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「感性」を育てよう!

子どもの育ちに重要な「感性」。
子どもたちはさまざまな経験から何かを感じ、「感性」を身に着けていきます。

「感性」を育てよう!


いろいろな体験の機会を用意するのも保育士の仕事ですね。
ここでは「感性」を育てる機会や方法について見ていきましょう。

旬の食材が感性を育てる

みなさんの「秋」は何ですか?私は俄然、食欲の秋!!そして、お酒の秋。
サンマなど、旬の食材が豊富な秋は、ちょっぴり体が丸くなってしまってもしょうがないかな?と割り切っています(笑)

芋堀りは大事な食育体験!
保育園での秋と言えば、そう、芋掘り!
この芋掘り、実は日本の食育の中でとっても大切な役割をはたしているのです。
その理由は以下の3つ。

(1)秋と言えば、お芋掘りという概念が身に付く
→食材には旬というものがあるのだということを知るきっかけになる

(2)自分で畑に良き、芋を掘り出す経験が食への興味をひきだす
→スーパーに並ぶ食材も、こうやって収穫している人がいるということを、実体験から学べます

(3)昔ながらの、落ち葉を集めて火をつけ焼くことが貴重な体験となる
→とくに首都圏だと、枯葉を集めて暖をとる、なんて体験はほとんどできません。
実体験ほど影響力のある教師はいませんから、とても大切な経験となるでしょう
いかがですか?


ペットとの交流で「豊かな感性」がスクスク育つ!

ペットが子どもに与える影響
「ペットは子どもにいい影響を与える」と考える麻布大学の太田先生によると、言葉がいらない子どもとペットのふれあい体験は、「生きるチカラ」につながる豊かな感性を高めるために欠かせないと言っています。
「動物愛護に関する世論調査」(平成22年内閣府調査)で「ペットとして動物を飼うことについて、いいと思うことはどのようなことか」を聞いたところ、

・生活に潤いや安らぎが生まれる―― 61.4%
・子どもたちが心豊かに育つ―― 47.2%

という結果になりました。
多くの人が「ペットを飼うことは子どもにとっていい影響を与える」と感じています。

幸せホルモンが分泌される
動物を優しくゆっくりとなでていると、いい気持ちになります。
これは、人間の脳内に別名「幸せホルモン」と言われるオキシトシンというホルモンが分泌されるからです。
母性を目覚めさせる作用があり、ペットとふれあうことで男性も分泌することがあります。
また、ペットを飼っている高齢者への調査では、犬や猫にふれると血圧が下がり心拍数が安定するというデータもあります。

動物介在教育
また、欧米で盛んな「動物介在教育(Animal Assisted Education)」は、教師がペット(主に犬)を教室に連れ込むことで、子どもたちにいい影響を与えると考えられる教育法です。
例えばオーストリアの調査報告では、仲間として教室に迎えた1頭の犬のおかげで小学生たちが授業に集中する時間が増えました。
攻撃的な行動も減り、けんかが起こった時には仲裁に入る子どもが登場するなど、クラスの和が深まったのです。
ドイツ・オーストリア・スイスなどではすでに動物介在教育が実践されていますが、ただペットを連れていくだけでなく教師のトレーニングが必要です。
日本では文部科学省が「心の教育」を重視し、自然体験活動が注目されているにも関わらず、残念ながら動物介在教育は浸透していません。
教師が忙しすぎて取り組めないことや、その教育法自体を知らないことが大きな要因のようです。

アメリカやドイツの「飼っているペットが子どもに与える影響」についての調査によると、子どもが何かしらのストレスを感じた時、その子を支える役割をペットが担っていることがわかりました。
もちろん、子どもの気持ちを受け止めてくれる存在は保護者を筆頭にたくさんいますが、そこにペットが加わることで、もっと気持ちが楽になったり、前向きになれたりするのです。

ペットとのふれあいや世話をすることは、たくさんのいい影響があります。
ただし、ペットも同じひとつの大切な命です。
終生、責任を持ってお世話する必要があることは言うまでもありません。


さまざまな体験機会で、子どもたちの感性を育もう!

お芋堀りや動物の飼育など、身近なことでも子どもたちに与える影響が大きいのですね。
保育園により状況はさまざまですが、できるだけ「感性」を育める機会を保育士として用意していきたいものですね。