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保育士1年目の悩み。よくある失敗と対策、新人保育士としての心構え

憧れの保育士になって1年目、夢が叶い、胸躍る時期でしょう。その一方で、初めての職場ということもあり、保育スキル面の不安はもちろん、人間関係や持ち帰り仕事、残業など失敗の連続に思い悩む新人保育士さんは多いようです。このコラムで、保育士1年目によくある悩みや失敗への対策を知り、新人保育士としての心構えを身につけましょう。

1年目の元気な新人保育士の写真

miya227/shutterstock.com



保育士1年目の仕事内容は?

保育学生さんのなかには、ずっとなりたかった保育士の夢を叶えたという方もいるでしょう。


憧れの仕事に就いたものの、その大変さから、失敗や反省ばかりで悩みを抱えることもあるかもしれません。


実際に、1年目の保育士さんにはどのような仕事が任せられるのでしょうか。


  • 子どもへのかかわり
  • 保育計画や日誌などの書類作成
  • 保護者への申し送り
  • 製作物の準備
  • 清掃や洗濯、水やりなどの用務
  • 職員会議への参加

新人保育士も担任を持つことが多い保育現場では、「新卒でもスキルのある他の職員と同じように仕事を任せられる」という大変さがあるかもしれません。


1年目の悩みやよくある失敗、反省を知って、入職に備えておきましょう。



保育士1年目の悩みや失敗とその対処法

ここでは、先輩保育士さんの経験談をもとに、保育士1年目の悩みや失敗、反省をまとめました。


先輩の意見をもとにした対処法もあわせて紹介します。



保育スキル

保育士はただ子どもといっしょに遊ぶのではなく、5領域を意識した援助や、クラスをまとめるリーダーシップが求められます。


実習やアルバイトの経験では得られない、「担任」としての仕事に戸惑うこともあるでしょう。


よくある悩みや失敗

  • 子どもとどうかかわればよいのかわからない
  • 子どもが話を聞いてくれない
  • 子どもの危険に気がつけない

1年目の新人保育士ができる対策方法

まず、子どもに目線を合わせることを意識するとよいでしょう。


特に叱るときは子どもの目を見て、気持ちを推し量りながら気持ちを伝えることが大切です。
子どもの視点に立ってコミュニケーションを取ることで、子どもの思いがだんだんわかるようになるかもしれません。


