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保育園で楽しめる静電気遊びとは。風船や紙を使ったアイデアと遊ぶときの注意点

乾燥する季節に起こりやすい静電気を用いた、静電気遊びを保育に取り入れてみましょう。遊び方や注意点を知ることができれば、実習や入職後に活かせるかもしれません。今回は、風船や髪の毛を使った静電気遊びのアイデアとともに、遊び方や遊ぶときに気をつけることなどを紹介します。

風船で遊ぶ子ども

T.TATSU/shutterstock.com



保育園で静電気遊びをしよう

寒くなり乾燥してくる時期になると、パチッと静電気が流れることもありますよね。また乾燥していない時期でも、すべり台で滑るたびにパチパチと音を立てていることもあるでしょう。


そもそも静電気とは、ものとものがこすり合わされたときに起きるものです。環境や材料によっても起きる頻度が違ったり、うまく起こらなかったりすることもあります。


パチパチという音や現象が嫌だと感じる方は多いと思いますが、静電気の使い方によっては遊びの一つになるでしょう。


戸外で遊ぶのが寒い時期に室内で子どもたちが遊べる静電気遊びは、子どもたちにとって発見の連続かもしれません。


今回は、乾燥している時期に起こりやすい静電気遊びのアイデアを紹介します。



静電気遊びを楽しむためのポイント

まずは、静電気遊びをするときに意識するポイントを3つ紹介します。



乾燥しているところで行なう


静電気遊びをするときは、乾燥している場所と季節を考えるとよいでしょう。
もっとも適した時期は冬で湿気が少ない場所で遊ぶと静電気が起こりやすいようです。



汚れていない材料を使う


遊ぶ材料は汚れていないものにしましょう。
汚れていたら静電気が起こりにくいこともあるようなので、アルコールなどを使って汚れのないきれいな状態のものを使うとよさそうです。



手が塗れている場合はよく拭いてから遊ぶ


手が濡れているだけで静電気は起こりにくくなってしまうので、きちんと手を拭いた状態にしてから遊び始めましょう。


ティッシュは交換したり、手に汗などをかいていたらその都度しっかり拭いたりすることを心がけましょう。



保育で楽しめる静電気遊びのアイデア

ここから保育園で楽しめる静電気遊びのアイデアをまとめました。



羽が動くチョウチョ


風船を使って羽が動くチョウチョの遊び方を見てみましょう。



用意するもの

  • 風船
  • フェルト生地の布
  • フラワーペーパーなど薄い紙

遊び方

1.風船をフェルト生地の布でこすっておきます。

2.(1)をチョウチョに近づけたり、離したりして遊びます。


遊ぶときのポイント

今回はチョウチョでしたが、他の羽がある昆虫などに変えても楽しめるかもしれません。
風船がこすり足りないと羽が動かないので、しっかりこすってから遊ぶとよさそうです。



こすって逆立つ髪の毛


1度は遊んだことがある方も多いのではないでしょうか。下敷きを使って髪の毛を逆立ててみましょう。


用意するもの

  • 下敷き

遊び方

1.下敷きを用意します。

2.下敷きを頭の上に乗せて髪の毛をこすります。

3.下敷きを頭の上に近づけたり上にあげたりして遊びます。


遊ぶときのポイント

1人1枚下敷きがあるとみんなで楽しめるかもしれません。
「何で髪の毛が逆立つんだろう」と言葉を掛けながら子どもたちの発想した意見を聞いたり、子どもたちが自由に遊ぶ様子を見守ったりしましょう。



自由に動かせる発泡スチロール


発泡スチロールを使って静電気で遊んでみましょう。


用意するもの

  • 透明なペットボトル(500ml) 1本
  • 発泡スチロール球(ポリエチレンビーズ)
  • 塩化ビニールパイプ
  • フェルト(ティッシュ)

遊び方

1.発泡スチロール球をペットボトルのなかに2cmぐらいの高さになるように入れます。

2.発泡スチロール球の入ったペットボトルを上下に何度も振ります。

3.塩化ビニールパイプをフェルトでこすります。

4.ペットボトルに塩化ビニールパイプを近づけて上下に動かして遊びます。


遊ぶときのポイント

塩化ビニールパイプは、長いと友だちにぶつけてしまうことも考えられるので、30cm位の長さにするとよいかもしれません。
2人一組で行なうと、交代しながら遊べたり、発泡スチロール球の変化をじっくり見たりできるかもしれません。

 

水の流れを変えるストロー


触らずに水の流れを変えられるストローの遊び方を見てみましょう。


用意するもの

  • ストロー
  • ティッシュ

遊び方

1.ストローでティッシュをこすっておきます。

2.水道の水をできるだけ細く出しておきます。

3.ストローを水に近づけたり、離したりしながら遊びます。


遊ぶときのポイント

水道の蛇口は数が少ないので、順番に遊んでみるとよいかもしれません。クラスの子どもたちをいくつかのグループに分けてから遊び始めるとよいでしょう。



PEテープの電気クラゲ


PEテープを使って電気クラゲを作って遊んでみましょう。


用意するもの

  • PEテープ
  • ひも
  • ビニールテープ
  • 油性ペン
  • はさみ

作り方と遊び方

1.作りたい電気クラゲの長さを決め、PEテープにマジックで印を付けておきます。

2.PEテープを印の長さに30回ほど折りたたみます。

3.(2)の中心をPEテープで固く結びます。

4.PEテープが「輪」になっているところをはさみで切ります。

5.PEテープを細かく裂いていきます。

6.軽く丸めたティッシュペーパーでPEテープをこすります。

7.机にくっついたPEテープを持ち上げるとクラゲのできあがりです。


遊ぶときのポイント

クラゲを天井から吊るして遊ぶとPEテープが触手のように見えるでしょう。ティッシュペーパーだけでなく、クッキングシートやウールの布などでも代用できます。
いろいろな色のPEテープを使うとカラフルなクラゲを作ることができるでしょう。



静電気遊びをするときの注意点

風船を膨らませようとする子ども

MIA Studio/shutterstock.com


静電気遊びをするときに注意することを2つ紹介します。



引火性のある場所では遊ばない


静電気は、雷がとても小さくなったものです。
火花が散ることもありますので、引火性のあるものの近くでは遊ばないように気をつけましょう。



精密機器やペースメーカーを使っている人の近くで行わない


パソコンなどの精密機器は、静電気に弱いです。
また、ペースメーカーを付けている心臓が悪い方やお年寄りの方が付けている方にも影響があるようなので、近くでは行わないように注意しましょう。



静電気遊びのアイデアを知って実習や入職に役立てよう

今回は冬に楽しめる静電気の遊びのアイデアを紹介しました。


静電気遊びは、身近にある紙やストローなどを使うと簡単に保育に取り入れることができます。
ただし、精密機器の近くでは行わない、引火性のある場所で行わないなどいくつか注意事項もあるので、遊ぶ前にお約束事を決めてから始めるとよいですね。


静電気の遊び方や注意点を知り、子どもたちといっしょに楽しんで保育に取り入れてみましょう。