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子どもたちが楽しめるパネルシアターの演じ方。コツや練習するときのポイント

パネルシアターの演じ方を知りたい保育学生さんもいるでしょう。子どもがよろこぶ見やすいやり方などを知ることができれば、保育実習や入職後に役立てられるかもしれません。今回は、パネルシアターの演じ方を紹介します。あわせて演じ方のポイントをまとめました。

子どもと手をつなぐ先生

MIAStmarokedio/shutterstock.com



保育園で楽しめるパネルシアターとは

パネルシアターとは、特殊な布を巻いたパネルボードの上にPペーパーと呼ばれる不織布で作った絵人形を貼ったり、はがしたり、動かしたりしながら展開する人形劇のことです。1973年、古宇田 亮順(こうだ りょうじゅん)さんが創案したことで生まれ、保育園でも活動前の導入や行事、イベントなどで活躍しています。


しかし、どのようにすれば上手に演じることができるのでしょうか。 今回は、パネルシアターの演じ方についてコツなどをまとめました。



パネルシアターは練習が大事!

パネルシアターは、ぶっつけ本番でできるものではなく練習を通して、演じ方の確認やタイミングを把握することができます。ここでは、練習するときのポイントをまとめました。



子どもたちの見やすい位置や高さにする


まず、ステージとボードの高さを子どもが見る位置から確認して調整しましょう。


保育学生さんが見えると思っていても、実際に子どもたちが座ったときに見にくいことも考えられます。座る位置も調整し、ステージから離れたところに座るようにするとよいかもしれません。


また、絵人形を貼るときも、保育学生さんが立っている位置から遠いほうから順番に貼りましょう。絵人形が曲がっていないかや絵人形の配置はどうかなども考えて貼ると、子どもたちも見やすくなりますね。



貼ったりはずしたりするタイミング


絵人形を貼るとき、子どもたちに背中が向いてしまうことがありますが、絵人形を貼ったら子どもたちに声がけをするとよさそうです。外すときも同様に、いつなのか、どの場面ではずせばよいのかなど、タイミングをきちんと確認しておくとよいでしょう。


また、仕掛けがある場合もどの部分で子どもたちが驚くのか、反応を見せてくれるかなど、実演例や演じ方のポイントなどを参考にしながら練習を行なうことも大切ですね。



パネルシアターの演じ方のコツ

パネルシアターを演じるときのコツを紹介します。



にっこり笑顔で演じる


演じ手の保育学生さんは、笑顔で演じるようにしましょう。楽しい話にもかかわらず、保育学生さんが笑っていないと、子どもたちも楽しめないかもしれません。


子どもといっしょに楽しもうとする姿勢を心がけ、時折遊び心を持って演じられると全体が盛り上がりそうですね。



大きな声でわかりやすく、ゆっくり話す


次に、大きな声でゆっくり話すことを心がけましょう。そうすることで、子どもたちは聞き取りやすくなり、集中して話に入り込めるかもしれません。


演じる際、保育学生さんがオーバーアクションをしたり、表情豊かにしたりするだけで子どもたちも楽しんで見ることができそうです。



仕掛けの操作はゆっくり行なう


仕掛けのあるパネルシアターの場合、操作をゆっくり行うようにしましょう。そうすると、子どもたちは「次は何が起こるのだろう」とわくわくしながらパネルシアターの世界に入れそうです。



子どもたちも参加できるような演出にする


保育学生さんが話を進めるだけでは、子どもたちが飽きてしまうことも考えられます。お話のなかに簡単な歌を取り入れたり、掛け声をする場面を繰り返し設けたり、ゲームやクイズ形式にしてみたりして、子どもたち自身も参加できるような工夫を入れ込んでみましょう。



子どもの反応を見る


保育学生さんの呼びかけに反応したり、質問がきたりするかもしれません。子どもたちの反応を受け止めながら上手に演じられるとよさそうです。


また、始まる前に曲本に書いていなくてもいきなり話に入らず、これから始めることをはっきりと言葉で伝えるとよいでしょう。


たとえば、ボードに景色の絵を貼ってから話が始まる場合には、黙って貼るのではなく貼っていく絵の様子を自分自身の言葉で説明しながら貼り付けていくと、子どもも反応しやすくなりそうです。



演じるときに起こりやすいアクシデントと対処法

パネルシアターを演じるときに、起こりやすいアクシデントと対処法を紹介します。



台詞や歌詞を忘れたとき


何度も練習を重ねていても、台詞や歌詞を忘れてしまうことが考えられます。忘れてしまった場合は、次に出す人形を見てみるようにしましょう。


そうすると話の流れから台詞や脚本を思い出すことができるかもしれません。台詞はアドリブを入れるなどの対応をすると、子どもたちに気づかずに演じ続けることができそうです。



人形がボードから落下したとき


始めに貼ってあった絵人形が落下してしまうことがあるかもしれません。そんなときは、「うさぎさん、あわてて走ると落ちちゃうね」などと人形のセリフのように言い換えて、絵人形を拾って貼りなおすとストーリー性を表現できますよ。



パネルシアターの演じ方を知って実習や入職に役立てよう

今回は、パネルシアターの演じ方を紹介しました。


パネルシアターの演じ方で、子どもが話に興味を持てるか、楽しんで見ることができるかなどが変わってきます。演じるときは、笑顔で子どもたちにわかりやすいように大きな声で失敗をしてもアドリブができるように練習するとよいでしょう。


今回の記事も参考にしながら、実習や入職にパネルシアターを演じてみてくださいね。