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【新卒保育士必見】自己PRの例文18選。履歴書に使える協調性など長所を活かした書き方

履歴書などの自己PRを書くために、例文を探している新卒保育士さんも多いでしょう。協調性や行動力など、自分の長所が伝わる魅力的な文章を作成したいですよね。今回は、就活に役立つ自己PRの例文を、アピールポイント別にまとめました。また、自己PRを作成するときのポイントや、NG例にもくわしく紹介します。

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新卒保育士が履歴書などに書く自己PRとは?

エントリーシートや履歴書、面接などで必要となる自己PRは、自分のアピールポイントを伝えるための項目です。

保育園でどのように活躍できるかをアピールできる絶好の機会なので、内定を獲得するためにも力を入れて作成しましょう。


自己PRを作るときのポイントについて、次からくわしく紹介していきます。



新卒保育士の自己PRを作るときのポイント

自己PRを作成するときは、どのような点に気をつければよいのでしょうか。


3つのポイントをもとに、それぞれ紹介します。



最初に自己分析を行う


自己分析は、アピールポイントを見つけるうえで大きく役立ちます。自分がどのような性格なのかを再認識できたり、新しい長所・短所を理解できたりするので、自己PRを考える前に自己分析しておきましょう。

そうすることで、どのような場面で力を発揮できるのかを理解でき、自分らしい強みを把握できるようになるかもしれません。


今までの自身の経験を洗い出し、モチベーションが上がったポイントや成果に注目していく方法が一般的です。

より自己理解を深めたいときは、他人に意見を聞く他己分析を行ってみてもよいかもしれませんね。



丁寧に書く


手書きでエントリーシートや履歴書を書く際は、きれいに文字を書くよう心がけましょう。


文字が傾いていたり乱暴に書かれていたりすると、「適当な仕事を行うのでは?」など、不誠実なイメージを与えてしまうかもしれません。書類を作成するときは十分な時間を取り、文字が崩れないように平らな場所で書くことが大切です。

また、PC入力の際は何度も読み返したり校正ツールを活用したりして、タイプミスがないか確認するようにしましょう。



分かりやすい文章を作成する


難しい言葉を羅列すると、採用担当者が読みづらいと感じ、ネガティブなイメージを抱いてしまう可能性があります。


できるだけ簡単な表現を使い、アピールしたいことがしっかり伝わる文を作りましょう。また、論理的な文章作成に役立つPREP法を活用してみるのも一つの方法です。

  • 結論(Point)
  • 理由(Reason)
  • 具体例(Example)
  • 結論(Point)

上記の順番で作成すると、綺麗にアピールポイントをまとめられるでしょう。

また、具体例ではアルバイトの経験など自分の長所が活かされたエピソードを書き、最後の結論では自分のアピールポイントとともに、入職後の目標についても添えるとよさそうです。



【アピールポイント別】新卒保育士向けの自己PRの例文18選

考え込む就活生

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ここからは、自己PRへ活かしたい長所別に例文を紹介します。


それぞれアピールするときのコツも解説するので、参考にしてみてくださいね。



①協調性 


まずは、自己PRで協調性をアピールする場合についてまとめました。


協調性をアピールするときのポイント

協調性をアピールするときは、文章の内容が曖昧にならないよう注意しましょう。

例えば「周りの人と協力して物事をこなせる」「誰とでも仲よくなれる」などと言い換えることで、保育士に適した人材であることを具体的に伝えられます。


また、協調性を長所としてアピールした場合、受け身な印象を与える場合もあるため、主体的に動いたエピソードを添えるとよりプラスなイメージをもってもらえるかもしれません。


例文

私の長所は協調性がある点です。周りの人と力を合わせ、物事をこなすことが得意です。


大学3年生のときマネージャーを担当していたテニスサークルでは、大会で成績を残せないことが課題でした。

そこで私は、他のマネージャーと力を合わせ、メンバー全員に意見や目標を聞いてノートにまとめたり、他チームの練習方法なども調べたりして、キャプテンといっしょに練習メニューを組み立てていきました。


