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慣れないピアノ、演奏する時に緊張しない為には?

ピアノを演奏する時の「緊張」、十分に練習を重ねて、もう何度弾いてもミスが出ない位演奏が出来るようになっても、いざ面接や試験など人前で弾くと上手くなってしまう...という方は多いですよね。

慣れないピアノ、演奏する時に緊張しない為には?
最初から最後まで自分ひとりでやるプレッシャーは大きく、緊張感でいっぱいになってしまいます。
そんな緊張を少しでも和らげる方法を見て行きましょう。


選曲と引き方のポイント、キーワードは「ゆっくりめ」

出だしが「ゆっくり」で安全な曲を選ぶ
緊張しがちな人におすすめなのが、出だしがゆっくりの曲を選ぶことです。
実力と比べて左程難しくない曲でも、出だしに難しい動作や早い指の動きがあると自然と身構えで緊張感が増してしまいます。
さらにそこでミスして躓くと動揺が広がり、立て直しが出来ずその後もガタガタになってしまうこともあります。
そのようなリスクを避けるために、速いパッセージが含まれていても出だしはゆっくりの選曲がおすすめです。
緊張で硬くなりがちな指や体をほぐしながら、段階を踏んで速い部分に入って行くことが出来ます。

例)
メンデルスゾーン:ロンドカプリチオーノ
コンクールや発表会で定番の曲です。
幅広い年齢で弾かれるので教育作品と思われがちですが立派なピアノ作品です。
前半で指をほぐす時間と緊張感を取り除く時間があるので、後半に向けて安心感があります。

アルベニス:コルドバ
前半の和音から始まり、少しずつ曲が盛り上がって行くので発表会などに向いています。
譜読みがしやすいので習得しやすい曲でありながら、リズム感良く弾ければとても豪華な曲になります。

ラフマニノフ : 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2
同じく和音から始まるので緊張をほぐしながら弾くことが出来ます。
手が大きくないと弾けないと思いがちなラフマニノフですが、こちらは比較的弾きやすい曲です。

このように緩⇒急、緩⇒急⇒緩という構成の曲が緊張しがちな人に向いています。
「急」の部分がない曲でも問題ありませんが、全体的に動きの少ない曲ですと盛り上がりに欠けることもあるので、自分に合う曲をしっかり選びましょう。

ゆっくり弾きだす
次に弾き方のご紹介です。
曲の出だしから速い曲でも、テンポを幾分か落としてゆっくりと弾き始めます。
極端に落とすのではなく、「ほどほどに」やります。
演奏とは無意識に速くなって行くものです。
心拍数が上がるのと同時に指の動きも気付かないうちに早まってしまいます。
モーツァルトのソナタのように最初から終わりまでテンポが同じ曲でも、出だしは動きを確かめるようにゆっくりと弾き始めて、調子を確認できてきたらいつものテンポでやっていきましょう。


8割型弾けるようになってきたら、普段から緊張感のあるシーンを作る

いざ弾く瞬間になって頭の中が真っ白になってしまった...!という経験がある方もいらっしゃると思います。
これは、人前で演奏する経験が不足している、ということが原因の一つとして考えられています。
そこで、演奏を他人に聴いてもらう機会をどんどん作って場の空気に慣れて行きましょう。

家族に聞いてもらう
いきなり保育園での本番、と考えるとどうしても緊張してしまいますよね。
そこで、身近な家族にまずは聞いてもらってはいかがでしょうか?
ピアノの近くに椅子を並べて座ってもらうだけでも緊張感は生まれます。
弾き直さずに1曲を通して聴いてもらい、率直な感想を聞かせて貰えれば客観的な意見を知ることが出来ます。

友達・仕事仲間と
少しずつ自信がついて来たら友達や、仕事の仲間などに聞いてもらいましょう。
ピアノの経験がない方でもいいですが、ピアノ経験がある方だと尚良し!
保育園のピアノは、細かな表現まで拘る必要はないですが、未経験者に聞いてもらうよりは、経験者に聞いてもらった方が自分へのプレッシャーになります。

楽器店などお店で
楽器店やショールームではグランドピアノやアップライトピアノをじっくり試弾できるところが多くあります。
店員さんに声を掛けて弾いてみましょう。
場所によって楽譜の持ち込みを躊躇われる場合は暗譜が出来る曲を準備しておきます。
周りにお客さんや店員さんがいる雰囲気はかなり発表会に近い緊張感がありますので鍛えられます!まずはお店の方に試奏の確認をしておきましょう。


