1歳0カ月~1歳3カ月向けの個人案を作成する際に、参考となる「環境構成と保育者の援助」の例文を紹介します。3月はひなまつりにちなんだ活動や春の遊びを取り入れながら、子どもたちの成長をサポートする環境を整えられるとよいでしょう。文章を書くのが苦手な方は例文を活用し、個人案を作成してみてくださいね。
Paylessimages / stock.adobe.com
環境構成・保育者の援助【3月/1歳0カ月~1歳3カ月向け】個人案例文
環境構成と保育者の援助の例文をまとめました。
ひな祭りに向けて、子どもがひな飾りにふれたり、シールで装飾を楽しんだりできるよう、保育者がサポートしていく
ひな飾り作りの際には、誤飲の危険がないよう大きなシールや紙を用意し、簡単に貼れる工夫をする
「いないいないばあ」や「おつむてんてん」など、リズミカルな手遊びを取り入れ、保育者といっしょに歌いながら、身体を動かす楽しさを伝える
園庭や散歩で、「お花が咲いているね」「あたたかくなってきたね」と声をかけながら、春の気配を感じられるようにする
少しずつ自分の足で歩くことを楽しめるよう、保育者が「じょうずにあるけたね。」「もうすこしあるいてみよう!」といった声かけをする
友だちといっしょに春を見つける楽しさを味わえるよう「〇〇ちゃんも見つけたね!」などと声をかけ、自然の発見を共有する
子どもが好きなおもちゃを選べるように手が届く位置に配置し、遊びを自分から選んで取り組める環境を整える
春にちなんだ絵本を楽しむ時間を設け、集中が難しいときは保育者の膝に座ってもらい、絵や物語にふれながら興味を引き出す声かけを行なう
スプーンやフォークを使う食事の時間を大切にし、子どもが自分で食べることに自信がもてるよう、「じょうずだね!」「たくさん食べられたね」と声をかける
オムツ交換時には、まだ肌寒さを感じないようにブランケットを敷いて、衛生面に配慮しながら丁寧に対応する
異年齢の子どもたちといっしょに風船集めを行ない、ふれ合う楽しさを感じられるように保育者が盛り上げる
午睡の時間に「さむくないかな?」「おやすみ」などと保育者が優しく声をかけ、安心して眠れるようにする
静かな音楽や春の絵本の読み聞かせを行ない、子どもたちがリラックスして落ち着けるような環境を整え、安心して眠りにつけるようにする
感染症予防のため、楽しく手洗いの習慣が身につくよう保育者が積極的に声をかける
春先の気温に合わせた温かい服装を確認し、寒そうなときは帽子をかぶってもらうなどの対応をする
その他の3月の「1歳0カ月~1歳3カ月向け」項目別の個人案例文はこちらをご覧ください。
1歳0カ月~1歳3カ月向けの「環境構成・保育者の援助」の例文を参考に3月の個人案を作成しよう
3月は春の訪れとともに、園庭や散歩など室外での活動を楽しめる季節でしょう。
子どもたちがさまざまな発見を通して、自然への関心を少しずつ広げられるように援助できるとよいですね。
保育者が新しい遊びや発見に寄り添い、安心できる環境の中で成長を支えていきましょう。
上記の例文を参考に個人案を作成してみてくださいね。