結果として、前回7位だった成績を3位まで上げることができ、賞を取ることができました。

貴園で勤めてからもこの経験を生かし、他の職員の方と協力しながら子どものためとなる保育を実践していきたいです。



②行動力


続いて、行動力をアピールする場合について見ていきましょう。


行動力をアピールするときのポイント

子どもの安全を守るためにも、行動力は保育士として大切な要素です。


しかし、伝え方によっては計画性がないと捉えられる可能性もあるので、考えたうえで行動を起こしたエピソードを付け加えると効果的かもしれません。

理由も添えて、説得力のある自己PRを作りましょう。


例文①

私の長所は行動力がある点です。私は大学時代、授業で発展途上国の貧困問題が深刻なことを知り、解決のために取り組んでいる団体を調べ、ボランティアスタッフとして参加しました。

さまざまな活動を行ううちに、より活動内容を知ってもらいたいと思い始め、大学で個人的にセミナーを企画・開催しました。


当日は100人以上の参加者が集まりました。また、私の気持ちに賛同し団体に参加してくれる学生もいたため、とてもうれしく感じました。

この行動力を活かし、保育園でも自分のやるべきことを考えながら子どものために動いていきたいです。


例文②

私の強みは、行動力があるところです。


私は大学1年生のときから、家の近所にある個人経営のカフェでアルバイトをしていました。そのカフェは地元で人気があり、小さなお店ながらもとても繁盛していました。

あるとき店長から季節メニューが思いつかないと相談を受けたので、私は旬のフルーツや流行を調べ、今までに売れたものも踏まえて自分なりにメニューを考案してみました。


後日店長にレシピを提出したところ、とても喜んでくださり、私の案をもとに新メニューを展開してくださいました。お客様からも喜びの声を頂き、たびたび売り切れになるほどの人気メニューとなりました。

私は貴園に入職してからもこの行動力を発揮して、子どもにとってプラスとなる保育を行っていきます。



③責任感


責任感は「仕事を最後までやり遂げる」という意味があるため、採用担当者に前向きな印象を与えられるでしょう。


では、責任感をアピールするときは、どのような書き方をすればよいのでしょうか。


責任感をアピールするときのポイント

保育士は子どもの命を守るだけでなく、成長に大きく関わる仕事なので、責任感のある人材が求められます。自己PRでは、強い責任感を活かして得られた成果を明記すると、より信ぴょう性のある文章に仕上がるでしょう。


また、周りの人をしっかり頼れたり、意見を聞けたりすることを添えれば柔軟性がある印象も与えられるかもしれません。


例文①

私は責任感が人一倍強いことが強みです。在学中にアルバイトを行っていたカフェでは、自分の仕事をきちんとこなそうと思い、業務を的確に行ったり接客方法を個人的に勉強したりして、仕事の質を上げられるよう努めました。


時には接客について周りのスタッフに意見を聞き、改善方法を考えたこともあります。また、メニューやキャンペーンが時期にあわせて変わるためミスも起きやすいのですが、私は出勤前にメモなどを欠かさず確認していたため、正確な業務を行うことができました。

そのため、3年目ではバイトリーダーに選ばれ、後輩を教育する役目を担当させてもらえました。


保育士になってもこの経験を忘れず、求められていることにしっかり応えられるよう尽力していきたいです。


例文②

私の長所は、強い責任感を持っている点です。

私は地元の図書館で、子どもに絵本を読み聞かせるボランティア活動を行っていました。


図書館のスタッフさんによると、最近はゲームをしたりテレビを見たりする子どもが増えており、絵本にふれ合う機会が少なくなっているとのことでした。

絵本の貸出数や読み聞かせに参加する子どもも減っているようだったので、私は大学生活を通じて状況を改善したいと思いました。


そこで、私はスタッフさんの意見を聞きながら図書館の絵本コーナーをかわいく装飾したり、自治体で発行している冊子に活動について載せてもらったりするなど、さまざまな工夫を行いました。

