学校の試験、保育士試験、就活の面接で話したいポイントなど、様々な場面で「もっと記憶力が欲しい!」と思う瞬間はありませんか?
そこで今回は、学校のテストも就職試験も乗り切れるようになる「暗記」のコツをご紹介します。
声に出す
そんな単純なこと?と思われるかもしれませんが、脳科学者の茂木健一郎さんお墨付きの方法です。
声に出すことで「読む」「話す」「聞く」という刺激が脳に与えられる為、記憶として定着しやすくなるそうです。
暗記したい内容があれば、声に出して読んでみましょう。その時、声に出しながらノートに書いていくと、「書く」という動作も加わるので更に効果が上がります。
ただ、人に見られると少し恥ずかしいので、茂木先生はこの方法を「鶴の恩返し勉強法」と呼んでいるそうですよ。
暗記グッズを使う
声に出して暗記したいけど、なかなか一人になる時間が取れなくて難しい・・・という方にオススメなのが「風呂単」という単語カード。
いわゆる単語カードなのですが、お風呂でも使用可能な耐水仕様なのです。
水に塗らせば、お風呂の壁に貼り付けることもできます。
勿論、お風呂以外では普通の単語カードとして使えますので、電車などの移動時間で眺めておき、最後の仕上げとしてお風呂で声に出して覚えれば、記憶の定着率アップ間違いなしです。
覚えるポイントを絞る
特に、短期間で大量の情報を暗記する必要がある場合は、すべてを覚えようとせずに覚えるポイントを絞りましょう。
一度に覚えられる量には限界があります。その為、内容を一度要約し、重要なポイントを整理します。暗記する対象の量が減るので覚えやすくなりますし、繰り返すことで要約力もつきますよ。
睡眠を利用する
「テスト前日に一夜漬けする」「テストの直前に一気に覚える」という手法をとる方は多いかと思いますが、脳の仕組みを考えるとあまり効率的な方法ではないようです。
実は、新しく覚えた内容が脳に定着するのは、睡眠中。
その為、テストの直前ではなく、「寝る直前」に覚えるようにするのが良いそうです。6時間程度の睡眠をとって脳に定着させ、さらに朝起きてすぐに確認すれば、記憶が定着するとされています。
効率的に覚えよう!
頑張ることは勿論大切ですが、やみくもに間違った方法で暗記するよりも、脳の仕組みや便利グッズを活用して、効率的に記憶するようにしてみてくださいね。