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不器用でも保育士になれる?ピアノ・製作など困りそうな場面や対策をあわせて解説

手先を使う作業が苦手で、「不器用だな…」と感じる保育学生さんもいるでしょう。その場合、保育士として問題なく働けるのか、不安に思うときもあるかもしれません。今回は、不器用でも保育士になれるのかについてくわしく紹介します。あわせて、器用さが必要になりそうな場面や、入職後にできる対策も具体的にまとめました。

はさみを使う様子

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不器用でも保育士として働ける?

保育学生さんの中には自分を不器用だと思い、入職後を不安に感じる方もいるかもしれません。

保育士は製作やピアノなど手先を使う業務が多いので、「しっかり働けるのかな…」と心配してしまいますよね。


しかし、不器用な保育学生さんもしっかり対策をすれば、問題なく働くことができそうです。

保育学生さんはここで紹介する内容を参考にして、入職後の働き方に活かしましょう。



不器用で不安…保育学生が入職後に困りそうな場面とは

まずは、不器用で不安な保育学生さんが、入職後に困りそうな場面についてくわしくまとめました。



壁面製作をするとき


不器用で不安な保育学生さんが入職後に困りそうな場面として、壁面製作をするときが考えられます。


保育園によっては壁面製作に力を入れており、季節や月に応じて作り直す必要があるかもしれません。

そんな中、手先が器用でないと型紙を使ってもうまく作れなかったり、作成に時間がかかったりしてしまうでしょう。


そのため、入職後は以前作ったものを再利用するなど、工夫をしながら壁面製作を進めることが大切ですね。



おもちゃを作るとき


不器用で不安な保育学生さんは、入職後に手作りのおもちゃを製作するときも戸惑ってしまうかもしれません。

作り方を調べてもその通りにできない、見た目が整っていないなど、戸惑う場面が多いことが考えられます。


そのため、入職後は簡単なアイデアを選んで作ったり、学生のうちからある程度練習したりしておくとよいかもしれません。



ピアノを弾くとき


ピアノを弾くときも、不器用さに悩む保育学生さんが入職後に困りそうな場面として挙げられるでしょう。

指を思い通りに動かせないなど、課題に感じることが多いかもしれません。


そのような保育学生さんは、できるだけピアノに重きを置いていない園を選ぶと安心でしょう。



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不器用で不安な保育学生が入職後にできる対策

製作の様子

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ここからは、「自分は不器用かも…」と思っている保育学生さんが、入職後にできる対策をくわしくまとめました。



他の保育士さんに手伝ってもらう


不器用さを気にしている保育学生さんは、入職後に周りの保育士さんに手伝ってもらうなど工夫をしてみるとよさそうです。

製作など苦手な業務を他の保育士さんにお願いしたり、いっしょに対応してもらったりすると、効率よく進めることができるでしょう。


その代わり、保育学生さんは掃除やピアノなど、自分が得意な業務を率先して行えるとよいですね。



子どもといっしょに作る


子どもといっしょに作品を作ることも、不器用で不安な保育学生さんが入職後にできる対策として挙げられるでしょう。

例えば、壁面製作を作るときは子どもがかいた絵を壁面に貼ったり、子どもが一部の工程を行ったりするなど、うまく役割分担をするとよさそうです。


子どもたちは、保育学生さんといっしょに作った自分の作品が飾られているのを見て、ワクワクとした気持ちになるかもしれませんね。



使えるアイテムは再利用する


不器用さに不安を感じている保育学生さんは、使えるアイテムを再利用してみるのもよいでしょう。

以前作った壁面製作を再度使ったり、同じ衣装を使いまわしたりなど、できるだけ追加で作らないようにすれば負担を抑えられるかもしれません。


また、プレゼントの包装紙など身の周りのかわいいアイテムを取っておいて、後から製作に使うなどすれば、手間をかけずに凝ったデザインのものを作れるでしょう。



便利グッズを取り入れる


「自分は不器用かも」と感じている保育学生さんは、便利グッズを取り入れることも検討してみるとよさそうです。

星・花形などの型抜きや型紙が載った保育雑誌など、自分に合った便利グッズを取り入れてみましょう。


効率的に仕事を進めることができるので、入職後は日々の保育にしっかり取り組めるようになるかもしれませんね。



簡単なアイデアを選ぶ


自分で製作のアイデアを選ぶときは不器用さを踏まえ、できるだけ簡単なものを選ぶとよいでしょう。

大きめのパーツが多かったり、手順が分かりやすかったりなど、事前にしっかり確認してからアイデアを決定するとよさそうです。


しかし、場合によっては園やクラスの方針で、難しい製作アイデアが決まってしまうこともあるかもしれません。

そのときは真摯に取り組み、難しい場合は周りの保育士さんにお願いして手伝ってもらいましょう。



不器用さを克服する方法を覚え、保育士としてスムーズに働こう!

図工のアイテム

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今回は、不器用でも保育士になれるのかについて紹介しました。


不器用さに不安を感じている方が保育士として働く場合、壁面製作を作ったりピアノを弾いたりする場面で困ることが考えられます。

しかし、使えるアイテムを再利用する、他の保育士さんにお願いするなどの工夫を入職後に取り入れれば、問題なく働くことができるでしょう。


保育学生さんはここで紹介した対策などを参考に、スムーズに働けるとよいですね。


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