結果として絵本に興味を持ってくれる子どもが増え、多くの子どもたちが読み聞かせに集まってくれるようになりました。


保育士として働いてからも、強い責任感を活かして保育に取り組んでいきます。



④真面目


真面目さは仕事を行ううえで欠かせない要素であり、保育士にも求められることでしょう。


アピールする方法について、くわしくまとめました。


真面目さをアピールするときのポイント

真面目さを自己PRに使うときは、具体的なエピソードを盛り込むことが重要です。

今までの自分を振り返り真面目さを発揮した経験をいくつか見つけ、それぞれの共通点を洗い出し、自分なりに真面目さの定義づけを行いましょう。


保育園でどのように真面目さを発揮できるかを具体的に伝えられれば、魅力を感じてもらいやすくなるかもしれませんね。


例文①

私の長所は、「苦手なことも諦めずに打ち込む真面目さ」です。私は高校時代に保育士を目指すことを決めたのですが、幼少期から音楽が苦手でピアノに自信がありませんでした。


しかし、専門学校に入学してからこのままではいけないと思い、アルバイトを行いながらピアノ教室に通い猛練習しました。

結果としてピアノが自分の特技となり、コンクールでは優秀賞を取ることができました。


保育園に勤めてからも自分の真面目さを忘れず、困難な場面があっても諦めずに取り組んでいきたいです。


例文②

私の長所は、何事にも真剣に取り組む真面目さを持っているところです。

私はコンビニのアルバイトを行っていたのですが、あるとき「店全体でおせちの予約を30件取る」ことが目標として設定されました。


私はなんとか達成したいと思い、店長に許可をもらってPOPを飾ったりレジでお客様におすすめしたりしました。

結果として店全体で42件の予約を取ることができ、マネージャーさんからお褒めのお言葉を頂くことができました。


入職後も真面目さを活かし、周りの保育士さんに意見を聞きながら目標を達成していきたいです。



⑤思いやり


思いやりも、採用担当者へ好印象を与えられる要素の一つです。ポイントと例文を具体的にまとめました。


思いやりをアピールするときのポイント

自己Pとして思いやりをアピールすると、相手の気持ちを考えられるというイメージを与えられるでしょう。保育士さんは子どもの気持ちに寄り添うことが求められるため、適任だと感じてもらえるかもしれません。


ただし、「思いやり」はやや曖昧な表現なので、ホスピタリティなどの言葉に言い換えて伝えるとよいでしょう。また当たり前だと思われないよう、紹介するエピソードを厳選することもポイントです。


例文

私は相手の気持ちに寄り添うことが得意であると自負しております。私が趣味で通っていた料理教室には和食から中華までさまざまなレシピ本が並んでいました。


しかし、古いものはページが取れてバラバラになってしまい、レッスンで使う際に先生も使いづらそうにしていました。

そこで、私は透明なテープを使って本を補強したり、特に古いものはラミネートで加工したりしたところ使いやすくなり、先生や他の生徒さんから喜びのお言葉を頂けました。


保育士として働いてからも自分の長所を活かし、子どもの気持ちに寄り添った保育を行っていきます。



⑥コミュニケーション力


次にコミュニケーション力を自己PRする場合について、具体的に見ていきましょう。


コミュニケーション力をアピールするときのポイント

保育士は保護者や子どもなどとかかわる機会が多く、コミュニケーション力が求められる仕事です。そのため、うまくアピールすれば選考を通過しやすくなるかもしれません。


ただし、コミュニケーション力は人によって捉え方が異なるため「人の気持ちをスムーズに読み取れる」「誰とでもすぐに打ち解けられる」など、具体的に言い換えるようにしましょう。


例文①

私の長所は「人の気持ちに寄り添えるコミュニケーション力」がある点です。私は、以前接客業のアルバイトを行っていました。

あるとき、働いていたレストランが昼食時にとても混んでしまい、30分以上お待たせしてしまうお客様も発生しました。そこで、私はお茶をお持ちする際に改めてお詫びの言葉を添えるなど、少しでもお客様に快適に過ごしてもらえるよう努力しました。


