか?」など、問いかけていきます。


最初に5つの問いをすべて考えるのではなく、1つの問いに答えたら次の問いを考える、というように進めることで、どんどん考えを深めていくことができるでしょう。


また、問いは必ず5回である必要はなく、答えが見つかったら4回でもよいようです。
5回では足りないという場合には、6回、7回と問いを重ねていくとよいですね。



3.整理する


思いや価値観を深められたら、最後に考えを整理します。


「なぜ○○なのか?」「それは~~だから」という論理を、「~~だから、○○である。」というように順序を変えることで人に伝えやすくなるでしょう。


まとめ方には、面接で話すエピソードとして文章化したり、就活の軸に設定できるよう簡潔な言葉にしたりと人によってさまざまかもしれません。


就活に活かすことを考えて、自分なりにまとめられるとよいですね。



就活でなぜなぜ分析を活用するときのポイント

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就活の自己分析としてなぜなぜ分析を行うときのポイントを紹介します。



嘘や建前で答えない


なぜなぜ分析で大切なのは、自分の本質や根本を掘り下げていくことです。
問いに対して、嘘や建前の理由で答えてしまうと、知りたかった自分の本質が見えにくくなってしまうでしょう。


必ずしも答えの内容をそのまま面接で話す必要はないので、自己分析の最中は自分の本音や本心を答えるようにするとよさそうです。



就活の軸を見つけることを意識する


なぜなぜ分析を行っていると、問いの主旨がだんだん就活からずれてきてしまい、「なかなかよい答えが見つからない」と感じることもあるでしょう。


そもそも自己分析を行う目的は、就活の軸を見つけることや、就活に活かせる自分の強みや弱みを見つけることです。


分析内容がぶれていると感じたときは、なぜなぜ分析を通して就活の軸を明確にすることを意識しながら、保育に関連した問いを考えられるとよいですね。



「なに」という問いかけにも活用する


分析をしている途中で、うまく問いが作れなくなってしまうこともあるでしょう。
そのときは、「なぜ」でなく「なに」という問いを行うことで、新たな視点を得られることもあるようです。


「なにをしていたのか」「なにが目標だったのか」など問いの切り口を変えることで、再び考えが深まっていくかもしれません。



なぜなぜ分析を活用して、就活における自己分析の精度を上げよう

今回は、就活の自己分析に活用できるなぜなぜ分析のやり方やポイントを紹介しました。


なぜなぜ分析は、「なぜ?」を繰り返すことで自分の価値観や行動指針、根本にある思いを探っていく自己分析方法です。


実際になぜなぜ分析を行うときは、問いに本音で答えることや、「なぜ」だけでなく「なに」という問いも理由するなど工夫することで就活の軸となる価値観を見つけられるかもしれません。


なぜなぜ分析のやり方を知って、自分の価値観や強みを探してみましょう。