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私立保育園の保育料や寄付金について

経営母体が民間団体である私立保育園は、公立保育園と比べると、一般的に入園時・在園中の費用が多くかかると言われています。
入園時は用品や制服・通園バッグなど、保護者が揃えるものが多く、その金額は園によって様々です。

私立保育園の保育料や寄付金について
また、在園中は教材費・特別教育費・積立金などの保護者に依頼する費用も、私立保育園によってばらつきがあるようです。
そんな中、特に私立保育園によって金額が様々なのが、「寄付金」の存在です。
今回は、保育料とともに、保護者の方々に依頼する寄付金がどのようなものか、お伝えしていきたいと思います。


◆私立保育園の保育料の決まり方・支払い方

私立保育園には、認可保育園と認可外保育園があります。
まず認可保育園は、行政の基準にそって認定された私立保育園なので、保育料の算定は公立保育園と同じです。
住んでいる自治体によって金額差はありますが、自治体ごとに階層区分が設定されており、保護者の前年度の所得税と子どもの年齢によって保育料が決まります。
平均的には2~3万円と言われていますが、家庭によって保育料は様々です。
支払いも自治体への支払いです。
次に認可外保育園は、保育料の算定に一定の決まりはなく、施設ごとに異なります。
しかし、住んでいる地域によっては保育料の上限があったり、補助金が出る地域もあります。
保育料の支払い方法も認可保育園と違い、保育料は園に直接支払うことになります。


◆私立保育園(認可保育園)の保育料例

認可保育園である私立保育園の保育料は、具体的にどのくらいなのでしょうか。
保育料例として、前年所得税額10万円の場合、どのくらいになるのかご紹介します。

H28年・月額保育料例(第一子・標準時間保育・前年所得税額10万円の場合)
<東京都新宿区>
0歳~2歳児・・・15,400円
3歳児・・・10,900円
4、5歳児・・・10,800円

<神奈川県横浜市>
0歳~2歳児・・・25,500円
3歳児以上・・・19,500円

<茨城県水戸市>
0歳~2歳児・・・40,000円
3歳児・・・34,820円
4、5歳児・・・29,000円

このように自治体によって全く保育料が異なります。
働く人口が多く税収が高い地域は保育料が安くなることが多く、高齢者の多い地域は保育料が高い傾向が見られるようです。
また、同時に第一子と第二子を通わせる場合は保育料が半分、第三子以降は無料になるなど、自治体によって優遇される自治体が多いです。
なお、子どもの年齢によって保育料が違う理由は、低年齢であるほど子ども本人が自分で身の回りのことで出来ることが少なく、保育士の数(人件費)を必要とするからです。


◆私立保育園(認可外保育園)の保育料

無認可保育園である私立保育園の場合は、保育料が施設ごとに違い、はっきり定まっていません。
独自の補助金や限度額がある地域もありますが、ない地域も多く、認可保育園と比べて高額になる傾向があります。


◆私立保育園(認可外保育園)の寄付金の目安額

私立保育園では、保育料とは別に寄付金があります。
その額も気になるポイントです。
依頼方法は一般的に、「1口○円で、○口以上」という形で寄付金の額を示し、保護者に依頼している私立保育園が多いようです。
その寄付金の額は、2万円以上の設定で毎年募るという園があったり、10万円以上の設定で毎年募る園があるなど、実に様々です。
お金がかかると評判の有名私立幼稚園では、寄付金が1口10万円で3口以上という園もあるようですね。
3年間寄付するとなると、最低額で30万円×3年間=90万円の寄付をすることになります。
もちろん、より多額な寄付をされる方もいるようです。
ですが、私立保育園は様々な民間団体が運営しているため、園ごとに寄付金の額は違います。
中には寄付金が全くないという私立保育園もあります。
また、寄付金はないけど、子ども達が園で共有して使うティッシュペーパーなどの消耗品の寄付をお願いしている、といった園もあるようです。

〇寄付金の使用用途
では、寄付金は何に使われるのでしょうか。
使用用途がはっきりしていないと、保護者の方々にも依頼しにくいものですよね。
私立保育園で集められた寄付金の多くは、園舎やその他の施設の新築・改築・改修や、園内や園庭の設備・整備、遊具の新設などに当てられることが多いようです。
私立保育園は民間団体による経営ですから、園によってはそういった保護者の方々からの協力も必要となるようです。

〇強制?任意?
私立保育園で募っている寄付金が、「強制か任意か」という点も気になるポイントだと思います。
私立保育園で募る寄付金は、強制ではなく、基本的に「任意ですが・・・」と前置きされていることがほとんどだと思います。
しかしながら、保護者の方々にしてみれば子ども達が通う園のことですし、多くの方々が寄付するので、払わなければならない雰囲気になることもあるようです。