0歳5カ月~0歳8カ月向けに「環境設定と保育者の援助」に関する4月の例文を紹介します。入園してまもないことから、不安を抱く場面もあるかもしれません。保育者として必要な援助を行ない、安心できるように環境を整えていきましょう。また、個人案を作成する際は例文を参考にしてみてくださいね。
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環境構成・保育者の援助【4月/0歳5カ月~0歳8カ月向け】個人案例文
環境構成と保育者の援助の例文をまとめました。
「はるがきた」の歌を保育者が歌いながら抱っこして、音楽を楽しむ時間を設ける
お座りを支えながら保育者がそばで優しく話しかけることで、落ち着いて過ごせる環境をつくる
手や足を動かしたり、寝返りをうったりすることが増えてきたため、マットの周りにやわらかい布やタオルを敷き、安全に動けるスペースを整える
オムツ替えのときにやわらかいブランケットを敷いて、保育者が「きれいにしようね」と優しく声をかけながらふれ合い、安心してリラックスできるようにする
子どもの様子に合わせて離乳食とミルクの量を調整する
昼食では保育者が「おいしいね」「いっぱい食べようね」と声をかけながら少しずつおかゆをスプーンで口に運ぶ。赤ちゃんが口を開けるタイミングに合わせながら、食事を進める
午睡の前に保育者が「ねんねしようね」とそっと背中をさすり、静かな音楽を流して安心して眠りにつけるような環境を整える
絵本の時間には、保育者が赤ちゃんを抱っこしながら、指差しや表情の変化を見せて優しく語りかけることで、絵本に興味をもつきっかけをつくる
暖かな日差しが入る窓際で、保育者が抱っこしながら窓の外をいっしょに眺めることで、外の景色や自然の光を感じられる時間を過ごす
音の出るおもちゃやカラフルなガラガラを手に取りやすい位置に配置し、保育者が音を鳴らしたり見せたりすることで、音や色に興味をもてるよう工夫する
保育者が積んだ積み木を崩したりさわったりしながら、おもちゃの感触を確かめる姿が見られる
保育者が「いないいないばあ」や「おつむてんてん」などの手遊びを見せ、保育者の動きを目で追いかけたり身体を動かしたりとふれあう時間をつくる
お座りの練習をする際は広めのスペースを用意し、保育者がそばで見守りながら動きをサポートする
昼寝中は足元が冷えないようにやわらかなブランケットをそっとかけるなど気配りする
オムツ替えの際は、保育者が赤ちゃんの肌の状態を確認し、衛生面に気を配る
その他の4月の「0歳5カ月~0歳8カ月向け」項目別の個人案例文はこちらをご覧ください。
0歳5カ月~0歳8カ月向けの「環境構成・保育者の援助」の例文を参考に4月の個人案を作成しよう
0歳5カ月~8カ月の赤ちゃんが安心して過ごせるよう、安全で落ち着いた環境を整え、保育者のかかわり方にも配慮することが大切です。
春の季節を感じる活動や発達に合ったふれあいを通して、赤ちゃんをサポートしていきましょう。
それぞれの成長に寄り添いながら、個人案の作成に役立ててみてくださいね。