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認定こども園の保育料はどのくらい?

最近よく耳にする認定こども園とはどんなところなのでしょうか?幼稚園機能と保育園機能を併せ持った施設となっています。
ここでは保育料はどのくらいかかる?という疑問や補助金は出る?などといった疑問に関してまとめてみました。

認定こども園の保育料はどのくらい?
保育園、幼稚園とはまた別の選択肢として認定こども園を検討しておられるママさん、ぜひ参考にしてくださいね。


◆認定こども園の特徴

「認定こども園」という保育施設は、幼稚園と保育園、2つの機能を備えているので、保護者が仕事をしていても仕事をしていなくても保育を利用することができるのが最大の特徴です。
最近の子育て環境の変化に伴い、保護者や地域の要望により応えられる、保育を行うことができるようにというねらいをもってできた施設です。
孤立しがちな専業主婦家庭の、地域での子育て支援を目的とした制度となっています。

・保育と教育を一体的に提供する施設となっている
・0歳から就学前の子どもを対象としている
・預かり時間が幼稚園より長くなっている(保護者の希望により短時間の4時間保育も可能)
・親の就労状況は問わない

まとめると、幼稚園と保育園の機能を併せ持った点、共働き家庭の子ども(=保育に欠ける子ども)でなくても対象となる点といった2つの大きな特徴があります。


◆様々なタイプがある認定こども園

認定こども園には4つのタイプがあります。
それぞれ地域によって運営されているタイプが異なりますので入園前には注意が必要です。
第一のタイプが「幼保連携型」で、認可幼稚園と認可保育所が連携している施設です。
第二が「幼稚園型」で、認可幼稚園が保育に欠ける子どものために保育所的機能を持っている施設です。
第三が「保育所型」で、認可保育所が保育に欠ける子ども以外に幼稚園的機能を持っている施設です。
第四が「地方裁量型」で、認可幼稚園や認可保育園のない地域の教育・保育施設です。


◆認定こども園に入園するためには認定が必要

認定こども園は保護者の就労に関係なく子どもを入園させることができます。
しかし、入園の必要があるユーザーが入園できないという事態に陥らないよう、地域での「認定」を進めることとなっています。
この認定には1号~3号まで三種類の認定があり、認定された号によってそれぞれ利用できる施設や時間が異なってきます。
一般的には入園が内定した後で自治体から認定されることになっています。
「1号認定」は3歳以上で保育を必要としない子どもです。
「2号認定」は3歳以上の保育を必要とする子どもです。
「3号認定」は3歳未満の保育を必要とする子どもです。
言い換えると、1号認定というのは幼稚園に、2号と3号認定が保育園に入っていた子どもということになります。
そのため、1号認定ではこども園の幼稚園部門に短時間で預ける、2号と3号認定ではこども園の保育園部門に就労状況等によって決められた時間で預けられるという形になります。


◆保育料が決まる仕組み

次に認定こども園での保育料についてご紹介します。
国の定めた基準に基づいて市が認定しており、料金形態としては次のような形になっています。

•1号認定:0円~25,700円
•2号認定:0円~101,000円
•3号認定:0円~104,000円

これはあくまで国が決めた基準(上限)ですので、実際には地域の実情を考慮して決められています。
また各自治体でこれまでの幼稚園が認定こども園に移行する場合もあり、その際にこれまでと保護者の負担に大きな差が出ないように配慮するよう指導もされています。


◆実際の保育料の例

板橋区の平成28年度の保育料を元にお話します。
認定こども園の保育料は市・区民税によって決められています。

〇区民税5000~48599円の家庭の場合
3歳未満児...(第1子)4100円・(第2子)1640円
3歳児.........(第1子)3700円・(第2子)1480円
4歳児以上...(第1子)3500円・(第2子)1400円
となっています。
なお、生計を同じにしている世帯から認定こども園に同時に2人以上通っている場合は第2子の保育料となっており、また3人以上同時に通っている場合には3人目は保育料を無料としているようです。


◆幼稚園のように補助金はなく、認定で保育料が決まる

これまで幼稚園については自治体や園によって一律の料金が決められていましたが、世帯の所得に応じて料金が設定されることとなりました。
今まで所得に応じて「就園奨励費」というものがありましたがそちらは廃止され、所得の少ない世帯には認定こども園の保育料も少なくするという料金体制になりました。


◆認定こども園の保育料は家庭によりそれぞれ

保護者の就労の有無にかかわらず預けることが可能な認定こども園。
認定こども園は平成27年度から新制度が導入され、国としては制度を進めているところですが、保護者の立場としては、自分たちの負担がどうなるのか?また、子どもに対してメリットがあるのかないのか?という点を気にされているのではないでしょうか。
保育士として勤務を始めると、そうした保護者からの問い合わせを受けることもあるかもしれませんので、しっかりと把握しておきましょう!