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【7月の月案】5歳児クラスの文例集。ねらいや配慮、援助や反省の書き方

プール開きに七夕会、お泊り保育と多くの行事がある7月。5歳児クラスの月案をどのように計画しようと考える新卒保育士さんも多いかもしれません。今回は、5歳児クラスで使える7月の月案の文例を紹介します。養護・教育のねらいや活動に加え、安全や健康に関する配慮と月反省の書き方などもまとめました。

5歳児の子どもの写真

Sakura Image Inc /shutterstock.com



7月の5歳児クラスの特徴とは?

夏本番となる7月、5歳児クラスでは七夕祭りやお泊り保育など、さまざまな行事が予定されているかもしれません。


7月の5歳児クラスでは、以下のような特徴があると言えるでしょう。


  • プール遊びの支度のしかたや約束がわかり、いっそう意欲的にプール活動に参加している。
  • 育てていた夏野菜の収穫の時期が近づき、より愛着を持ってお世話をしたりじっと観察したりする。
  • お泊り保育に向けてグループで活動することが増え、友だちとやりたいことを話しながら期待感を持って過ごしている。

子どもたちはいろいろな活動に期待感を持ち、楽しみにしている様子があるかもしれません。


保育士さんは、子どもたちの意欲をしっかりと育み、保育園生活の行事を一つひとつ味わっていけるようにサポート内容を月案で考えていきましょう。



【7月】5歳児の月案の文例:前月の子どもの様子

7月の月案に記入する、前月の5歳児の子どもたちの姿の文例をまとめました。


  • 雨の日にもホールなどで十分に身体を動かして遊び、満足する姿があった。
  • 梅雨の自然を見つけて、図鑑で調べたり友だちといっしょに観察したりしていた。
  • 虫歯予防デーでの歯磨き指導を通して、自分できちんと磨こうと意欲を持つ姿があった。

6月の行事や活動の取り組みなどをもとに、子どもの様子を月案に記録しておきましょう。


5歳児クラスの様子をもとに、7月の月案を考えていきます。



【7月】5歳児の月案の文例:今月のねらい・活動内容

ここでは、7月の月案のねらいや活動内容の文例を見ていきましょう。



今月のねらい


月案に記入するねらいの文例は養護・教育の2つの視点から紹介します。


養護のねらい

  • 夏季の健康に留意して過ごす。
  • 率先して係の役割を果たし、自信を持って生活する。

教育のねらい

  • 友だちと思いを伝え合いながらかかわることの面白さを感じる。
  • 自然に興味を持ち、世話をしたりくわしく調べたりしながら興味を深める。


活動内容


7月のねらいの文例をもとに、5歳児が楽しめる活動内容を月案で考えていきましょう。


養護

<生命>

  • 汗の始末や水分補給などの大切さを知り、夏季の過ごし方に活かそうとする。
  • 活動に合わせて十分に休息を取り、健康に過ごす。

<情緒>

  • 自分の思いを友だちや保育者に受け止めてもらい、安心して過ごす。
  • 野菜の水やりや降園前の掃除など、係の役割を通して感謝されたり、園に貢献したりすることのよろこびや充実感を味わう。

教育

<健康>

  • 汗をかいたら衣類を着替えたり、タオルで拭いたりと自分で始末をしようとする。
  • プール遊びを通して水に親しみ、顔に水がかかることや水のなかで歩いたりもぐったりすることに慣れる。

<人間関係>

  • 友だちと考えを共有しながら遊びを広げていく楽しさを味わう。
  • 自らルールを守って遊ぼうとする。

<環境>

  • 水や泥、砂などの性質を活かして遊ぼうとする。
  • 梅雨時期や夏の生き物に親しみ、つかまえたり観察したりするなかで興味や愛着を持つ。

<言葉>

  • 自分の気持ちを相手に伝わる言葉で表現しようとする。
  • ひらがなやカタカナに関心を持ち、真似して書いてみようと意欲を持つ。

<表現>

  • お泊り保育で行う体操や歌などを通じて、身体をのびのびと動かし表現を楽しむ。
  • 七夕飾りを製作し、星空や織姫・彦星を自由に表現しようとする。

行事の多い5歳児クラスでは、普段の園生活から行事に対する関心や意欲を養っていけるよう活動に取り入れることが大切になるでしょう。


友だちとのやり取りが上手になってくると、お互いに考えを出し合い工夫して遊ぶ姿も見られるかもしれませんね。



【7月】5歳児の月案の文例:環境構成と保育者の援助・配慮

5歳児の子どもの写真

Purino/shutterstock.com


7月の5歳児クラスの月案に活かせる、環境構成や保育士さんの配慮・援助事項を紹介します。



養護



生命

  • 暑さに合わせた過ごし方を伝え、子どもたちが気温差に気づいて行動できるよう促す。
  • 活動の合間で休息を取り入れて、健康に活動できるよう配慮する。

情緒

  • 自分の気持ちをうまく表現できずに葛藤を抱える場面もあるので、様子を見ながら仲介したり代弁したりできるよう見守っていく。
  • お手伝いをしてくれた子どもには欠かさずお礼を言うようにする。


教育



健康

  • 汗をかいたままでいると風邪を引いてしまうことを伝え、子どもが適切に汗の始末をできるようにする。
  • 水への慣れには個人間で経験差があることをふまえ、楽しみながら慣れていけるような玩具やゲームを取り入れていく。