ピアノを弾く上で最も重要な基本ポジションを習得しよう

指はそれほど曲げないように
スポーツ選手と同じように、美しいフォームが効率的で無駄のない動きを生み出します。
まずは背筋を伸ばして正しい姿勢で椅子に座って、ひじの高さと手のひらの高さが同じ位になるように鍵盤に手を置きます。
次に手と指の形ですが、それほど指を曲げる必要はありません。
少し手が丸まった位の状態がベストです。

オススメのつくり方
・まず両手を「うらめしや...」とやる幽霊のような動きで、肩幅くらいの広さで胸の前にだらっと下げます。
・次にその手をそのまま手のひらを下にして、鍵盤の上に置きます。
「卵をつかむような形で」という表現で覚えた、という方も多いかもしれませんが、こちらは少々指を曲げ過ぎた状態になってしまいます。
指の曲げ過ぎは関節に無駄な力が入りやすくなったり、指を自在に動かせなくなってしまうことがあります。
つまり意識し過ぎて指の先だけを使って弾いてしまったり、自分では気付かずにいつも同じ強さで鍵盤を叩いてしまうような状態ですので、なるべく「力を抜いた形」を意識します。

爪を立てずに、指を鍵盤につけた状態で弾く
まず爪が鍵盤に当たる音がするのは論外!あらかじめ爪は切っておきます。
爪を立てて弾いてしまうと強さが足りずに同じような音量でボツボツとしか弾くことが出来ません。
そして指は鍵盤につけた状態で引きます。
無駄な動きを減らし、隣り合っている音を繋ぐ「レガート」が作りやすくなります。
勿論弾く箇所によって動きが異なりますので、常に指をつけた状態を維持しなければならない、という意味ではありません。
動きは余計な力が入り、やはり途切れた音色になってしまう「指を高く上げる」動きなどは控えるようにしましょう。


苦手意識さえなくなれば、ピアノの「初見」演奏も怖くない!

初見演奏とは、ピアノのある楽譜を初めて見て、その場で見ながら引くことです。
保育士の資格を取って仕事に就くと、職場で要求されることも少なくなくありません。
とはいえ、ピアノの得意な人以外は躊躇してしまうのではないでしょうか。
そんな方も、実は苦手意識さえなくなれば、ピアノの「初見」演奏も怖くないのです!苦手な理由から、克服する方法を見て行きましょう。

初見演奏が苦手な理由
初見演奏が苦手な方には、大人になってからピアノを弾けるようになった方が多いようです。
苦手になってしまう理由はおもに以下の様なものがあります。

・弾く時に楽譜ではなく鍵盤を見ている ・簡単な曲をたくさんこなしていない ・音と楽譜が一致していない
どんな曲も、手元を見てしまうと楽譜を見ながら演奏することは難しくなります。
目が楽譜と鍵盤を行ったり来たりすると、大変ですしろくに弾けないですよね。
また、ほかの音を聞きながら伴奏したり、緊張したりするともっと出来なくなってしまいます。
鍵盤を全く見ずに演奏することは、訓練により可能です。
まずは弾ける簡単な曲を、鍵盤を見ないで演奏する練習から始めてみましょう。
そのように弾くことが出来る曲をたくさんこなせば、簡単な楽譜であれば初見で弾くことが出来るようになってきます。

初見演奏が上手になる練習方法
・CDを聴き、楽譜を目で追う
この練習によって、その曲のスピードで楽譜を読めるようになります。
自分の出来る速さでなく、その曲の速さで読むことが出来るようになることがポイントです。
音符への抵抗感も、繰り返し見ることによって克服されて行きます。
ついていけなくても、何度も繰り返し聞いて追ってみましょう。

・音符の図形と鍵盤の位置を体で一致させる
音符の図形と、鍵盤の位置を一致させるようにイメージしましょう。
楽譜を見ながら、頭の中で鍵盤をイメージする練習をしてみましょう。
音符から、頭の中で正確な鍵盤をイメージします。
自分がその楽譜を初めて見た時の意識から、その音符が鍵盤のどの位置にあるかをイメージしてみましょう。
音符のかたまりが出てきた時、速く正確に鍵盤に結び付けられるかが大事になってきます。
音符ひとつひとつが、どの鍵盤を示すのか丁寧にイメージしながら楽譜を読みましょう。
音符を読む速さで同時に鍵盤を弾くことが出来るようになりますので、これで格段に初見の精度が上がります。


ちょっとした工夫で不安や緊張感を和らげることが出来ます!

いかがでしたか?せっかく練習をずっと頑張ってきたのですから、本番でも100%の力を発揮できるよう頑張りましょう。