保育学生さんは、「強み」と「長所」の違いを知っていますか?一見、同じ意味に捉えがちですが、面接で聞かれた場合の意図は異なるかもしれません。それぞれ意味の違いを知ることで、自己PRの材料として活用できそうです。記事の内容を参考に、面接対策をしていきましょう。
buritora/stock.adobe.com
保育学生さんは強みと長所の違いを知ろう
今回紹介する「長所」と「強み」は同じ意味に捉えがちですが、本来の意味合いは異なるようです。
長所を理解することで、強みを考えることができ、自己PRの材料として使えるでしょう。
まずは、強みと長所の違いを紹介します。
保育学生の面接対策:強みと長所の違いとは
maru54/stock.adobe.com
強みと長所には、どのような違いがあるのでしょうか。くわしく見ていきましょう。
長所とは
長所とは、ご自身の能力など生まれ持ったものを指し、「真面目」「体力がある」などの性格的な部分や資質が含まれるようです。
面接で長所を聞かれたら、保育学生さんが社風に合うかどうかを判断している場合があります。
強みとは
強みとは、長所を仕事でどのように活かしていけるのか、といった内容になるようです。
「体力があるため、子どもたちと思い切り身体を動かして遊ぶことができます」など、仕事内容を交えて考える必要があるでしょう。
結論、「長所」をどのように活かして仕事に貢献できるのかが「強み」となるようです。
保育学生の自己PR:強みと長所の面接回答例
milatas/stock.adobe.com
自己PRとは、ご自身の強みをアピールし、会社に貢献できることを伝える必要があります。
ご自身の長所や強みを活かして面接に臨みましょう。
ここでは、長所や強みを活かした面接回答例を紹介します。
責任感がある
私は、人一倍責任感があります。高校の部活動では部長を務めており、ときには厳しく部員たちと接していました。
「最高のパフォーマンスをして部員や家族、協力してくれている人たちの悔いがないものにしたい」という一心で、最後まで頑張ることができたと思っています。
保育士は、子どもの命を預かる仕事である上、保護者支援などで大変さを感じることもあるかもしれません。
どのような状況でも、より良い保育を行うために何をすべきなのかを考えて気を配りながら、最後まで責任を持って取り組んでいきます。
前向きな性格
私は、何事にも前向きな気持ちで取り組むことができます。
保育実習では、うまくいかないと感じることもありましたが、反省と実践を繰り返すことで子どもたちの反応が変わり、やってみてよかったと感じることが多かったです。
「何事もやってみないと分からない」と気づき、前向きに取り組めるようになりました。
保育士になったら、さまざまなアイデアを実践することを楽しみ、前向きな言葉がけをすることで子どもの自己肯定感を育む保育をしていきます。
人と話すことが好き
私は、人と話したり、話を聞いたりすることが好きです。
現在、雑貨屋さんのアルバイトをしており、接客をするときはまず、お客様の話を聞いてから要望を引き出すことを大切にしています。
少しずつ、お客様からよろこんでもらったり、店長から接客のやり方を褒めてもらったりすることが増え、気持ちに寄り添った会話が信頼関係につながるのだと実感しました。
保育でも、気持ちに寄り添ったかかわりや、接客業で学んだ礼儀正しいかかわりを活かしながら子どもや保護者との信頼関係を築いていきたいと考えています。
保育学生さんは長所と強みの自己分析を始めよう!
保育学生さん向けに、長所と強みの違いや自己PR例を紹介しました。
ご自身の長所が働く上でどの強みになるのか、考えてみると面接に役立つかもしれないですね。
保育士バンク!新卒は、一人ひとりに寄り添った就活サポートが強みの就活支援サービスです。
保育学生さん一人ひとりの長所を強みとして活かせる保育園をご提案いたします。
ぜひお気軽に、お問い合わせください♪