結果としてお客様には笑顔で帰ってもらうことができ、「素敵なお店だった」というお言葉も頂けました。

このコミュニケーション力を活かし、保育園でも保護者の方や子どもたちと関係を築いていきたいです。


例文②

私の長所は「誰とでもすぐに打ち解けられるコミュニケーション力」があるところです。


私が大学3年生のとき、所属しているゼミに留学生が来たのですが、珍しいということもありほとんどの学生が声をかけませんでした。

しかし、私は仲よくなりたいと思い進んで声をかけたところ、すぐに打ち解けることができました。


結果として、その留学生が帰国するときは盛大にお別れパーティーを開き、「とても楽しかった」と言ってもらうことができました。

入職後もコミュニケーション力を活かし、子どもたちから信頼されるような保育士になりたいです。



⑦向上心


続いて、向上心をアピールする方法について紹介します。

向上心を長所として伝えたいときは、どのようなことに気をつければよいのかくわしくまとめました。


向上心をアピールするときのポイント

よりよい保育を行うためには向上心が必要でしょう。


園側は採用することでどのように自園に貢献してくれるのかを見極めたいと思っているため、向上心を発揮して得られた結果を伝えれば魅力を感じてもらえるかもしれません。

また、向上心には努力できるという意味も含まれているので、自身の原動力についても触れるのがポイントです。努力できる理由を明確にすることで、自身の人間性がしっかりと伝わるでしょう。


例文①

私は向上心が人一倍あります。私は子どもの頃から保育士になることが夢だったので、専門学校に入学してからも周りより知識を身につけたいと思い、幼児食に関するインストラクターの資格を取得しました。

専門学校の勉強やアルバイトもあり時には辛いと思うこともありましたが、「保育士になって保護者や子どもに深く寄り添いたい」という思いを胸に乗り越えました。


努力が実を結び、結果として無事に資格を取ることができ、子どもの食に対する知識を深めることができました。

貴園に勤めてからもこのような向上心を忘れず、自分にできることを増やしていきたいです。


例文②

私は向上心が強いと自負しております。


高校生のときから続けているコンビニのアルバイトで、よりお客様に心のこもった接客を行いたいと思い、大学1年生のときにリーダーになることを目指しました。

いくつもの研修や難しい試験を受けるのは大変でしたが、周りのスタッフさんに支えられながら勉強を続け、無事に合格することができました。


保育士として働いてからもこの向上心を活かし、保育に対する知識やスキルを磨いていきます。



⑧負けず嫌い


負けず嫌いをアピールする方法や例文について具体的に紹介します。


負けず嫌いをアピールするときのポイント

保育士には根気が必要となる場面もあるので、負けず嫌いであることを自己PRとして挙げるのもよいですね。目標に向かって努力した経験があれば、保育園でも活躍できる人材と思ってくれるかもしれません。


しかし、場合によっては嫉妬心などマイナスな印象を与える可能性もあるため、「自分やチームが成長するために努力する」という思いを伝えられるようにしましょう。


例文①

私の長所は負けず嫌いなところです。私はテニスサークルに所属していたのですが、大学2年生のときにライバル校に負けてしまい、とても悔しい思いをしました。

チームの皆も「次は絶対に勝ちたい」と言っていたため、率先して練習メニューを研究し、課題点や改善案も含めキャプテンへ提出しました。


キャプテンは私の案を褒めてくれ、参考にしながら新しく練習メニューを組み立ててくれました。結果として、大学3年生のときの大会ではライバル校に勝つことができました。

保育士になってからも負けず嫌いな部分を活かし、困難な場面でも職員の方々と協力しながら乗り越えていきたいです。


例文②

私は人一倍負けず嫌いであると自負しております。


私は小学生の頃から漢字に関する検定を受けており、大学に入学してからは1級を取ることを目標にしていました。

数回は不合格になってしまい落ち込むこともありましたが、「漢字を学ぶことが好き」という思いを胸に、覚えられない漢字を何度も書いたり暗記を続けたりした結果、大学4年生のときに合格することができました。


