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歌が苦手、音痴でも保育士になれる?音痴の種類や原因、克服のための対処法

保育学生や新卒保育士の中には、歌が苦手で歌えない、音痴を克服したい方がいるのではないでしょうか。保育士試験の音楽に関する実技では歌を歌ったり、ピアノを弾いたり、保育活動の中でも子どもたちの前で歌う場面は多いですよね。今回は、音痴でも保育士を目指せるのかについて、音痴の種類や音痴の対処法を紹介します。


歌が苦手、音痴でも保育士になれる?音痴の種類や原因、克服のための対処法

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歌が苦手、音痴でも保育士を目指せるの?

保育園や幼稚園では、保育士が日々の保育活動の中で歌遊びをしたり、運動会や発表会などの行事で子どもたちといっしょに歌ったりすることがあるでしょう。


また、保育士試験の実技でもピアノを弾きながら歌う場面があるため、就職した際にも歌や音楽は保育士の仕事において必要となりますよね。


そのため保育学生や新卒保育士の中は、「音痴でも保育士になれるかな?」「歌が苦手だけど保育士として続けていけるかな?」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。


そもそも保育士試験の実技では、歌の上手い下手で合否を判断しているのではなく、子どもたちに対して歌の楽しさを伝えられているかということを重視しており、保育現場でも子どもたちといっしょに歌を楽しむことを大切にしているかもしれません。


実際に保育士として働いている方の中にも、練習を積み重ねることで音痴を克服した方もいるため、歌が苦手、音痴で悩んでいるという場合でも目指せる職業といえるでしょう。


ここからは、音痴の種類や原因、保育士の仕事において音痴を克服するための対処法をくわしく紹介します。



音痴の種類や音痴だと感じる原因

歌が苦手、音痴で悩んでいる保育学生や新卒保育士はいるかもしれませんが、どのようなときに自分が音痴だと感じるのでしょうか。

一般的に、自分が音痴だと感じる原因には


  • 音程が分からない
  • 大きな声が出ない
  • 高い声や低い声が出ない
  • リズムが取れない

などが挙げられるようです。


歌や音楽は、1曲の中で音程が変わるため、音の高さが大きく変わると音程やリズムが分からなくなってしまったり、高い声や低い声を出すことができなかったり、ということがあるかもしれません。そうしたことが積み重なると、自分は歌が苦手だ、音痴だと感じる原因になり、苦手意識につながることが考えられるでしょう。


自分が音痴と感じる原因はさまざまありますが、音痴の種類は大きく分けて、運動性音痴と感覚性(感受性)音痴の2種類あるようです。




運動性音痴


正しい音程やリズムは分かっているのに、実際に歌ったり、ピアノを弾いたりすると正しく再現できずにずれてしまうのが運動性音痴です。


そのため、自分がピアノを弾いているときにリズムがずれてしまう、歌っているときに途中で音が外れてしまうなど、自分で間違ったことに気づけている、音痴だと自覚している方が該当するでしょう。


運動性音痴は音程やリズムがずれていることを理解しているので、発声練習やリズムの練習をして正しくコントロールできるようになれば、音痴を克服することができるかもしれません。



感覚性(感受性)音痴


歌っているときやピアノを弾いているときに、音やリズムのずれに全く気づかない場合は感覚性(感受性)音痴といえるでしょう。


自分でずれていることが分からないため、人から音痴だと指摘されて気づく方が多いようです。また、音の高さや低さが理解できない、ピアノで音を出して確認してもその音が何の音なのか分からない、という感覚性(感受性)音痴は先天性的な要因が大きいといわれています。


感覚性(感受性)音痴の場合は、音を聞いて一つひとつ覚えることから始めるため、直すには時間がかかってしまうかもしれません。


このように、一般的に音痴といわれるものは、運動性音痴と感覚性音痴の2種類に分かれています。自分がどちらの音痴に該当するのか知ることで、音痴の克服もしやすくなりそうですね。


それでは歌が苦手、もしくは自分が音痴だと感じている保育士ために、音痴を克服する対処法をいくつか紹介します。



保育士の音痴を克服するための対処法①手や足を使ってリズムを取る

歌うときやピアノを弾くときの基本として、リズムを正しく刻めることが挙げられるでしょう。リズムがずれるのを克服し、上手にリズムを取れるようなるには、手や足を使ってリズムを取る練習をするといいかもしれません。


やり方は簡単で、曲のリズムに合わせて足踏みをしてみたり、手拍子をしたりするだけで行うことができます。最初はテンポの遅い曲で練習をして、慣れてきたら曲にあわせて自分で声を出しながら手足でリズムを取ったり、もしくはテンポを少し早めた曲で練習してみたりするとよさそうです。


