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【実習や保育に】秋に咲く植物を知ろう!名前や特徴、保育園でできる草花遊び

秋に咲く草花の種類を覚え、実習や日々の保育に活かしたい保育学生さんや新卒保育士さんもいるでしょう。戸外活動などで子どもに聞かれた際に、名前を答えられるようにしておきたいですね。今回は、秋の草花の名前や特徴をくわしく紹介します。また、保育園で役立つ草花遊びや、気をつけるポイントについてもまとめました。

秋の風景

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秋に咲く身近な草花の名前や特徴

きれいな見た目で心を癒してくれたり、自然の力を感じられたりする草花。

特に秋はピンクや白など淡い花色が多いため、新卒保育士さんや保育学生さんは子どもといっしょに風景を楽しむのもよいかもしれません。


ここでは、保育園の戸外活動に役立つように、秋の草花の名前や特徴を紹介します。



コスモス


コスモス

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コスモスは「秋桜」という漢字のとおり、秋に咲く花として有名です。


ピンクや白、黄色などさまざまな色がありますが、基本的に種の部分は黄色になっています。

8枚程度の小さい花びらがついており、先端はハートのように分かれているため、かわいらしい見た目を楽しむことができるでしょう。



キク


キク

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ピンクや白、オレンジなど多様な種類があります。


大きいボールのように丸い形に花を咲かせ、何十枚ものこまかな花びらがついているのが特徴です。



ダリア


ダリア

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ダリアには赤やピンク、白などの種類があります。

小さいボールのような形に咲き、中心に向かって色が濃くなるので、比較的見分けがつきやすいかもしれません。


花びらの中央はくぼんでおり、華やかな見た目になっています。



サルビア


サルビア

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セージやアズレアなど、見た目や色により多様な種類があるようです。特に色の種類は多く、赤や紫、青など多様な花色があります。


しそ科の多年草で、穂のように上に向かってこまかな花をたくさんつけるため、迫力を感じられる草花でしょう。



キンモクセイ


キンモクセイ

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キンモクセイは樹になる花で、オレンジ色の細かい花が多く咲きます。


甘く強い香りがするため、秋の風物詩としても知られているようです。



パンジー


パンジー

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紫や白、青など多様な色があります。


中央にかけて白や黒色になる種類が多く、華やかな色合いをしているので、小さいながらも目立つ草花でしょう。

花びらは中央に3枚あり、後ろ側に大きめの花びらが数枚あるようです。



ツユクサ


ツユクサ

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道端によく咲く、とても小さい草花として知られています。


雑草ながらも、2枚程度の青くきれいな花びらをつけるのが特徴です。



保育園で役立つ秋の草花を活かした遊び4選

続いて、秋に咲く草花を活かした保育に活かせる遊びをまとめました。



草ずもう


オオバコなど丈夫な草花の茎を絡ませ、お互いに引っ張り合い、先に切れてしまったほうが負けという遊びです。


勝つためには太い茎を持つ草花を選ぶなど工夫が必要なので、子どもは想像力を働かせながら取り組むかもしれません。



草花のジュース



用意するもの

  • 好きな草花
  • ビニール袋1枚

遊び方

1.ツユクサなど草花の花びらをちぎり、ビニール袋に入れます。

2.(1)の中に水を入れ、よくもみます。

3.色が出てきたらできあがりです。


ポイント

ツユクサ以外の草花でも楽しめますが、花びらの色が濃いほうがきれいな色に仕上がるでしょう。


実際には飲めないため、新卒保育士さんや保育学生さんは事前に、「飲んだらバツだよ」など声かけすることが大切です。



草木染め


どんぐりやススキなどの植物を煮詰めてできた液に、白い布を入れて染めていきます。布を縛って染めたり、さまざまな植物を混ぜたりして、多様な色合いを楽しんでみましょう。

タンパク質が含まれていない麻などで草木染めを行うときは、牛乳などで事前にタンパク質処理をする必要があります。


新卒保育士さんや保育学生さんはあらかじめ布の成分を確認し、スムーズに遊べるように準備しておきましょう。



ダーツ遊び


センダングサなど、くっつき虫と呼ばれる植物を活かした遊びです。センダングサの場合、種子をつける前の状態になると表面がギザギザとし、衣服にくっつくようになります。

衣服に向けて投げ合ったり、タオルに的を書いて投げたりするなど、ダーツ遊びを行うと盛り上がるかもしれません。


しかし、ギザギザとした表面が顔に当たるとケガにつながる可能性もあるので、新卒保育士さんや保育学生さんは「顔に向かって投げないようにしようね」など、事前に声かけすることが大切です。



保育園で秋の草花遊びを行うときの注意点

最後に、保育園で秋の草花遊びを行うときに、気をつけるポイントについて解説します。



花壇などから植物を抜かないよう注意する


戸外活動で秋の草花を眺める際、子どもが盛り上がって家や公園の花壇から植物を抜いたり、折ったりしてしまうことも考えられます。


新卒保育士さんや保育学生さんはあらかじめ、「お花にはさわらないようにしよう」と声かけするなど、援助することが求められるでしょう。



誤飲や誤食に気をつける


草花で作ったジュースを飲んだり、きれいな見た目にひかれて草花を食べてしまったりする子どもも出てくるかもしれません。


新卒保育士さんや保育学生さんは誤飲や誤食が起きないように、しっかり見守ることが大切です。



秋の草花の種類を知り、保育園での遊びに役立てよう

今回は、コスモスやダリアなど、秋に咲く草花の種類を紹介しました。

秋はピンクや白色などの植物が多いようなので、新卒保育士さんや保育学生さんは子どもといっしょに、きれいな風景を楽しんでみましょう。


しかし、誤飲や誤食などの事故が起こる可能性もあるため、遊びのときはしっかりと見守ることが大切です。

草ずもうや草木染めなどの草花遊びも覚え、保育園での実習や保育に役立ててみてくださいね。

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