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【ハンカチ落とし】基本的なルールや遊び方。保育に活かせるアレンジ方法

ハンカチがあれば気軽に遊べるハンカチ落とし。室内遊びにもぴったりなため、保育に取れ入れたいけれど詳しい遊び方が分からない保育学生さんや新卒保育士さんもいるのではないでしょうか。 今回はハンカチ落としの基本的なルール、指導案に書くねらいなどを紹介します。 あわせて、保育で役立つアレンジ方法もまとめました。

ハンカチ

Marina Lesnitskaya/shutterstock.com



ハンカチ落としのねらい

室内でも屋外でも気軽に行えるハンカチ落としを保育に取り入れる園も多いのではないでしょうか。簡単なルールを理解できるようになる、4歳頃から導入する保育士さんが多いようです。


しかし、ハンカチ落としの保育指導案をどのように書けばよいのか分からない方もいるはず。まずは、ねらい部分の書き方について、一例をまとめました。



ルールの大切さを理解する


ハンカチ落としにはある程度の決まりが存在するため、子どもにルールを守る大切さを伝えられます。


ゆるやかなルールの中で遊びを行うことにより、社会で必要となるマナーなどを身に着けられるようになるでしょう。



体を動かす楽しさを知る


ハンカチ落としは立ち上がったり走ったりするなど、さまざまな動きがある遊びです。


多様な動きを経験することで、運動の楽しさを伝えられるかもしれません。



ハンカチ落としの導入例と遊び方

ここからは、ハンカチ落としの実際の遊び方について解説します。



導入例


まずはハンカチ落としへ子どもをうまく引き込むための、導入例をまとめました。


ハンカチ遊びで注目させる

ハンカチを使った遊びを披露し、子どもたちが遊びへ集中できるように工夫するのも一つの方法です。

上へ投げたりヒラヒラと動かしたりするだけでなく、簡単な製作を行えばより遊びの世界へ引き込めるでしょう。


初心者でもすぐにマスターできるハンカチ遊びを紹介します。

<バナナ>

1.ハンカチを広げて置く

2.4つの角を中央へ向かって折る

3.中央にある4つの角をいっしょに持ち上げる(皮の部分)

4.下部を上に向かって指で押し込む(身の部分)


<リボン>

1.上下の辺を中央で合わせる

2.裏返し、左右の辺を中央で合わせる

3.中央にある4角のうち、上部の2角、下部の2角をそれぞれの手で持つ

4.横にし、引っ張りながら裏返す

他にもうさぎやネズミなど、さまざまなハンカチ遊びがあるようです。

盛り上がりやすく、ちょっとした隙間時間にも披露できるため、いくつか覚えておくとよいかもしれません。


ハンカチに関するオリジナルストーリーを作る

子どもがハンカチに魅力を感じられるように、オリジナルストーリーを作るのも一つの方法です。


「ハンカチを持った人はかけっこが速くなります!」など、子どもがハンカチで遊びたくなるような呼びかけを考えてみましょう。



遊び方


ハンカチ遊びの基本的なルールをおさらいしましょう。

1.鬼を決める

2.鬼以外は円になって座り、手を背中側で組む

3.鬼は座っている人の後ろを歩き、気づかれないよう誰かの手にハンカチを落とす

4.鬼は円の周りを逃げ、ハンカチを落とされた人は1周以内に鬼を捕まえられるよう追いかける

5.ハンカチを落とされた人が捕まえた場合、鬼はもう1度鬼となる。捕まえられなかった場合は、自分が鬼となる。(鬼は、ハンカチを落とされた人が座っていた場所に座る)

※座っている人がハンカチに気付かないまま鬼が1周してしまった場合、お便所(円の真ん中)へ行き、次のゲームには参加できません。


ハンカチ遊びの流れは単純ですが、手の中にきちんとハンカチを落とす、円の周りを走るなど基本的なルールを守る必要があります。


ゲームをスムーズに進められるように、事前にルールをしっかり確認しておくようにしましょう。



ハンカチ落としのアレンジルール

遊ぶ子ども

MIA Studio/shutterstock.com

ハンカチ落としにアレンジを加えれば、より楽しく遊べるかもしれません。


保育の状況に合わせ、さまざまなルールを加えてみましょう。



ハンカチを使わないでゲームする


ハンカチがないときは、背中をタッチする方法もあります。


広いホールなど安全な場所であればいつでもどこでも遊べるため、保育に取り入れやすくなるでしょう。



お便所ルールを導入しない


ハンカチを落とされた子どもが気づかず、鬼が円を1周してしまった場合は円の中央であるお便所へ行かなくてはいけません。


しかしこのルールの場合、お便所にいる子どもがつまらないと感じてしまう可能性があるので、導入しないのも一つの方法です。

お便所へ行かず鬼になることで、ゲームを引き続き楽しむことができるでしょう。



ハンカチを投げる


追いかけっこをメインにしたい場合は、ハンカチを落とすのではなく背中に投げるという方法もあります。追いかけっこが盛り上がる可能性があるので、園庭など外で行うようにしましょう。