最初は曲のテンポやメロディの音につられてリズムがずれるかもしれませんが、練習を続けているうちに少しずつ感覚が身につき、曲に合わせられるようになるでしょう。 曲に合わせて手を叩くリズムトレーニングの動画やアプリもあるので、自分でリズムがずれているか判断できないときは試してみてもいいかもしれません。



保育士の音痴を克服するための対処法②ピアノで音を確認する

歌っているときに音程が分からなくなる場合や、高い声や低い声が出ないという場合は、ピアノで音の確認してみるといいでしょう。


これは、ピアノの音と実際に自分が出した声にずれがないか確認するという方法です。高い音や低い音、色々な音をピアノで出してその音を真似しながら声を出せば、自分の音域を確認することにもつながるでしょう。


ピアノが家にない場合でも、携帯電話のアプリでピアノの音が出せるものもありますので、活用してみるとよさそうですね。もし音がずれてしまった感じたときは、基本となるドの音から順番に音を確認しながら声を出していくと分かりやすいかもしれません。



保育士の音痴を克服するための対処法③自分の歌を録音して聞く

音程が分からないという場合は、自分の歌を録音して聞いてみるのも一つの方法です。


はじめて録音した自分の声を聞くと、違和感があるかもしれませんが、一般的に録音した声は他人が聞いている自分の声に近いといわれています。


自分の歌を録音して聞くことで、どこの箇所で音やリズムがずれているのか現状を客観的に判断することにつながるでしょう。さらに、自分が出せる音域も確認しやすくなるかもしれません。


大きな声が出ていないと感じた場合は、口を大きく開けたり、姿勢を正したりして歌うと喉が開いて大きな声が出しやすくなるようです。意識して口を大きく開けているときと、普段の歌い方で歌ったときを録音して聞き比べてみてもいいでしょう。



保育士の音痴を克服するための対処法④ハミングで歌ってみる

リズムがずれていると感じた場合は、まずはハミングで歌ってみるといいかもしれません。


ハミングは口を閉じて鼻息を出して歌うため鼻音唱法ともいわれています。口を閉じているため「んー」や「むー」といった声になるかもしれませんが、そのままの状態で歌いたい曲やメロディを歌ってみましょう。


歌詞を歌わないことで、リズムだけに集中することができるため、リズムを取る練習になるようです。また、ハミングは歌詞を歌うよりもメロディが聞き取りやすいこともあり、音程のずれにも気づきやすくなるでしょう。


普通に歌うよりもハミングのほうが音は響きにくくなるので、夜間でも練習がしやすそうですね。



保育士の音痴を克服するための対処法➄お手本となる歌をよく聞く

音程が分からない場合は、プロの方が歌っている歌やピアノをお手本として聞き込むのも有効な方法のようです。


CDや動画などを再生しながら一緒に歌ってみたり、ピアノを弾いてみたりすると自分の歌とプロの方との違いを明確に比較することができるでしょう。身近に歌が上手な人がいるのであれば一緒に歌ってもらう、もしくは自分の歌を聞いてもらって、音程やリズムのアドバイスをもらうのもいいかもしれません。


歌やピアノが苦手な方は、一緒に歌ってもらうことや人に聞いてもらうことに抵抗があるかもしれませんが、自分以外の人からアドバイスをもらうことで新しい気づきがありそうですね。


このように、保育士の音痴を克服するための対処法は、手や足を使ってリズムを取る、ピアノで音を確認する、ハミングで歌う、録音した自分の声を聞いたり、お手本となる歌を聞いたりするといった方法があります。そのため、自分に合った対処法で取り組むと、音痴の克服がしやすくなるでしょう。


音楽を専門的に教えている保育園や幼稚園もあるようですが、保育や教育の方針では、友だちといっしょに歌ったり、リズムに合わせて体を動かしたりして音楽に親しみを持つことをねらいとしているため、保育士は子どもたちと楽しく歌うことが大切といえそうです。



自分に合う対処法で音痴を克服して保育士の仕事に活かそう

今回は、音痴と感じる原因や音痴の種類、音痴を克服するための対処法を紹介しました。


音痴と感じる原因は人それぞれですし、音痴も運動性音痴と感覚性(感受性)音痴の2種類あるため、まずは自分がどちらなのか確認してから対処法を実践するといいでしょう。


手や足でリズムを取ったり、自分の声を録音して聞いたりと、克服するための対処法も簡単にできるものが多いため、保育士試験の実技を受験する前や保育士と働く前などに自分に合う対処法で行うといいかもしれませんね。


音痴は人によって克服するのに時間がかかる場合もあるため、音痴が直らないまま保育士として歌うことになったとしても、子どもたちが音楽に親しみを持てるように笑顔で楽しく歌うことを心がけるようにしましょう。