人間関係

  • 子どもたちが自分たちで工夫して遊びを広げていけるよう、材料や玩具などを十分用意できるようにする。
  • 水遊びやお泊り保育の準備などを通して、決まりを守って行動することの大切さを伝えていく。

環境

  • 十分に泥に触れて遊べる機会を作るとともに、感触や形作り、見立てを楽しめるよう遊びのモデルを提示していく。
  • 絵本棚に夏の自然図鑑を用意したり、剪定した紫陽花を飾ったりして、子どもたちが自然に興味を持てるように援助する。

言葉

  • 相手の話を聞くときのルールを伝えて、友だちの話を聞く姿勢を育んでいく。
  • 文字に興味を持ったタイミングでひらがな表などを掲示しておき、子どもたちが確認できるようにする。

表現

  • 夏の歌を取り入れ、唱歌だけでなく、楽器の演奏などを通してよさを味わえるように支える。
  • 七夕に笹飾りやお願いごとをする理由を伝え、子ども自身が願いを持って飾りや短冊を製作できるようにする。

梅雨が過ぎて、夏の活動が楽しめるようになる7月。


5歳児の子どもたちがさまざまな発見や経験を楽しめるよう、月案で計画を進め、活動の機会を保障していきましょう。



【7月】5歳児の月案の文例:家庭連絡・安全・食育

ここでは、7月の月案に活かせる、家庭連絡・安全・食育の文例をまとめました。



家庭連絡


  • プール活動をする日には健康チェックを欠かさず行ってもらうようお願いする。
  • お泊り保育の準備について伝えるとともに、心配事がないか丁寧に聞き取っていく。


健康・安全・衛生


  • プール遊びを行う前には子どもたちの健康状態を観察するとともに、職員の健康・監視体制をチェックする。
  • お泊り保育でのクッキング活動は衛生面に配慮をし、刃物や食器などを安全に行えるよう職員同士で連携を行う。


食育


  • 毎日水やりをしてきた野菜の成長を観察し、食材やそれを育てる人々への感謝の気持ちにつなげる。
  • クッキング活動を通して、食事や調理への興味・関心を育んでいく。

プール遊びやお泊り保育など、普段と異なる状況では思わぬ事故やケガが発生する可能性もあります。


しっかりと月案で留意点を書いておくとともに、実施する際には職員同士で協力して安全を守っていけるようにしましょう。



【7月】5歳児の月案の文例:反省・自己評価

5歳児の子どもの写真

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5歳児クラスの7月の月案における反省や自己評価の文例を紹介します。



養護


  • 暑さに応じて室温の調整や休憩の促しなどを行い、健康に過ごせるよう配慮できた。
  • お手伝い活動やお泊り保育を通して、子どもたちの自信を育んでいけた。


教育


  • 笹飾りの製作を通して、七夕の由来や意味を伝え、子どもたちの関心につなげていけた。
  • お泊り保育の準備や本番を通して、友だち同士で協力し合うことの大切さや面白さを伝えていけた。

7月の月案の反省では、行事での取り組みを振り返るのはもちろん、子どもたちの伝え合いや自信など、内面に目を向けるのもよいでしょう。


しっかりと振り返りを行うことで、次月の月案作成にも役立てられそうですね。



月案に活用できる7月の5歳児保育のポイント

最後に、月案作成にも活かせる7月の5歳児クラスの保育のポイントをまとめました。



七夕の笹飾りを作ってみよう


七夕には、神様がよりつくと言われる笹の葉をきれいに飾り付けて願いを書いた短冊を飾るという風習があります。


絵本や紙芝居などで由来を伝えてから製作を行えば、5歳児の子どもたちはより気持ちを込めて作ってくれるかもしれませんね。


また、吹き流しや投網などの笹飾り製作では、はさみを使う練習をすることもできるでしょう。
子どもたちが楽しみながら慣れていけるよう、月案で計画してみてくださいね。



プール遊びでは顔を水につけたり潜ってみたりして水に慣れよう


7月になると本格的にプール遊びや水遊びが始まる園も多いでしょう。


5歳児の子どもたちが水の中で楽しく身体を動かしながら、顔が濡れたり、水中にもぐったりする経験を詰めるような活動を行うのもよいかもしれません。


水中じゃんけんや水に沈んだ玩具を拾う宝探しなど、ゲーム遊びを楽しみながら水に慣れられるように援助していけるとよいですね。



お泊り保育に向けて期待感を育む活動を


7月頃の5歳児クラスでは、保育園や施設に宿泊するお泊り保育を計画する園も多いかもしれません。


子どもたちが自信と意欲を持てるよう、歌や体操の練習をしたり、グループに分かれて準備をしたりと長期的な活動内容を月案で考えておけるとよいですね。


保護者の方と長い時間離れて過ごすことにドキドキしている子どももいるようなので、家庭と連携してケアしていけるよう配慮しましょう。



文例を知って7月の5歳児クラスの月案を作成しよう

今回は、7月の5歳児クラスの月案に活かせるねらいや配慮、反省などの文例を紹介しました。


プール活動に七夕、お泊り保育など、7月の5歳児クラスには行事がたくさんあるという園も多いでしょう。
普段の生活から行事に向けて関心や意欲を育んでいけるよう、月案で活動や援助を計画できるとよいですね。


文例を参考に、7月の5歳児の月案作成に役立てていきましょう。