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就活先への訪問マナー

就活先への訪問マナーを身に着けて自信を持ちましょう!


就活が本格化すると、面接を控えた園へ訪問する機会も増えてきますね。保育実習があったとはいえ、学生時代は、オフィシャルな場面で目上の方と接する機会が少なかったという学生さんは多いのではないでしょうか。


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そこでここでは、ビジネスマナーに自信がない学生さんのために、就活先への訪問マナーについて特集します。しっかりとした就活マナーを身に着け、自身を持って面接に臨めるようにしておきましょう。



就活先への訪問マナー【準備編】


就活先へ訪問するには、手ぶらで普段着のままでというわけにはいきません。服装を整え、清潔に気を配り、情報を集め、頭の中を整理する必要があります。

また、自分自身がいったいどういう人間なのかを就活先の園に知ってもらうため「履歴書」を作成する必要もあります。ここでは、就活先へ訪問する前の準備段階におけるマナーをおさえていきます。


身だしなみを整える


「身だしなみ」とは「身のまわりについての心がけ。頭髪や衣服などを整え、言葉や態度をきちんとすること」を指します。すなわち、身だしなみを整えるということは、「今この機会を大切にしています」という暗黙のメッセージでもあるのです。

就活の身だしなみ三要素は清潔感・健康的・機能的。時折、服装などで個性をアピールしたがる人がいますが、これは身だしなみではありません。あくまでも相手を不快にしない、清潔感があり、健康的で機能的な格好を心がけましょう。


履歴書の作成


実際に求人に応募しようとすると履歴書やエントリーシートの提出が必要になってきます。その際も守らなければいけない就活マナーがあります。


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第一に、提出期限を厳守することです。提出間際に書類の不備などが見つかる場合もありますので、期限ぎりぎりではなく、余裕を持って書類を準備しましょう。


第二に、字は丁寧に書くということです。採用担当者は字の巧拙をチェックしていません。しかし、読む人に「気持ちがこもっている」「弊社のことを大切にしてくれている」と思ってもらうためにも丁寧に書くことが重要な就活マナーです。


第三に、記入欄の8割は埋めるということです。「すかすか」の履歴書では応募の熱意が疑われます。米粒のような小さな字でビッシリと書く必要はありませんが、欄の8割程度を埋めるように心がけましょう。


第四に、タイトルを付けたり、結論を冒頭に書いたり、箇条書きを活用したりするなど、レイアウト上の工夫を行って下さい。採用担当者は多くの書類に目を通します。わかりやすいレイアウトが担当者の目を引きつけるでしょう。


第五に、修正液は使用しないということです。手書きの履歴書で、終盤に書き損じた場合、修正液を使いたくなる気持ちはわかります。しかし、書き損じた場合はいちから書き直すのが就活マナーです。



就活先への訪問マナー【訪問編】


「就活先への訪問の準備は万端!後は訪問するだけ」となった時に、頭に入れておいてほしいことを挙げます。就活先への訪問直前のチェックから、面接中・後に気を付けることまで網羅しています。参考にして下さい。


遅刻厳禁


学生生活が長くなると、多少の遅刻などにルーズになってしまっている人が多いと思います。しかし、社会人にとって遅刻は絶対にNGです。日本社会では、遅刻=仕事ができない人というイメージがあるため、面接に遅刻してしまうと、まず採用されることはないでしょう。


就活先の園を訪問する際は、約束の時間の5分前には受付を通過することができるようにしましょう。もし、自宅から遠い場合には、20~30分前には周辺に到着できるように計画し、周辺の喫茶店などで時間を潰してから、だいたい約束の時間の5~10分前に会社内に入れるように時間の調整をしましょう。


コート=脱ぐ、携帯=電源オフ、身だしなみチェック


訪問先の企業に足を踏み入れる前に、やることがあります。まずは、身だしなみのチェックです。服装のチェックをし、髪の毛の乱れはないか確認し、女性なら化粧直しも行っておきましょう。お手洗いもどこかほかの場所で済ませておきましょう。


さらに、携帯は電源をオフにし、冬場にコートを羽織っている場合には、コートは脱いで手に持って室内に入るようにしましょう。


受付で、しっかりはっきりと名乗ること


到着したらまず受付にて、「おはようございます。○○大学の(自分の氏名)と申します。○○部の(担当者氏名)様と△時から面接のお約束で参りました」と、訪問の目的と自分の氏名を名乗りましょう。


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待機中も緊張感を持つこと


受付後、担当者が来るまでロビーや待合室で待たされることがあります。その際も、だらけた格好でリラックスしてはいけません。どこで面接官が見ているかわからないという緊張感を持って、姿勢良く待ちましょう。


ロビーに雑誌等がおいてあったとしても、それらに目を通したり、携帯やスマホをいじったりしてはいけません。


待機中にお茶を出された場合には、もちろん手をつけて構いませんが、持参したお茶を飲むなどの行為は避けましょう。待機中に社員の方と接する機会があれば、爽やかに挨拶し、良い印象を持ってもらえるように努めることが大切です。


面接中のマナー


面接室に入室する際は、ノックを3回するなど、面接のマナーを守り、ドアを閉める際などはゆっくりとした動作で行い、粗雑な印象を与えないようにしましょう。
姿勢を正しく保ち、品のある所作を心がけ、面接官の質問にはハキハキと答えましょう。



会社を後にするまでが面接


面接終了後は、時間をとって面接していただいたことに対する感謝の気持ちを述べ、スマートに会社を後にしましょう。会社から出て、社員たちの視界から自分が消えるまでは絶対に気を抜いてはいけません。コートを着たり、携帯の電源を入れたりするのは、会社から離れた場所で行いましょう。



就活先への訪問マナーの基本を身に着けることが勝利への第一歩!


就活先への訪問マナーについて【準備編】と【訪問編】に分けてまとめました。「注意すること多すぎ......」と就活が始まる前から憂鬱になった人も多いかもしれません。


しかし、就活先への訪問マナーは、ビジネスマナーに通じるところもあり、身に着けていて損はありません。これから厳しい社会に出ていくのだという危機感を持って、準備に励んで下さいね。


就活先への訪問マナーの基本を身に着けることが、勝利への第一歩です!面接を勝ち取れるよう、しっかりと就活先への訪問マナーを身に着けて就活を頑張って下さい。

 

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