入職してからも私の長所を活かし、目標に向けて努力を続けていきたいです。



⑨継続力


続いて、継続力をアピールするときのポイントと例文を紹介します。


継続力をアピールするときのポイント

継続力は保育のスキルを高めるうえで必要な要素なので、アピールポイントに向いていると言えるでしょう。


なぜ続けられたのか、モチベーションは何かもあわせて添えれば、より自分の人間性を伝えられるかもしれません。

続けた年数なども添えれば、具体的なエピソードに仕上がりそうですね。


また、採用担当者に「なんとなく続けているだけなのでは」と思われないように、「このように工夫した」など、積極的な姿勢が伝わるように文章を作成してみましょう。


例文

私の長所は、難しいことも諦めずにやり遂げる継続力があるところです。


私は、趣味のお菓子作りのコツやレシピを広く伝えるために、大学1年生のときに個人ブログを開設しました。

最初は見てくれる人も少なくやりがいを得られませんでしたが、「お菓子作りの魅力を伝えたい!」という気持ちを胸に投稿を続けました。


ときにはブログのデザインを直すためにプログラミングを勉強するなど難しいこともありましたが、約4年間努力を続けた結果、今では月に1万人が見てくれるブログとなりました。

貴園に入職してからも継続する大切さを忘れず、仕事に取り組んでいきたいです。



⑩計画性


次に、計画性をアピールする際に役立つポイントと例文をまとめました。


計画性をアピールするときのポイント

保育では月案や週案など、計画立てて業務を行う場面が多くあります。

自己PRでは、より具体的に長所が伝わるように、「目標を設定してスケジュールを立てられる」「自己管理が得意」などと言い換えるとよいでしょう。


また、どのような成果につながったかを添えると、採用担当者が魅力を感じられる自己PRに仕上がるかもしれません。

自分から進んで目標を立てたりプランを作ったりしたエピソードを選べば、自発的に行動した印象を与えられそうですね。


例文

私の長所は、目標に向けてスケジュールを立てる計画性があるところです。

子どもの頃からピアノが好きで、趣味として好きな曲を弾いたり、イベントのときにピアノを弾く役を担ったりしていました。


保育学校に入学してからは思うようにピアノを弾く時間を取れなくなってしまいましたが、入職後に子どもとのふれ合いに活かすため、1カ月に1曲以上は新しい童謡を弾けるようになると目標を決めました。

結果として約4年間続けることができ、現在は50曲以上の童謡を弾くことができます。


保育士として働いてからも継続力を活かし、自分の保育のスキルを高めていきたいです。



⑪柔軟性


柔軟性をアピールするときのポイントと例文について、くわしく解説します。


柔軟性をアピールするときのポイント

柔軟性とは、その場の状況や変化に合わせて、臨機応変に行動できることです。


子どもは予測がつかない行動をすることが多いため、保育士さんは柔軟性を求められるかもしれません。

具体的にどのような工夫や対応をしたかなどを伝えられれば、柔軟性のある印象を与えられるでしょう。


しかし、場合によっては「自分の意見を持っていない」と思われる可能性があるので、主体的に動いたエピソードを盛り込むとよいかもしれませんね。


例文

私の長所は、相手の意見を尊重する柔軟性があるところです。


私が大学時代に入っていた保育ゼミでは秋に大きな発表会があるので、5人でグループを組み毎週金曜日に集まって研究を進めていました。

しかし、途中でメンバーの1人がアルバイトなどで参加できなくなったので、他のメンバーも熱意が下がり、研究がまったく進まなくなってしまいました。

私はこのままでは発表会に間に合わないと思い、率先してメンバーと連絡を取り、相手の予定や事情を尊重しながら、あらためて都合のよい日程をヒアリングしました。


学校に来れないメンバーがいるときはオンラインでつないだり、個別で研究を進めてもらったりするなど工夫したことで、発表会では教授からお褒めのお言葉を頂くことができました。

