1月の3歳4カ月~3歳9カ月向けの個人案を作成する際に参考になる「自己評価・反省」の例文を紹介します。園生活が充実したものとなるように一人ひとりの成長に合ったサポートを工夫し、日々の保育に役立てましょう。計画を立てるときは、例文を参考にしてみてください。
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自己評価・反省【1月/3歳4カ月~3歳9カ月向け】個人案例文
自己評価・反省の例文をまとめました。
雪遊びで小さな雪だるまを作り、完成すると保育者に「みて!」と伝える姿が見られた。季節ごとの活動を通して、達成感や発見を味わえる時間を増やしていきたい。
こま回しの遊びを楽しむ際、友だちといっしょに順番を守りながら遊ぶ姿が見られ、ルールに沿って遊ぶ意欲が育っている。引き続き、ルールを意識できる集団遊びを取り入れ、友だちと楽しめる機会を増やしていきたい。
冬の製作活動で「ゆきだるま」を作った際、表情を工夫して描く姿があり、創作活動の楽しさを感じている様子だった。今後も季節に合ったテーマを用意し、自分なりに表現できる機会を作っていきたい。
手洗いの時間に「バイキンばいばい」と言いながらしっかり手を洗う姿が増え、衛生習慣への関心が高まっている。引き続き、手洗いやうがいを楽しみながら身につけられるよう、適切な声かけを工夫していきたい。
散歩中に冬の霜柱を見つけ「キラキラしているね」などと話しながら友だちとかかわる姿が見られた。季節の変化を感じる場面を多く取り入れ、互いに発見を伝え合えるよう援助していきたい。
「ゆき」の音楽に合わせて手拍子をしたり身体を揺らしたりして、全身でリズムを楽しむ姿が見られた。今後は鈴やカスタネットを用意し、音の変化を感じられる活動にしていきたい。
異年齢で遊ぶ際に、年上の子が使っていた遊具を見て「ぼくもやりたい!」と挑戦する姿が見られた。これからも異年齢の交流を大切にし、刺激し合える時間を意識していきたい。
給食で新しい野菜に「これなに?」と興味を示す場面があり、食べ物への関心が見られた。今後も旬の食材について話す機会を増やし、食育の活動を取り入れていきたい。
片付けの時間に友だちといっしょにおもちゃを片付け、「きれいになったね」とよろこび合う姿が見られた。今後も「はやくかたづけできたね」「じょうずにできたね」と褒めながら、片づけの大切さを伝えていきたい。
かけっこで速さを競う場面では「がんばれ!」「はやいね」などと友だちと励まし合う場面もあった。今後も身体を動かす遊びを通して、友だちとかかわる楽しさを味わえるよう、サーキット遊びや追いかけっこなどを取り入れていきたい。
新しいおもちゃに興味をもち、保育者からの「どうやってあそぶ?」の問いかけに「こうやってあそんでみる!」と話し、自分なりに工夫して楽しんでいた。子ども自らが自分でアイデアを出しながら、遊ぶ場面を増やしていきたい。
園庭で落ち葉を集め「みて、いっぱい!」と笑顔を見せる姿があり、自然物に親しむ姿が見られた。季節の素材を使った製作や遊びも取り入れ、自然への関心が深まるような活動を増やしていきたい。
活動中「さむい」と感じて、セーターなどを自分で着る姿が見られた。「ちゃんときれたね」「すごい!」などと声をかけ、自分で身の回りのことができるようになるよう、自信をつけていく。
おもちゃの貸し借りの場面で、友だちに「かして?」と声をかけ、交代で遊ぶ姿が見られた。今後も思いを伝え合いながら遊べるよう、適切な声かけや見守りを続けていきたい。
トイレに行くタイミングが決まってきており、手を挙げて知らせる姿も増えてきた。まだ自分でトイレに行くタイミングがわからない子もいるのでこまめに声かけを行なう。
その他の1月の「3歳4カ月~3歳9カ月向け」項目別の個人案例文はこちらをご覧ください。
3歳4カ月~3歳9カ月向けの「自己評価・反省」の例文を参考に1月の個人案を作成しよう
3歳4カ月~3歳9カ月の子どもたちが見せる成長の姿や行事・季節に合わせた関わり方を丁寧に捉え、保育内容を振り返ることが大切です。
子どもたちが安心して活動できる環境づくりや適切なサポートを工夫し、それぞれの発達段階に寄り添った援助につなげていきましょう。
振り返りや反省を記入する際には、上記の例文を参考にしてみてください。