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待機児童解消にも一役!人気の「小規模保育」とは?

人気が高まっている「小規模保育」

保育士や幼稚園教諭を目指す皆さん、「小規模保育」をご存じでしょうか? 小規模保育とは、その名の通り、少人数の子どもの保育を行う施設・制度のことです。

待機児童解消にも一役!人気の「小規模保育」とは?
最近、保育士さんの就職転職先として人気が高まっている、この「小規模保育」。
いったいどのようなところなのか、気になっている人も多いのでは? 今回は、「小規模保育」に関する情報をご紹介したいと思います。


待機児童解消にも一役!人気の「小規模保育」とは?

○そもそも少規模保育とは?
小規模保育とは、0-3歳未満児を対象とした、定員6人以上19人以下の少人数で行う保育を指し、定員5人以下の家庭的保育、定員20人以上の認可保育所の中間に位置します。
2015年度より施行される、「子ども・子育て支援法」により国の認可事業として位置づけられ、待機児童解消への足掛けとして期待されているのも特徴です。

○小規模保育で待機児童解消を目指す
認可保育所を新設するとなると、自治体による用地確保や、施設建築を経て開園するまでに2~3年かかります。
一方、小規模保育園の場合は4~5ヶ月程度で開園準備が整うため、待機児童が集中しているエリアにピンポイントで保育所を供給できるという利点があります。
現在は自治体の運営が主となりますが、「子ども・子育て支援法」が本格施行されれば、「小規模認可保育所」として国の制度として利用できます。
料金も、認可保育所と同じく、世帯収入に応じた応能負担が適用される見込みです。

○小規模保育における保育士のメリットは?
では、小規模保育によって、保育士さんのメリットとなるのはどんな部分でしょうか? そこで、まず挙げられるのが、子ども3人につき保育者一人という比率です。
認可保育所の場合は1~2歳児の場合子ども6人に対し保育者一人とされているので、手厚い保育が可能で、保育士の負担も減り、保護者も安心できる環境が実現します。
そして、対象人数が少ない分、子どもたちの個性に合わせた保育が可能になり、活発な子、おとなしい子、それぞれに臨機応変な対応が可能で、それぞれの子どもの長所を伸ばしていく保育目標を立てやすい環境です。
規模の大きな保育施設で、大勢の子どもを見守りながら、神経や体力を使うのに比べて、保育士さんの負担も軽減し、その分ひとりひとりの保育に集中できる、というのも人気の一因のようですね。
また、小規模保育所の多くはマンションや家の一室を使用していることが多いので、より家庭的な雰囲気も魅力の一つと言えます。


小規模保育事業者に、全国ではじめて団体保険を発売!【三井住友】

三井住友海上火災保険は、小規模保育所を運営する事業者に向けて、団体保険を発売すると発表しました。
全国ではじめての試みです。
現在、児童定員19名以下の小規模保育園では、保育中に起きた事故で子どもが怪我をしたり、食中毒にかかったりした場合に入院費・通院費を保障するものはありません。
三井住友海上火災保険では、保護者から事故の損害賠償を問われた場合に子ども一人につき最大で1億円もの額を支払うとのことです。
加入の対象となるのは、小規模保育所を運営する、企業やNPO法人の中で、全国小規模保育協議会に加入した団体です。
2015年の2月から募集し、4月から適用する見込みで、保険料は子ども一人に付き、2610円がかけられ、怪我・感染症をカバーする傷害保険、事故による損害の賠償責任保険の2つ。
子どもが事故によって死亡した場合は100万円、入院の場合は一日1500円を支払うとのことです。
公的な災害共済給付を受けられない小規模保育施設だからこそ、必要になる保険ですよね。
認可保育所と同等の保険制度を整えることで、新規事業者を参入しやすくし、小規模保育所を増加させるという狙いもあるとのこと。
保険の適用はいいニュースですが、保険がかかっていようとかかっていなかろうと、命の重さはかわりません。
悲しい事故が起こらないように、保育の質を高め、安心安全な保育を目指してほしいと思います。


「小規模保育」への期待

今回は「小規模保育」についてご紹介させていただきました。
待機児童問題の解消はもちろん、子どもを預ける、働きながら子育てをしている保護者、そして、整った環境・条件で働きたい保育士にとっても、メリットの大きな小規模保育。
小規模保育のような保育所が充足し、また、安心できる条件が増えることにより、子育てのしやすい理想的な環境作りが可能になれば良いですよね。