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バブルアート(しゃぼん玉アート)のやり方は?保育のねらいや吹かない作品やペットボトルを使う方法

バブルアートはしゃぼん玉アートとも呼ばれ、保育園で人気の遊びのひとつ。絵の具やシャボン玉液を使って簡単に楽しめる製作活動です。今回は、バブルアートのやり方やアレンジアイデア例を紹介します。2歳児・3歳児向けに吹かないで作れる作品やペットボトルを使った作り方などもまとめたので、保育学生さんは実習などで取り入れてみてくださいね。

romy mitterlechner / stock.adobe.com

バブルアートとは?保育に取り入れるねらい

しゃぼん玉アート

バブルアートとは、シャボン玉と絵の具を使って製作をする技法です。しゃぼん玉アートとも呼ばれ、子どもたちに人気の遊びです。保育園では、シャボン玉ができるようになる4歳くらいから取り入れることが多いようです。

保育園でのバブルアートの製作には、以下のようなねらいが挙げられます。

  • 絵の具を使って表現しながら、自分のイメージを持つ
  • さまざまな色があることを知り、模様ができる様子を楽しむ

バブルアートでは絵の具を使うため、さまざまな色に触れながら、大小それぞれの模様を表現できるのが特徴です。

絵の具とシャボン玉液を用意すれば簡単に取り入れられるのも魅力の一つですね。

しかし、1歳児や2歳児などシャボン玉をじょうずにできない年齢の場合、シャボン液を吸い込んでしまうなどの危険も考えられます。

そうならないためにも、保育学生さん自身が基本的なやり方やじょうずなシャボン玉の作り方を知っておくことが大切です。

今回は、実習などで子どもたちと楽しめるバブルアートについてくわしく紹介します。

バブルアートの基本的なやり方

ここからバブルアートの基本的なやり方を見ていきましょう。

用意するもの(材料)

  • シャボン玉液
  • シャボン玉液を入れるお皿
  • 水彩絵の具
  • 液体を混ぜる棒
  • ストロー
  • 画用紙

作り方

  1. 紙皿に適量のシャボン玉液を適量入れます。
  2. (1)に青い水彩絵の具を入れて割り箸でかき混ぜます。
  3. ストローを使って息を吹いて泡を作ります。
  4. 画用紙を(3)に乗せて形を取り、全体に色が付いたらできあがりです。

動画では、青色のバブルアートをして魚を貼りましたが、色を変えるだけでさまざまな製作に応用できます。梅雨の時期ならピンクや青、紫色を使ってあじさいを表現したり、テーマを決めて描いたりしてもよいですね。(詳しくはこちら

遊ぶときのポイント・注意点

ストローで息を吹くときに吸い込まないように「フーって吹くとぶくぶくして面白いよ」と子どもたちの楽しい気持ちを盛り上げるような声かけをするとよいでしょう。

別の色を作る場合は、画用紙に押した色が乾いてから行なうときれいに仕上がりますよ。

バブルアートのアレンジアイデア!吹かない作品やペットボトルを使った方法

バブルアートの基本の遊び方がわかったところで、アレンジアイデアをまとめました。

ストローを吹かないで作品を作るときはスプーンを使う

2歳児・3歳児クラスで楽しむ場合は、ボールにしゃぼん玉液と絵の具を入れて泡立てたものを使うとよさそうです。スプーンですくって画用紙に置きましょう。

また、さまざまな色を作って色が混ざらないようにするために、色ごとにスプーンを変えるときれいに仕上がりますよ。

ペットボトルで吹く

ペットボトルで吹いてバブルアートをしてみましょう。

用意するもの(材料)

  • シャボン玉液
  • シャボン玉液を入れるお皿
  • 水彩絵の具
  • 液体を混ぜる棒
  • ストロー
  • ペットボトル 500ml以下
  • ネット
  • 輪ゴム
  • 画用紙

作り方

  1. 紙皿に適量のシャボン玉液を入れます。
  2. (1)に水彩絵の具を入れてかき混ぜます。
  3. ペットボトルの底を切り、ネットをかけて輪ゴムで固定します。
  4. (2)にペットボトルの底をつけて息を吹きかけます。
  5. 繰り返し遊びます。

作るときのポイント

ペットボトルが大きいと息を吹きかけるのが難しくなるかもしれません。低年齢クラスで取り入れるときは、ペットボトルを小さくしたり、難しい場合はストローにしたりと、臨機応変に変更できるとよいでしょう。

アレンジアイデアを用いながら、以下の動画を参考に製作してみてくださいね。

バブルアートを保育活動に取り入れるときの注意点

バブルアートを保育に取り入れるときに注意することをまとめました。

シャボン液を吸い込まないよう、座って遊ぶ

製作をしているときにシャボン液を吸い込まないように「座ったままシャボン玉のようにストローで吹いて泡を作ってね」と説明しましょう。最後の確認として、約束事を子どもたちに質問してみるのもよいかもしれません。

また、製作中は子どもから目を離さず全体を見るようにしましょう。

2歳・3歳児クラスでは上記で紹介したスプーンを使用するバブルアートを取り入れてみるとよさそうです。

汚れてもよい服装を準備・着用してもらう

バブルアートは、絵の具やシャボン液が洋服につき汚れてしまうことが考えられます。そのため、保護者へ事前に伝えて汚れてもよい服を準備してもらい、それを着て活動するとよいでしょう。

バブルアートの作り方を知って実習や入職に役立てよう

今回は、バブルアート(しゃぼん玉アート)のやり方や作り方やアレンジの仕方を紹介しました。

バブルアートは、シャボン液と絵の具を混ぜてストローで泡を作って製作する技法です。さまざまな色や模様に触れるというねらいをもとに、子どもたちと水の中の様子や宇宙、あじさいなど、季節にちなんだものや形を表現してみましょう。

ストローで泡を作ったあとは、スプーンやペットボトルを使ってお絵描きのしかたをアレンジすることもできます。

製作するときは、汚れてもよい服装を用意してもらい、特に2歳や3歳児などの低年齢クラスに取り入れる場合は、子どもがシャボン液を吸い込まないように注意しましょう。

バブルアートの基本的な遊び方を知って、保育園で子どもといっしょに楽しめるとよいですね。

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