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子どもの年齢に応じた保育士のお仕事

年度が替わる時期には、どの年齢のクラスを受け持つことになるのか、ドキドキしてしまう保育士さんが多いのではないでしょうか?受け持つクラスの年齢によって、担当する人数や保育内容が大きく異なりますものね。

子どもの年齢に応じた保育士のお仕事
今回は、子どもたちの年齢によって保育にどんな違いがあるのか、年齢別に保育士さんのお仕事を取り上げてみようと思います!


0歳児クラスの保育士のお仕事

0歳児クラスでは保育士一人で園児3人という割合で見ています。
生まれて間もない赤ちゃんを受け入れる保育園もありますから、保育士さんの仕事は身の回りのお世話がほとんどになります。
登園後は視診・検温などをして、赤ちゃんの体に異変がないかを確認します。
よく様子を観察し、おむつの交換やミルクを与えたりと、お世話をします。
赤ちゃんはまだ泣くことでしか自分の意志を伝えられないので、おむつを交換した際には都度、うんちの状態に異変がないかを確認するなど、健康状態の観察が大切な仕事となります。
また、お天気のいい日にはベビーバギーで近所の公園へお散歩したり、外の空気を吸わせてあげます。


1歳児クラスの保育士のお仕事

1歳児クラスでは保育士一人で園児6人という割合で見ています。
1歳児になると、身の回りのお世話を大人にしてもらうだけではなく、自分でもやってみたいという気持ちが芽生えてくるので、その意志をなるべく尊重して保育をしていくことが大切です。
人形やブロックなどのおもちゃで遊ぶことも得意になってきますが、自分の意志をまだ上手に伝えることが出来ないので、お友達と遊んでいる中で、気に入らないことがあると手を出してしまう子もいます。
そんな時は「貸して」「一緒にやろう」等、遊びのルールを教えます。
また、排泄やお食事、着替えなども自分でも出来る部分が出てくるので、援助をしつつ、出来る部分はやらせてみます。


2歳児クラスの保育士のお仕事

2歳児クラスでも保育士一人で園児6人という割合で見ています。
この頃にはよく動き回るようになるので、目を離せないで見守ることが大切です。
2語文を話したりと自己主張が強くなってくるので、 なるべく否定はせずに暖かく受け止めてあげます。
また、スプーンを使って自分で食事をしたり、お片付け等も出来るようになるので、日々の生活でのルールを教えます。
製作遊びなど、簡単な作業も出来るようになってきます。
あらかじめ子どもの出来る作業を把握し、子どもが達成感を得られるような範囲でやらせてみます。
その際、例えば「のりで貼る」という作業にも「適度なのりの量」や「紙には表裏があること」など、同時にいろんなことを指導していきます。


年少クラス(3~4歳児)の保育士のお仕事

○生活面での年少さんの特徴
年少さんには、春にはまだおむつをしている子どももいます。
しかし、お着替えなど身の回りのことを一人で出来る子が日を追うごとに増えていくのを間近で見られ、子どもの成長を感じやすいところが保育士としてやりがいを感じる一つです。
また、手洗いうがいなども一人で出来ますが、石鹸を使ってずっとその場で遊んでいるようなこともよくあるので、目は離さないように気を付けることが大切です。
はみがきなども一人である程度が出来ますが、仕上げやチェックは保育士が援助します。

○遊びの面での年少さんの特徴
これまでは砂遊び等の一人遊びがメインでしたが、この頃から周りのお友達と一緒に遊ぶことも増えていきます。
ただ鬼ごっこ等のルールが単純なもので、それを保育士が教え最初は一緒に遊んであげることによって、次第に子どもたちだけでも出来るようになっていきます。
遊びの種類が増えていく中で、「これは一人で遊ぶよりも誰かと一緒に遊ぶのが楽しい」というのは感じるようです。
お友達が欲しいと自然と感じるようですので、保育士はサポートしてあげましょう。

○お手伝いをしたがる年少さん
この頃から先生をお手伝いしたいという気持ちを持つ子どもも見られ、お願いをすると喜んで手伝ってくれます。
言葉も上手になってくるので「〇〇先生を呼んできて」とお願いすると連れてきてくれたりします。
お片付けも率先して手伝ってくれますが、時には自分でやったほうが早いのに、と思うこともあります。
しかし子どもにとっては、自尊心・達成感・協力する心や思いやりといった、生きる力を身に着ける経験ですので、保育士さんは気長に待つようにしましょう。


年中クラス(4~5歳児)の保育士のお仕事

○生活面での年中さんの特徴
年中さんになると、普段の生活の中で自分で出来ることがかなり多くなります。
食事はお箸を使えるようになったり、こぼした時には自分から拭くこともあります。
また、脱いだ靴を自分で下駄箱に入れたり、箒を使った掃き掃除なども出来るようになってきます。
文章で言葉を話せるようになりますので自分の気持ちを伝えるのが上手になり、イライラしたり泣いて訴えることが減っていきます。

○遊びの面での年中さんの特徴
お絵描きや折り紙などの手を使う遊びは驚くほどに上手になります。
体を動かす遊びではこれまでは鬼ごっこ等の道具を使わない遊びが多かったのに対し、ボールやブランコ、ジャングルジムといった遊具で遊ぶことも増えていきます。

○ 少しずつ協調性が芽生える年中さん
保育士さんや大人がいなくても子どもたちだけで出来ることが増えていきます。
自分の気持ちをコントロールしないとお友達と喧嘩になってしまうことがわかり、楽しく遊ぶためにはお友達の気持ちも考え、協調するということを少しずつ覚えていきます。
ただ協調性が育っていくのには長い時間がかかりますので、よく喧嘩をしてしまう子や一人でいることが多い子でもあまり心配しすぎずに、長い目で見守る姿勢も必要です。

○年中さんと保育士さんのかかわり方
年中さんになると何でも自分でやりたがる子、助けが必要な子、成長の差が大きくなってきます。
保育士さんはよく子どもたち一人ひとりを観察することが大切です。
その子にはどのくらいのことをさせるのか、それぞれが自立できるような手助けや言葉をかけてあげましょう。
また、年中さんは約束ごとを自分たちで作り、自主的に守ることが出来るようになります。
約束を守ることは全ての基本ですので、保育士さんや大人が約束を破って悪い見本になってはいけません。
信頼関係を壊さないためにも出来ない約束はしないこと、約束したことはお互いがきちんと守ることを必ず気を付けましょう。


年齢に応じた特徴を理解して成長に寄り添おう

子どもの1年間の成長は大人の数倍とも言われるくらいですから、1歳違うだけで接し方や気を付けることも全く違います。
ただ、どの年齢でも、いつも子どもをよく見てあげること、子どもの気持ちを尊重してあげることが大切だと思います。
子どもの成長にしっかり寄り添っていきたいですね