貴園に入職してからも柔軟性を活かし、子どもの様子や気持ちを踏まえた保育を行っていきます。



⑫気配り


最後は、気配りをアピールするときのポイントと例文についてまとめました。


気配りをアピールするときのポイント

気配りとは、こまかな点まで配慮することです。

保育の場面では誤飲の危険性はないかなど、些細なことにも気を配る必要があるため、気配りできる保育学生さんは重宝されるかもしれません。


しかし、採用担当者から「当然ではないか」と思われないように、お年寄りに席を譲るなど、誰にでもできるようなエピソードを選ぶことは控えましょう。


例文

私の強みはこまかな気配りができる点です。私は以前、オフィスでアルバイトをしており、データ入力や書類の管理、コピーなどの業務に携わっていました。

あるとき、急ぎの仕事にあたっている社員さんが必要な資料を見つけられず、困っている場面を見ました。資料棚があまり整理整頓されておらずどうにか改善したいと思ったので、上長に許可を取り、空いた時間を使いながらラベルで部類分けしていきました。


結果として多くの社員さんに感謝され、「効率が上がった」というお言葉も頂きました。

保育園でも気配りを忘れず、さまざまな観点から子どもの成長をサポートしていきたいです。



新卒保育士が自己PRを作成する際のNG例文

バツを作る女性

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ここからは、採用担当に悪い印象を与えてしまうNG例文について紹介します。



アピールポイントを羅列している


私の長所は、協調性のあるところです。大学で吹奏楽サークルに入っていたのですが、学園祭の際に仲間同士で意見が対立してしまう場面がありました。


スムーズに話し合いを進めるため、それぞれの意見を聞いたり内容をまとめたりしたことで、大きなトラブルになることを防げました。また、私は負けず嫌いな部分があり、困難な出来事があっても諦めずに取り組むことができます。

保育士になっても自分の長所を活かし、よりよい保育を目指していきたいです。


アピールポイントは複数紹介したいところですが、盛り込みすぎると何を言いたいのか分かりづらくなってしまいます。


それぞれの内容が薄れ、どのような人材であるか伝わらなくなるかもしれないので、ひとつに絞って自己PRを作るようにしましょう。



曖昧な表現を使っている


私は誰よりも責任感があります。


私は接客業を行っており、当初より業務内容に問題点を感じていました。そこで、自分なりに改善案をまとめて実施したところ、以前よりも確実な仕事を行えるようになりました。周りのスタッフからも褒められ、提案してよかったと心から思えました。

貴園でも自分の責任感を活かし、子どもの成長をサポートしていきたいです。


「以前よりも確実な仕事をできるようになった」など曖昧な表現を使ってしまうと、アピールポイントが上手く伝わらない可能性があります。


「自分からスタッフにヒアリングを行った」のように、誰が聞いてもすぐに理解できる言葉を使い、しっかり長所を伝えられるよう工夫しましょう。



履歴書とエントリーシートで内容が異なる


履歴書では「責任感がある」、エントリーシートでは「気配りができる」と書くなど、アピールポイントが異なると採用担当者に自身の人間性が伝わりづらくなってしまうかもしれません。

そのため、履歴書とエントリーシートに記載するアピールポイントは、同じ内容にすることが大切です。


基本的には履歴書のほうの枠が小さいことが多いため、履歴書の自己PRは簡潔に書き、エントリーシートではくわしく記載するようにするとよいかもしれませんね。



責任感や向上心など自己PRの例文を知り、新卒保育士の就活に役立てよう

今回は、新卒保育士さん必見の自己PRの例文や書き方について紹介しました。

自己PRはアピールポイントを伝えるものなので、自己分析で自分の長所を理解してから、時間をかけて作成するようにしましょう。


保育士の仕事では責任感や行動力など多数の長所を活かせるため、自分らしいアピールポイントを見つけ、どのように保育園で活躍できるかを書くことが大切です。

PREP法を使いながら分かりやすい表現でまとめ、「人の気持ちをスムーズに読み取れる」など誰でもすぐに理解できる言葉を使いましょう。


紹介した書き方を参考にし、魅力の伝わりやすい自己PRを作ってみてくださいね。