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保育実習で「保育士に向いてない」と言われたら

◯「保育士に向いていない」と言われた場合


このようなことを言う人、残念ですが実際にいますよね。私自身、新卒採用されて半年たった時に言われた経験があります。周りにも、保育実習の評価の時に「なんで保育士をやろうと思ったの?」「向いていないんじゃない」などと言われて、落ち込んでいた友人がいました。

頑張っていたつもりだっただけに、かなりショックでした。今思えば、ここで言われた保育士に向いている・向いていないというのは、その保育園に向いているかどうかを言われていたように思います。


保育園にはそれぞれ特色があります。例えば、外遊びを奨励している保育園、製作活動やリズム遊びに力を入れている保育園などなどです。


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それぞれの保育園の特色によって異なりますが、例えば運動あそびが得意だけどピアノが苦手な先生にはリズム遊びに力を入れる保育園には保育方針が合わないということが起こってきます。ですので、保育士が向いていないのではなく、その保育園が合っていないというだけのことなのです。


それにもかかわらず、「あなたには保育士は合っていない」などと冷たい言葉を投げかける先輩保育士がいる保育園に勤めることになった場合は、転職も一つの解決法です。


保育業界に限らず一般的に年度途中での退職は良くないので、転職を考えられた場合には、転職サイトへ登録したり、ハローワークで求人を探したりして新年度からのお仕事について検討してみると良いかもしれません。転職を考えるだけでも心が軽くなり前向きになれますよ。(実際に自分自身がそうでしたので...)



◯努力をしても成果が発揮されなかった場合

上でも説明したように、保育に向いていなくても、努力次第で立派な保育士に成長できる人は世の中にたくさんいます。


「生まれた時から保育士だった」という人は世の中にいないのです。ただ、努力をしたからといって、その努力の全てが実を結ぶとは限りません。

努力が実らず、保育士を辞めたいという気持ちに変化がないのであれば保育士以外の仕事への転職を検討してみることも大切かもしれません。



自分自身が壊れないように、辞める勇気も時必要だと思います。自分が保育士に向いていないと思いながら身を削り無理して仕事を続けることよりも、少しでも自分に向いていると思う職場で働くことが生き生きと輝く人生を送れるようになるのではないでしょうか。



輝く人生を送ろう!


「保育士として成功したい」「保育士として社会の役に立ちたい」という高い志を持つことは大切です。挫折や躓きに直面してからといって、いちいち逃げていては人間として成長できません。


しかし、志に拘り過ぎて、自分に合っていない仕事や業務に苦しみ続けていていは、あなた自身の人生を輝かせることはできません。

過度に志に拘泥することなく、自分の長所や特性に合った道を見つけるのも立派な選択です。自分の人生を輝かせることを念頭に、ベストな選択をされることを願っています!

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