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【保育学生さん必見】就活面接におけるNGワード。志望動機や逆質問などケース別に解説

面接において、NGワードがあるのをご存知でしょうか?特にこれから就活を始める保育学生さんの中には、面接で避けるべき言葉を知らない方もいるかもしれません。今回は、選考の場におけるNGワードや、受け答えをするときの注意点についてくわしく紹介します。自己PRや逆質問に答える場合など、ケース別に具体的にまとめました。

NGマークを出す女性

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就活面接におけるNGワードの種類

就活面接におけるNGワードを押さえてから本番に臨みたい、新卒として面接を受ける保育学生さんもいるでしょう。

避けるべき言葉が分かれば採用担当者に好印象を与えられたり、熱意をしっかり伝えたりすることにつながるかもしれません。


これから選考を受ける保育学生さんは面接で避けるべき言葉を理解し、就活を成功につなげましょう!

まずは、面接におけるNGワードの種類を解説します。



差別的な言葉


面接におけるNGワードの種類として、差別的な言葉が挙げられそうです。


差別的な言葉は採用担当者に社会人としてふさわしくないと思われ、選考結果に影響を与えてしまうかもしれません。

そのため、人の悪口や反社会的な言葉など、人間性を疑われそうな発言は控えるようにしましょう。



ありきたりな回答


面接の場でありきたりとされる回答も、控えたほうがよさそうです。


「自分をものに例えると?」という質問に対して「スポンジです」などありふれた回答は、「人間性が伝わりづらい」と思われてしまうかもしれません。

「募金活動を始めたら次々とメンバーが集まったため、コンパスのような人間だと思います。」のように自分の経験を交え、人柄が伝わるような回答をすることが大切です。



自己中心的な言葉


面接では、自己中心的な言葉も避けたほうがよいでしょう。


「○○はしたくない」のように自分の意見を押しつける言葉を使うと、採用担当者に「いっしょに働けるかな…」と不安に思われてしまうかもしれません。

特に保育の現場では、柔軟性や協調性が求められます。


そのため、新卒保育士の面接では自分勝手な発言を控えるようにしたほうがよさそうです。



受け身な印象を与える言葉


「学校の教授から勧められたので応募しました」のように受け身な言葉は、主体性がないと捉えられてしまうかもしれません。

社会人は自分から動くことが求められるため、受け身な言葉を使っていると採用担当者に消極的な印象を与えてしまいそうです。


そのため、「~に魅力を感じて応募いたしました」など、自分の意見や考えを伝えるように意識しましょう。



【ケース別】就活面接におけるNGワードの例

メモを持つ女性

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ここでは、就活面接において保育学生さんが自然と使ってしまいがちなNGワードをまとめました。



