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【保育学生さん必見!】保育士として働くうえでの心構え。目標を立てるコツもあわせて解説

保育士として働くうえで必要な心構え。4月から順調なスタートを切るために、しっかりと心の準備をしておくとよいかもしれませんね。今回は、新卒保育士さんの心構えについて、子どもに関する内容、自身に関する内容などに分けてくわしく紹介します。あわせて、目標を立てるときのポイントについても具体的にまとめました。

シャボン玉で遊ぶ子どもと保育士

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新卒保育士さんの心構え:子どもに関する内容

4月の入職に向けて、新卒保育士さんに必要な心構えを理解したい方もいるでしょう。

心の準備をしておけばスムーズに業務に当たれたり、モチベーションを高めたりすることにつながるかもしれませんね。


ここでは、新卒保育士さんの心構えについて種類別にまとめました。

まずは、子どもに関する内容から紹介します。



子どもの安全を確保する


新卒保育士さんの心構えとして、子どもの安全を確保することが挙げられるでしょう。


保育士は預かったままの子どもの姿で保護者のもとへ帰す必要があるので、保育中にケガ・事故などがないように気を配ることが大切です。

子どもの体調の変化にも注意し、気になることがあったときはすぐに先輩保育士さんに相談するようにしましょう。



明るい笑顔で接する


新卒保育士さんは緊張したり業務に慣れていなかったりで、大変なこともあるかもしれません。


しかし、いつでも笑顔は忘れないようにすることがポイントです。

笑顔でいれば子どもとコミュニケーションを取りやすくなったり、「いつも明るいな」と先輩保育士さんからの印象を上げたりすることにつながるかもしれません。


そのため、遊ぶときは子ども以上に楽しむ、子どもと話すときはしっかり笑うなどを心がけるとよいですね。



新卒保育士さんの心構え:先輩保育士さんや保護者に関する内容

続いて、新卒保育士さんの心構えについて、先輩保育士さんや保護者に関する内容を解説します。



ビジネスマナーを身につける


保育士として働くうえで、挨拶や言葉遣い、身だしなみなどのビジネスマナーを身につけることも大切です。

先輩保育士さんや保護者が気さくに接してくれる場合でも、誠実さや真面目さが伝わる態度で接するようにしましょう。


また、何かトラブルがあったときは1人だけで解決せずに、報告・連絡・相談を行えるとよいですね。



自分から積極的に動く


業務に当たるときは、自分から積極的に動くように心がけましょう。

慣れるまでは「次は何をすればよいでしょうか。」と質問し、全体的な流れが分かってきたら「○○やりますね!」と率先して動くと好印象を与えられそうです。


また、保護者からくわしく分からない内容を質問された場合でも、「確認します!」などと言って積極的に対応するとよいかもしれません。



挨拶を心がける


「おはようございます」や「お疲れ様でした」のように、日々の挨拶を心がけることもポイントでしょう。


先輩保育士さんに手伝ってもらったときは「ありがとうございました。」、ミスをしてしまったときは「申し訳ありませんでした。」のように、場面に合った挨拶を丁寧に行うとよさそうです。

子どもの送り迎えで保護者と顔を合わせるときも「お帰りなさい。」などと挨拶し、万が一トラブルがあったときはすぐに謝るようにしましょう。



新卒保育士さんの心構え:自身に関する内容

室内で遊ぶ子どもと保育士

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ここでは、新卒保育士さんの心構えについて自身に関する内容をまとめました。



分からないことはしっかり質問する


新卒保育士さんの心構えとして、不明点があればすぐに先輩保育士さんへ質問することが挙げられそうです。


分からないことを聞かなければずっとそのままになってしまうため、自信を持って働けるようにしっかり確認しましょう。

その際は同じことを何度も聞いてしまわないように、メモを取っておくとよさそうですね。



体調管理に注意する


慣れない業務を行うストレスや疲れで体調を崩さないように、体調管理にも注意しましょう。


体調を崩すと出勤できなくなってしまうため、栄養バランスに気をつけたり休息を心がけたりすることが大切です。

また、保育園では感染症が流行することもあるようなので、日ごろからマメに手洗い・うがいを行っておくとよいかもしれません。


万が一体調を崩したときは無理をせず、しっかり休むようにしましょう。



目標を立てる


保育士として働き始めるときは、事前に目標を立てておくとよさそうです。

自分にぴったりの目標を設定すれば知識をつけたり、モチベーションを高めたりすることにつながるかもしれません。


また、目標を立てる場合は「現場に早く慣れるため、分からないことがあったときはすぐに先輩保育士さんへ聞く」などと、くわしい行動を示すとよいでしょう。

最後は、具体的な目標の立て方について解説します。



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新卒保育士さんが目標を立てるときのコツ

ブロックで遊ぶ子どもと保育士

polkadot_photo/shutterstock.com


新卒保育士さんが目標を立てるときのコツについてまとめました。



自分の現状を理解する


目標を設定するときのポイントとして、まずは自分について理解することが挙げられるでしょう。

自分の得意・不得意を把握することで、自身が頑張るべきポイントを洗い出せるかもしれません。


苦手な部分を改善する目標や、得意な部分を伸ばす目標を立て、保育のスキルを伸ばせるように努めましょう。



少し上の目標を立てる


目標を設定するときは、自分のスキルより少し上の目標を立てるとよさそうです。

高すぎる目標は、達成できずに自信を失ったりモチベーションを下げたりすることにつながってしまうかもしれません。


そのため、「1週間で食事の流れをすべて覚える」のように、少し努力すれば達成できそうな目標を立てましょう。



数字を入れる


目標を立てるときは、数字を入れるのを意識するとよいかもしれません。

数値化すれば目標が具体的になり、自身が行うべきことが分かりやすくなるでしょう。


例えば、童謡に力を入れたい新卒保育士さんは「1カ月に童謡を3つ覚える」のように立てると、目標が明確になって達成しやすくなるかもしれません。



長期・短期の目標を立てる


「1年目が終わる頃には子どもの気持ちに寄り添った保育を行いたい」と思っている新卒保育士さんは、その目標を達成できるように逆算するとよさそうです。

子どもに寄り添うためには、まず仕事に慣れたり子どもと遊びを通じて関係を築いたりすることが大切でしょう。


そのため、4月が終わる頃には「1日の流れを理解する」、5月が終わる頃には「手遊びのバリエーションを5個増やす」のように短期目標を立てると、行うべきことが明確になりそうです。

さらに目標管理を徹底したい新卒保育士さんは1週間ごとの短期目標を立てたり、定期的に目標を見直したりなどの工夫もするとよいでしょう。



新卒保育士さんの心構えを理解し、好スタートを切ろう!

今回は、新卒保育士さんの心構えについて紹介しました。


事前に心構えを理解しておけば保育士の業務をうまくこなせたり、やる気を高めたりすることにつながるかもしれません。

挨拶を心がける、目標を立てるなどのポイントを押さえ、4月の入職に向けてしっかり準備しましょう。


新卒保育士さんはここで紹介した内容を参考に、保育士として好スタートを切れたらよいですね。


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