また、アレルギー対応や事故防止など、危機管理も重要になります。預かったときのままの姿で降園できるよう、小さな危険にも目を光らせておきましょう。



事務や雑務の仕事

保育計画や記録といった書類の作成や、物品の注文、園内の清掃や飼育している動物の世話など、保育士さんの仕事は多岐に渡ります。


保育だけでも手一杯な1年目、このような子どもとかかわること以外の業務にも苦しむことがあるかもしれません。


よくある悩みや失敗

  • なかなか保育書類が書けない
  • 清掃や片付けなどのやり方を覚えられない
  • 事務や用務で同じ失敗を繰り返してしまう

1年目の新人保育士ができる対策方法

保育計画や日誌、記録といった保育書類は、子どもの様子をしっかり把握しておくことでスムーズに作成できるようになるかもしれません。


普段の子どもの様子や印象に残ったことをメモしておいたり、先輩の作った書類や書き方のコツを紹介している本などを参考にしたりするとよいですね。


また、保育以外の業務は、やり方のメモを残しておくとともに、何度も繰り返し行って慣れていくことが大切になります。


もしわからなくなったら、自分の判断で行うのではなく、周囲の先輩に聞くようにしましょう。



人間関係

職員同士の連携が求められる保育の仕事では、人間関係の悩みが尽きないかもしれません。


また、女性が多い職場でもあるため、女性特有のトラブルに巻き込まれることもあるようです。


よくある悩みや失敗

  • 先輩に萎縮してしまって相談や質問ができない
  • 嫌味を言われたり、冷たく当たられたりする

1年目の新人保育士ができる対策方法

後輩としてうまくやっていくためには、重いものを運んだり片付けをしたりなど、大変な仕事や細かい仕事を率先して行うことが大切です。


また、嫌味や陰口など、あからさまな嫌がらせを受けている場合は、園長先生や主任先生などに相談してみてもよいでしょう。


同期や年齢の近い保育士さんと仲良くなって、園内で頼れる存在を作っておくこともポイントですね。



保護者対応

新卒保育士さんにとって、多くの保護者は年上の方のため、最初は保護者対応の仕方に戸惑うこともあるかもしれません。


よくある悩みや失敗

  • 言葉遣いが正しいかわからない
  • 顔と名前が一致しない
  • ケガなどのマイナスなことをどう伝えるべきか迷う
  • 連絡事項を伝え漏れてしまう

1年目の新人保育士ができる対策方法

子どもと違って、難しい言葉でもコミュニケーションを取れるのが大人ですが、その一方で信頼関係を築くのが難しいと感じる方もいるでしょう。


まずは子どもの様子や連絡事項は、メモを見ながら丁寧に伝えることから始めましょう。


伝え方が難しいケンカやケガなどについては、先輩保育士さんに相談するとよいかもしれません。


また、保護者の方が見る連絡帳などでは、字を丁寧に書いたり、子どもの様子がわかるような内容を盛り込んだりといった配慮ができるとよいですね。



残業・持ち帰り仕事

保育以外にもたくさんやることがある保育士の仕事。
1年目には、うまく仕事を回すことができずに、残業や持ち帰り仕事が増えてしまうこともあるでしょう。


よくある悩みや失敗

  • 業務時間内に仕事が終わらず、結局持ち帰ってしまう
  • 書類や製作、清掃など保育以外の業務に時間を取られてしまう

1年目の新人保育士ができる対策方法

多くの園では、業務時間のほとんどが保育に充てられており、なかなか書類作成や製作などを済ませることができないかもしれません。


適切な書き方や作り方がわからないときは、まずは先輩に相談してみましょう。
書類や工作は本などで作例を参考にしながら作るとよいかもしれません。


また、壁面や工作などの製作物は、自宅で大まかにアイデアを考えて、園では作るだけの状態にしておくとスムーズになりそうですね。



体調管理

早番や遅番など不規則なシフトに加えて仕事量も多く、なにかと体力勝負になりがちな保育士さん。


体調管理も1年目の保育士さんの悩みのタネなのではないでしょうか。


よくある悩みや失敗

  • 風邪や病気での休みが多く、申し訳ない気持ちになる
  • 1日働くと身体がクタクタ、なかなか疲れが取れない

1年目の新人保育士ができる対策方法

手洗いやうがいなどの予防をしっかりすることに加え、バランスのよい食生活を心がけましょう。
また、家ではゆったりと過ごし、十分な睡眠時間を確保することも大切です。


しかし、いくら健康に気を配っても、どうしても体調を崩してしまったときもあるでしょう。


そのときは、無理して働くよりも、しっかりと休息を取り、早めに治すことが肝心です。
もし急なお休みの連絡をするときは、できるだけ早めに連絡し、反省と謝罪の言葉を添えるとよいですね。


関連記事:新人保育士の人間関係マニュアル。良好な関係を保つためのコツや改善策/保育士就活バンク!



保育士1年目が知っておくべき心構え

1年目の新人保育士の写真

milatas/shutterstock.com


最後に、1年目の保育士さんが持つべき3つの心構えをまとめました。



報告・連絡・相談をしっかり行う

保育の仕事は特にチームプレーが大事です。
わからないことはすぐに聞く、問題はすぐに報告するという意識を徹底して、先輩方との連携を強めることを大切にしていきましょう。


特に子どもや保護者の方とかかわることは、一度間違ったことを伝えてしまうと、訂正するのに多大な労力を使うことになります。


少しずつ信頼を積み上げていくためにも、まずはこの「報・連・相」を意識して仕事に取り組んでいきましょう。



積極的に学ぶ姿勢を持つ

新人保育士さんは、先輩方からスキルや仕事のやり方を教えてもらう立場であるということを意識しましょう。


わからないことは先輩にたくさん質問したり、聞いたことはまずメモをとったりなど、「早く身につけよう」という姿勢でいることが大切です。


また、教えてもらったことはすぐ実践しようとする姿を見せれば、教えた人もうれしく思うかもしれませんね。



気分転換やストレス発散ができることを見つけておく

新卒1年目の間は、慣れない社会人生活や責任の大きい保育士の仕事のプレッシャーから、知らないうちに疲れが溜まっていることも多いでしょう。


友だちと話したり、好きなことに没頭したりなどストレス発散になる手段を作っておくことが大切です。


仕事が終わったら、自分の体調やメンタルを整えることで、また仕事をがんばる活力につながるかもしれません。



保育士1年目は悩みや失敗を反省し、成長に変えていける時期

今回は、1年目の新人保育士さんの悩みや失敗の例や、心構えをまとめました。


新卒の保育士さんは何をやるにも初めてのことばかり。最初からうまくいかないのは当たり前なので、失敗と反省の繰り返しで身につけていきましょう。


その際、気になったことはどんどん先輩に相談していく姿勢が大切です。まずは自分を大切にして、目の前の子どもと向き合うことで保育の楽しさがわかってくるかもしれません。


1日1日を大切にしながら進んでいくうち、保育士としての自信もついてくるはずです。たくさんのことを吸収して、素敵な保育士になってくださいね。