就活面接のNGワード①:業務内容に関する回答



〇〇はやりたくないです

業務内容に関する受け答えで、「〇〇はやりたくないです」のように回答するのは避けたほうがよいでしょう。


自分の意見を押しつけているように感じられたり、わがままに思われたりすることが考えられます。

保育学生さんはやりたくないことより「〇〇に挑戦したいです」など、興味のあることに焦点を当てて回答するとよさそうですね。


なんでもします

「入職後は何をしたいですか?」という質問に対して、「なんでもします」と答えるのも控えましょう。


受け身な印象を与えたり、「口だけなのでは」と誇大なイメージを抱かれたりすることが考えられます。

そのため、保育学生さんは自分の実現したい保育観をもとに「子どもの気持ちに寄り添った保育をしたい」など、具体的に回答するようにしましょう。



就活面接のNGワード②:志望動機に関する回答



成長させてもらえそうだから

志望動機に関する回答として、「成長させてもらえそうだから」と答えるのは避けたほうがよさそうです。

研修などが充実している園でも保育士さんの主体性が求められるため、「〜させてもらえる」と受け身の言葉を使うと、消極的な印象を与えてしまうでしょう。


保育学生さんは「〜を通して成長します」のように、意欲が伝わるような受け答えをできるとよいかもしれませんね。


人に勧められたから

「学校の教授に勧められたから」「就職・転職エージェントで教えてもらったから」などの回答も控えるようにしましょう。

このような回答をしてしまうと園に興味がないと思われ、ネガティブなイメージを与えてしまうかもしれません。


そのため、仮に学校の教授や就職・転職エージェントに勧められた場合でも、園に魅力を感じたきっかけを伝えるとよさそうです。


子どもが好きだから

保育士になるうえで子どもが好きなことは大切ですが、志望動機として伝えるには不十分でしょう。

その園ならではの特徴を志望動機として答えなければ、「他の園でもよいのでは」と思われることが考えられます。


そのため、保育学生さんは事前に園研究をしっかり行い、その園に魅力を感じた部分を志望動機に盛り込むようにしましょう。



就活面接のNGワード③:自己PRに関する回答



運がよいです

自己PRに関する回答として、「運がよいです」と答えるのも避けたほうがよいでしょう。


物事を深く考えず、努力をしないで流れに身を任せるイメージを与えてしまうかもしれません。

今まで「運がよかった」と思うときにも、「練習を重ねていた」「周りの方と協力した」のように何かしらの原因があることが考えられます。


そのため、保育学生さんはそのときの行動を振り返り、「継続力がある」「協調性がある」など他の点をアピールポイントにするようにしましょう。


短所はありません

短所は自分のマイナスの面を見せるので、「言いたくない」と思う保育学生さんもいるかもしれません。

しかし、「短所はありません」と伝えると、自己分析が足りていない印象を与えてしまいそうです。


採用担当者は保育学生さんの短所への向き合い方を知りたいと思っているため、行っている対策などを添えてしっかり回答するようにしましょう。



就活面接のNGワード④:逆質問に関する回答



園の保育方針を教えてください

採用担当者が逆質問をしたときに、「園の保育方針を教えてください」などウェブサイトに書かれていたり、すでに説明されたりしたことを聞くのは避けたほうがよさそうです。


「事前に園研究をしていないのかな」と思われ、意欲のない印象を与えてしまうかもしれません。

そのため、保育学生さんはあらかじめ園研究をしっかり行い、逆質問では調べたうえで分からないことを聞くことが大切です。


特にありません

逆質問をされたときに、「特にありません」と答えるのも控えたほうがよいでしょう。


質問がないと志望度が低いと思われたり、消極的な印象を与えたりすることが考えられます。

逆質問は園の志望度をアピールできる場なので、保育学生さんは事前に疑問点を洗い出し、採用担当者にしっかりと不明点を聞けるようにしておきましょう。



就活面接のNGワード⑤:雇用条件・待遇に関する回答



異動はしたくありません

異動の可能性がある園で「異動はしたくありません」と言ってしまうと、「うちの園には合わないな」と思われることが考えられます。

そのため、異動を望まない保育学生さんは「~という理由で○○園で働き続けたいのですが可能でしょうか?」のように、相談をする形で聞くとよさそうです。


しかし、はじめから異動を希望しない場合は、異動の可能性がない求人に応募をしたほうがよいでしょう。


給料は○○円以上欲しいです

「給料は○○円以上欲しいです」など、待遇面の要望を伝えるのも避けたほうがよさそうです。

「条件だけで選んでおり、他によい待遇の園があればそちらに行くのでは」のように思われ、給料が目当てのイメージを与えてしまうでしょう。


給料などの待遇は募集要項で事前に確認し、面接ではふれないようにしたほうがよいかもしれませんね。



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NGワードをふまえた就活面接での受け答えの注意点

面接を受ける女性

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最後は、新卒保育士の面接で受け答えをするときに気をつけるポイントをまとめました。



無意味なつなぎ言葉はできるだけ控える


就活面接で回答するときの注意点として、無意味なつなぎ言葉はできるだけ控えることが挙げられるでしょう。

「えー」「えっと」などのつなぎ言葉を多用すると自信がなさそうなイメージを与えたり、採用担当者の気が散ってしまい、回答が頭に入らなくなったりすることが考えられます。


そのため、言葉が詰まってしまいそうなときは一呼吸を置く、「はい」と言うなどできるとよいですね。



相づちに気をつける


相づちに気をつけることも、保育士の面接で受け答えをするときの注意点として挙げられます。

「なるほど」や「うんうん」などの相づちは目上の人には適しておらず、失礼な印象や幼稚なイメージを与えてしまうかもしれません。


保育学生さんが面接で相づちをするときは、基本的に「はい」と言うように心掛けましょう。



あいまいな表現は避ける


「さまざまな」「〜など」のように、あいまいな表現を使った回答は控えたほうがよさそうです。

あいまいな表現を使うと話の内容が薄くなり、アピールポイントなどが伝わりづらくなってしまうかもしれません。


そのため、保育学生さんは具体的なエピソードや数値などを添えて、くわしく説明することが大切です。



面接におけるNGワードを押さえ、保育士の就活を成功させよう!

今回は、新卒保育士の面接におけるNGワードについて紹介しました。

面接におけるNGワードには受け身な印象を与える言葉や、自己中心的な言葉などが挙げられます。


そのため、志望動機では園の魅力をしっかり盛り込んだり、入職後については挑戦したいことに注目したりして回答するとよさそうです。

新卒として面接を受ける保育学生さんは避けるべき言葉を理解し、就活をうまく切り抜けましょう!


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