またハンカチを乱暴に投げたり、頭に当てたりするとケガにつながってしまうため、控えるよう事前に呼びかけておくことが大切です。



季節に応じてアレンジする


ハンカチ落としは季節に応じたルールを追加することにより、各行事にちなんだゲームに変身します。


ここでは、クリスマス・ひな祭り向けのアレンジを紹介します。


クリスマス

ハンカチではなくベルを使い、「あわてんぼうのサンタクロース」や「ジングルベル」などクリスマスソングを歌いながら遊べる方法です。

1.好きなクリスマスソングをかける

2.鬼を決める

3.鬼以外は円になって座り、手を背中側で組む

4.鬼はベルの音が鳴らないように座っている人の後ろを歩き、誰かの手にそっとベルを置く

5.鬼は円の周りを逃げ、ベルを置かれた人は1周以内に鬼を捕まえられるよう追いかける

6.ベルを置かれた人が捕まえた場合、鬼はもう1度鬼となる。捕まえられなかった場合は、自分が鬼となる。(鬼は、ベルを置かれた人が座っていた場所に座る)


ひな祭り

ハンカチ落としをもとにアレンジしており、おだいりさまとおひなさまの気分を楽しめる方法です。

1.2チームに分かれそれぞれ大きな円を作り、円の中央に座布団を2つずつ置く

2.それぞれのチームで鬼を決める

3.鬼以外は円になって座り、手を背中側で組む

4.おひなさまチームの鬼は尺を持ち、おだいりさまチームの円の外側にスタンバイ

おだいりさまチームの鬼は扇を持ち、おひなさまチームの円の外側にスタンバイする

5.皆でおひなさまの歌を歌い「すまし顔」のところで、それぞれの鬼は尺や扇を座っている人の手に置く。座っている人はすまし顔をして固まる

6.尺や扇を置かれた子どもは、歌い終わりから5秒経つまでに中央の座布団に座る。座れなかった場合は、相手チームの円に入る

7.鬼は自分のチームの円に戻り、他の子どもが鬼となる

8.何回かゲームを行い、最後に円の人数が多いほうが勝ちとなる


アレンジ次第で季節ごとの各イベントに取り入れられるので、歌や落とす物を変えて工夫してみましょう。



ハンカチ落としを取り入れる際の注意点

ハンカチ落としを楽しく安全に行うために、注意点について説明します。



子どもが転ばないように注意する


走ることにより転んでしまう恐れがあるので、靴下を履いているときは裸足になったり、周りに物を置かないようにしたりするなど、安全面に気をつけて行いましょう。

円を作る際は子ども同士で手を繋ぎながら大きく広がり、遊びやすい環境を作ることが大切です。


また、走っている子の邪魔をする園児が出てくる可能性もあるので要注意。どのような危険性があるかをしっかり伝え、トラブルが起こることを事前に防ぎましょう。



走る向きを決める


走る向きを決めていない場合、追いかけっこをする際に子ども同士が衝突してしまうことが考えられます。


円を右に回るのか、左に回るのか言葉だけでなく体を使って説明しましょう。



鬼になっていない子どもを気にかける


ハンカチ落としは座って待つ時間のほうが長いため、途中でつまらないと感じる子どもが出てくるかもしれません。

特に一度も鬼になっていない子どもは悲しんでしまうので、「まだ一回もハンカチ落としてもらってないから、悲しいんだね。」など、気持ちに寄り添いながら全体に情報共有していきましょう。


また、誰が鬼をやっていないのか、遊びの途中で確認しながら全員ができるように配慮することも大切です。



ハンカチ落としの基本ルールやアレンジ方法を知って保育に活かそう

今回は、ハンカチ落としのねらいや基本ルール、アレンジ方法について紹介しました。

ハンカチ落としは気軽に行えるゲームですが、さまざまな点に注意しなければ子どもがケガを負ったり、悲しい気持ちになったりしてしまう可能性があります。安全面や子供の気持ちに配慮しつつ、楽しく遊べる環境を作りましょう。


また、ハンカチ落としはアレンジによってより楽しめるゲームでもあります。自分なりのアレンジを加え、日々の保育へ活かしてみてはいかがでしょうか。