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「保活」について知ろう

これから保育士を目指すみなさんは「保活」という言葉をご存知でしょうか。
子どもが保育園、幼稚園に入園できる為に保護者が行う活動のことをいいます。

「保活」について知ろう
保護者は子どもを保育園、幼稚園に入園させる為に様々な活動をしているので、保活についても知っておきましょう。
今回は保活に関しての話題をまとめてみました。


◆100都市の【保育力】が冊子に!保活にあらたな動き

◯待機児童を減らす為に
現在、認可保育所に入園したくてもできない待機児童が増えていることが問題となっていますが、待機児童数を自治体ごとという細かい単位でみることができる冊子を民間団体が作成しました。
この冊子によって、「保活」はどのように変わるのでしょうか。

◯調査
保育園に通う子どもの保護者らで作られた民間団体、「保育を考える親の会」が、首都圏の主要市区100都市の保育サービスの種類・数を調べ、冊子「100都市 保育力充実度チェック」にまとめました。
調査は2014年6月に実施され、東京、神奈川、千葉、埼玉の80の自治体と政令指定都市20の自治体、合わせて100の自治体を対象として行われました。
調査の内容は、認可保育所の定員、待機児童数、病児保育施設、病後児保育施設、休日保育の実施状況等です。

◯利点
認可保育所に入所を申し込んで実際に入所できた人数の割合を「入園決定率」と独自に呼び掲載しているので、現在の自分の住む地区の入園決定率を確認できるとともに、引越しの際の参考にもできるといった利点があります。
「どれだけ保育力があるか」が、引越しの条件になる時代ということですね。
保育を考える会の調査によると、今年4月に認可保育所に申し込みをし、入れなかった児童数は55,973人。
来年度は首都圏で多くの認可保育所が開園予定だが、どの程度の改善が見込めるのか注目していきたいと思います。


◆幼稚園の願書受付開始!徹夜行列?が起こる理由

◯幼稚園出願で徹夜列!?
11/1、都内の私立幼稚園で願書の受付が始まりました。
一部の園では、徹夜の行列もできたとのこと。
まるでスマホの発売日のようなニュースですが、今は少子化、子どもは少ないはずなのに、何故このような事態が起こったのでしょうか?

◯願書受付は早いもの勝ち!?
調べてみるとどうやら、願書の受付は園によってやり方が異なるとのこと。
次の4種に分類されるようです。
1、願書を提出した全ての希望者に対して面接・選考を行う
2、希望者全員に対し抽選を行う
3、先着順に願書を受け付ける
4、願書の配布数を絞り、先着順に配る

1と2は、全員に対し選考なり抽選が行われるので、出願の際に並ぶことはありません。
ですが、3、4の場合は規定の人数に達してしまえば受付が締め切られてしまうので、必然的に「早い者勝ち」となります。
希望する園に入れないとすれば、もちろん別の園を探さなくてはならないですし、付近の園が見つからなければ、向こう三年間はわざわざ遠くの幼稚園に通わせなければならない可能性も出てきます。
親たちのそういった焦りが、「徹夜行列」という行動に表れてしまっているのだろうと思います。

◯今年の徹夜行列がどんな状態だったのか
ある都内の私立幼稚園のエピソードです。願書の受付日、先頭付近にいた男性に声をかけると、前日の18時から並んでいたそう。
受付開始が10時とすると、実に16時間も並んでいることになります。
幼稚園側も、待機列に何かあったら責任を負うことになる可能性もあり、どちらもつらいですね。
予想以上に多くの人が並んだこの園は、いちおう簡易テントを用意していたそうですが、全員は入らなかったようで、11月初旬の冷え込みの中、じっと願書の受付時間を待つ大人たちは、一種異様な雰囲気でしょう。

◯代行業者まで!
今夏、夏休みの宿題を代行する業者が話題になったが、この願書受付にも当然のように代行業者がいます。
実質先着順で願書を締め切ってしまう園の願書の配布、または受付に、保護者が並ばずに代行業者が並ぶというわけですね。
ここまでくると、何の為の受付なのかと思ってしまう方もいるのではないでしょうか。
代行業者に頼むのが悪いわけではなく、代行を頼んでまで願書を提出するというのに、何か違和感を感じませんか?

◯危惧されるのは、エスカレートしていくこと!
徹夜してまで幼稚園の願書を提出する、というのはあまり世に知られていることではありません。
ですが、これから徹夜行列がエスカレートしていく可能性はまだまだあります。
現役の幼稚園教諭の方に聞くと、「徹夜しようとしている保護者がいたから止めたというお話も。
徹夜行列が増えることにより、そちらの対応に追われ、ただでさえ忙しい幼稚園教諭の手間をかけるのはよろしくないですよね。
保護者の対応で保育がおろそかになるなんて、まさに本末転倒。
対処法を考えていかなければならない時期かもしれません。


◆保活が無駄に?新制度による保護者の不安

◯予定していた園に入れない可能性がある?
来年の4月から、子どもを保育園に、と考えている保護者がとまどっているのは、現在保育園・幼稚園として運営している施設が「こども園」として新規開園する場合に多いようです。
面接にさえ通れば、晴れて子どもの行先が決まる!そう考え、悠々参加した説明会で、新制度の下に移行するかもしれないと聞かされることもあります。
そうなると、保育園・幼稚園との直接のやり取りではなく、自治体が窓口となり、認可園と同様、保育の必要性で加点され、振り分けられてしまのです。
認可保育所の壁は厚いですね。

◯新制度に施設が組み込まれると、加点がなくなる?
これまで通用していた「保活の裏ワザ」が使えなくなるという不安があるようです。
これまで、認可保育園に預けたくても預けられない家庭には、認可外にこどもを預けていると加点によって配慮されてきました。
しかし、この預けている認可外が新制度に組み込まれると、加点されなくなる自治体があるとのことです。
新制度に入ると、国が果たす保育のサービスとされることが理由とされるが、今まで認可園を目指して「保活」に励んできた保護者には、落胆の声も多く、大きく自治体によって対応も違うということなので、詳細は問い合わせる必要がありそうです。


◆入園させる為に

子どもを幼稚園、保育園に入園させる為に保護者は様々な活動をしているということがお分かりいただけましたか?特に「認可保育園」の壁は厚いとされています。
待機児童にならないように保活を頑張る保護者が多いのです。
待機児童が多いということ、待機児童にならない為に保活を頑張る保護者がいることを頭において、保育士としての知識を学びましょう。