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【男女別】座り方で面接の印象はグッと変わる!保育学生さんが間違えやすい手足の位置

第一印象がモノを言う面接では、座り方のマナーを身につけることが大切です。カバンの置き方や手足の位置など基本的な知識だけでなく、座るときは右から?左から?など細かい部分まで把握していますか?今回は、保育学生さんが意外と知らない面接の座り方マナーを徹底解説。正しい立ち振る舞いを身につけて、内定につなげましょう!

座って面接を受ける保育学生

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面接の座り方は第一印象に直結する!

「面接では第一印象が大切!」という話を聞いたことはありますか?


限られた時間で自身の魅力をアピールするには、話す内容はもちろんのこと、身のこなしも重要な要素の一つになります。


中でも、面接中にチェックされやすいのが学生さんの座り方
座っている時間が長い面接では、正しい座り方を意識することで印象アップにつながるかもしれません。


今回は、入室から着席までの流れに沿って、座り方のマナーを紹介します!



面接での座り方:入室~着席

まずは、面接を実施する部屋に入ってから席に座るまでのポイントを見ていきましょう。



ノックの回数は3回


入室する前に必ずドアをノックします。
ノックの回数は3回が基本とされているので、適切な音量を意識して叩きましょう。


また集団面接の場合は、先頭の人のみノックをするのが一般的です。
後ろに続く人は、前の人が既にドアを開けているためノックをする必要はありません。



促されたらドアを開けて入室


ノックをしたら、中にいる面接官に「どうぞ」と声をかけられるのを待ちましょう。
入室を促されたら、「失礼します」と言ってドアを開けます。


このとき、ドアは持ち手と反対側の手で開けることがポイント。ドアノブが右にあれば左手、左にあれば右手で開けるのが基本です。


面接時のドアの開け方

ドアを開けたら、部屋に入る前に「よろしくお願いします」と挨拶して一礼をします。


そして、ドアを開けた手と反対側の手でゆっくりとドアを閉めましょう。このとき、面接官に背中全体を向けないよう意識するとよいですね。



椅子の横に立つ


入室したら、下座(ドアに一番近い場所)の椅子の横に移動します。


ドアから最も遠い場所が上座、ドアに近づくほど下座とされるため、覚えておきましょう。
ただ、面接官から上座を勧められた場合は、遠慮せず使って構わないそうです。


面接時の座る位置

椅子の近くに移動したあと、椅子のどちら側に立つべきか気になる方もいるかもしれません。


基本的には、ドアに近いほうに立つのが自然です。そのため、右から歩いてきたら右側、左から歩いてきたら左側に立ちましょう。


なお、ドアが真後ろにあった場合、利き手側に椅子が来るように立つとスムーズ。
右利きの人は椅子の左から、左利きの人は椅子の右から座るようにしましょう。



「お掛けください」と言われてから座る


入室時と同様に「お掛けください」と促されるまでは着席しないのがマナーとされています。声をかけられたら「失礼します」と伝えて座りましょう。


また、入室したあとに面接官がしばらく席を外す場合、戻って来るまでは椅子の横に立っておくようにします。



面接での座り方:カバンの置き場所

座って面接を受ける保育学生

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着席後、カバンはどのように置くとよいのでしょうか。



カバンは利き手の足元に立たせて置く


カバンは利き手の足元に置くことが一般的。書類やペンが必要になる際を考慮して、右利きの方は右から取れるように置くとよいようです。


カバンを寝かせて置くのはマナー違反となるため、面接では自立するカバンを使用しましょう。


このとき、空いている椅子の上を無断で使用するのは控えましょう。面接官から「そちらの椅子にカバンを置いていいですよ」と声をかけてもらったときは、感謝を伝えて置かせてもらうとよいですね。



コートなどは畳んでカバンの上に


コートや手袋がある場合、畳んだ状態でカバンの上に載せておきます。


椅子の背もたれに掛けたり、使っていない椅子を勝手に使用したりするのはマナー違反となるため注意しましょう。



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面接での座り方:基本的な姿勢

続いて、面接での基本的な座り方のマナーを紹介します。



椅子には浅く腰掛ける


あまりに深く腰掛けると、リラックスしすぎている印象を与えてしまいます。
椅子の背もたれから握りこぶし一つ分程度を開けて、浅く腰掛けるようにしましょう。


あまり浅すぎても落ち着かない雰囲気になるため、適切な深さで座れるよう練習しておくとよいですね。



背筋を伸ばしてあごを引く


背筋をまっすぐ伸ばして少しだけあごを引くと、姿勢よい座り方になります。


面接に集中しているとつい前傾姿勢になってしまう方も多いようですが、やりすぎは逆効果なので注意が必要です。


また、あごを引きすぎると睨んでいると思われかねないので、まっすぐ正面を見た状態から少しだけ引くことを意識しましょう。



ひじ掛けは使わない


椅子にひじ掛けがあっても、面接の場ではひじを乗せないことがマナーです。


また、前に机があることも多いですが、机にひじをつくのはNG。


基本的に手は太ももの上に置いておき、自身が話す内容に合わせて適度に身振りをつけると印象がよいかもしれません。



面接での座り方:男女別の手足の位置

座って面接を受ける保育学生

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姿勢よく見える座り方は、男性・女性で少し異なるようです。ここでは、手足の位置などとともに男女別の座り方を解説します。



男性


男性は、肩幅と同じくらいに足を開き、膝とつま先を前に向けて座ります。
足を開きすぎると横柄な印象を与えてしまうため、面接前に自身の座り方を鏡で確認しておくとよさそうです。


手は軽く握って、太ももの上に置くようにしましょう。



女性


女性の場合、膝とかかとを合わせて身体の正面で足を揃えると座り方がきれいに見えます。


手は太ももの上に置き、右手が下になるように重ねて指先を揃えるのが一般的です。


ただ、時間が経つとついつい姿勢が崩れがちなもの。座っているときに足を斜めにしたり、つま先を開いたりするのはNGとされているので注意しましょう。



座り方マナーを知って新卒保育士の面接を成功させよう

今回は、面接における座り方のマナーを保育学生さん向けに紹介しました。


一つひとつの所作をチェックされる面接の場では、座り方のマナーもしっかりと身につけておく必要があります。


カバンを置く場所、男女別の手足の位置など細かい部分もチェックして、面接時の印象アップにつなげていきましょう。



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